ガーデンウェディングやロケーションの良い会場で結婚式をされるなら、夕方~夜の時間帯に結婚式を行うのもおすすめです。日が沈みかけている夕方から夜はその時間帯には昼間にはない大人びたロマンチックなムードがあります。また、夜景や星空、明かりを用いた演出が楽しめるからです。 ここでは、夜の結婚式におすすめの会場と、ぜひ取り入れたい演出を紹介します。
ロマンチックに!大人っぽく!「夜の結婚式」のおすすめ会場と演出
1. 夜景にこだわる!夜景で選ぶオススメ会場
夜の結婚式だからこそ、夜景にこだわって会場を選ぶのはいかがでしょう。美しい夜景が望める会場をご紹介します。
スカイツリー、東京タワーが一望できる!
「RESTAURANT LUKE with SKY LOUNGE」東京都中央区
東京で、大人っぽくお洒落な結婚式がしたいという方におすすめなのが、こちらの会場。挙式を行う館内チャペルからもテラスチャペルからも東京の絶景が見下ろせる作りになっています。披露宴会場も地上221mで、壁一面がガラス張り。昼間も素敵だと思いますが、夜はさらに都会ならではのラグジュアリーな雰囲気が格別な会場です。
神戸の海と空、街の夜景が美しい!
「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」神戸市中央区
沈む夕日に染まる海、船の点々とした灯り、整備された美しい神戸市の夜景、これら全てが実現するのが「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」。海ならではの明るさと開放感、街の夜景の都会の魅力が同時に楽しめるのが魅力です。ガラス張りの天井になっている挙式会場アクアホール、複数ある披露宴会場全てから夜景が楽しめます。
長野市街の丘に立つ静かでモダンな結婚式場
「AMANDAN SKY ~アマンダンスカイ~」長野県長野市
長野駅より車で15分の、緑豊かな丘に立つ結婚式場「AMANDAN SKY ~アマンダンスカイ~」。機能美を追究したモダンで落ち着いた建物、自然に恵まれており、居心地の良い結婚式場です。緑の先に長野市の夜景が望め、夜は昼の清々しさとはまた違った魅了があります。広いお庭でのガーデンウェディングも可能です。
2. 夜だからこその雰囲気とサービス!夜専用プランのあるオススメ会場
最近ではナイトウェディングプランを用意している会場も少なくありません。そうした会場では結婚式場が夜ならではの素敵な演出を用意しています。
夜の和婚だからこその荘厳なムード
「氷川会館」埼玉県川越市
川越氷川神社に併設されている氷川会館には、夕方から限定のプラン「夜宴「かぐや」プラン」があります。氷川会館の挙式では、新郎新婦が挙式を行う本殿まで巫女や楽人に先導されて参道を歩きます。その風景は昼間でも十分趣がありますが、参道に沿って置かれた灯りの中静かな境内を行く姿はさらに美しいことと思います。このプランのみの飲み物、デザート、お花も用意されているようです。
絵本の世界に迷いこんだよう!
「軽井沢ホテルブレストンコート」長野県軽井沢町
軽井沢にある星野リゾートのホテル「軽井沢ホテルブレストンコート」では、キャンドルの灯りにつつまれて行うキャンドルウェディングを提案しています。「軽井沢ホテルブレストンコート」の挙式会場は3ヶ所あります。その中でもオーガニック建築である「石の教会内村鑑三記念堂」は、、軽井沢の自然に溶け込んだような石畳に作られた建物です。そこでキャンドルが灯されると、絵本の世界に迷い込んだような幻想的な雰囲気になります。素敵なリゾートホテルですから、そのままお泊りできるのも魅力です。
満点の星空と雪と氷が彩るウェディング!
「ジョルダン・ドゥ・ボヌール」北海道札幌市
雪国だからこそ楽しめるのが満点の空の下、真っ白な雪と氷が演出する夜の結婚式です。「ジョルダン・ドゥ・ボヌール」では1月~3月中旬まで期間限定「ホワイトリュクスプラン」を用意しています。氷の館(アイスバー)では氷のバーやテーブルがあり、ホットカクテルを楽しめるなど楽しそうです。雪景色の中のイルミネーションやキャンドルの演出はとても神秘的。たくさん素敵な写真が撮れそうです。
3. 自分でも用意できる夜の結婚式の演出アイデア
夜の結婚式におすすめの会場をご紹介してまいりましたが、夜の結婚式用の特別な演出やプランが会場になくても、自分たちで夜ならではの演出を工夫をすることはできます。
花火
ガーデンなど屋外空間が利用できる会場なら花火を取り入れるのも素敵です。花火はきれいなだけではなく、男女問わず多くの方が童心に返って楽しめる演出。もちろん、お子さんが列席している場合でもとても喜ばれる演出ですね。新郎新婦の入退場の際、列席者に手持ち花火をもってもらう演出や、場所が広く周囲の迷惑にならないなら打ち上げ花火も良いでしょう。
ブライダル用の花火演出を請け負っている花火屋さんもあります。プロに任せられるなら段取りもよく安全なので安心ですね。
スカイランタン
スカイランタンとは、天灯とも呼ばれ、紙袋で作られた熱気球の一種です。古くからアジアの各地でお祝いや願いを込めて夜空に放つ風習があります。スカイランタンの元々は、三国時代に諸葛孔明が戦の戦略に用いたのが始めという説も。
日本ではディズニー映画『ラプンツェル』を思い出す方も多いのではないでしょうか。あの映画ではスカイランタンが物語を美しく演出するだけではなく、重要な役割を果たしています。ラプンツェルは毎年自分の誕生日にスカイランタンが夜空に舞い上がっていくのが何故なのか。閉じこめられている塔の窓から不思議な気持ちで見ています。実はランタンは行方不明になったプリンセスの無事を祈って上げているものでした。プリンセスとはラプンツェル自身であり、このランタンをきっかけにラプンツェルは塔の外へと旅立つことになります。
そんなラプンツェルのエピソードもあり、ランタンはただ美しいだけでなく祈りをこめてあげる特別なものとして、結婚式にぴったりな演出ではないでしょうか。商品説明によると、「風の無い、広い場所で」とのことなので、場所や当日の風の状態にもよるようです。また、固形燃料が燃え尽きる5分間空を舞うようなので、シャッターチャンスは見逃さないようにしましょう。もちろん、火の始末にはお気をつけください。
キャンドルリレー
キャンドルリレーは従来の定番演出のキャンドルサービスに代わって最近人気の演出です。キャンドルサービスが新郎新婦がゲストのテーブルを回ってキャンドルに点火するのに対し、キャンドルリレーは文字通り、ゲスト全員で灯火をリレーします。ゲスト一人ひとりに配られたキャンドルがぽつぽつと灯っていき、最後は会場全体が明るくなる光景は温かみがありながらロマンチック。昼間でもできる演出ではありますが、やはり辺りが暗くなっている夜の式で行うほうがぐっと雰囲気がでる演出です。全てのキャンドルが灯ったあとで、新郎新婦とゲストの幸せを祈ってそっと火を吹き消します。会場全体の一体感も増し、和気あいあいとした空気になるのも魅力です。
キャンドルリレーで使用したキャンドルはゲストにお土産として持って帰ってもらいます。せっかくなので、部屋のインテリアにもなるような素敵なものを用意したいですね。
Magic Candle(ローズ マジックキャンドル)~キャンドルリレーに最適~ PLARY
薔薇の形のキャンドル。LEDライトによって点火すると7色に色が変わっていきます。箱付きなのも嬉しいですね。
席札キャンドルリレー(キューブ・カラー) TOMORROW
こちらはキャンドルの入っているグラスにゲストの名前を入れてもらえるサービス。座席表としても活用できますし、一つひとつゲスト専用になるので喜ばれます。
メッセージキャンドル LASMO
こちらはキャンドルの形、色が選べ、名前とメッセージを入れられます。
4. 夜の結婚式ならではのメリット
夜だからこその演出や特別な雰囲気を楽しめるのが夜に行う結婚式です。価格も昼間の場合よりもリーズナブルに設定されていることが多くあります。また、昼間の出席が難しいゲストでも夜なら出席しやすいということもあるでしょう。
これから結婚式を考えている方は1つの選択肢として検討されてみてはいかがでしょうか。