まるで映画のワンシーン!結婚式でファーストダンスを踊ろう!

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結婚するふたりがペアダンスを披露する“ファーストダンス”。日本では余興で友人たちがダンスを披露することは増えてきていますが、新郎新婦のファーストダンスはあまり見かけませんね。しかし、欧米の結婚式ではハイライトの1つ。カップルの共同作業という意味で、ケーキ入刀やキャンドルサービス以上に注目したい演出です。

「すてきだと思うけど、ダンスなんかやったことないし…」「踊るなんて恥ずかしい…」そう思う方は多いかと思いますが、ファーストダンスにはそんな方にもおすすめしたい強い理由があります。今回は、これまで多くのカップルのファーストダンスレッスンを行ってきたアーサー・マレーダンススクールのインストラクターである松田明里さんにお話をうかがいながらファーストダンスとそのおすすめ理由についてご紹介します。

index 目次
  1. ファーストダンスとは
  2. アーサー・マレーダンススクールの「ウェディングダンスプログラム」

ファーストダンスとは

結婚式に限らず、ダンスを踊るパーティーでの文字通り最初のダンスがファーストダンスと呼ばれています。欧米の結婚式ではレセプション(披露宴)の際に新郎新婦が躍るダンスのことを指します。まず新郎新婦によるファーストダンス、続いて新婦とその父親、新郎とその母親のダンスが披露され、その後は、ブライズメイド、グルームズマンやゲストも交じって、という流れ。だいたい15分間ほどのダンスタイムになります。

ファーストダンスを行うタイミングですが、伝統ではディナーが終わったあとだそうです。しかし、近年ではレセプションの開始直後、新郎新婦が入場して司会がふたりを紹介するとさっそくファーストダンスということも多いそうです。このタイミングのほうが、ゲストの注目がふたりにしっかり集まり、タイムスケジュール的にもスムーズにいくそうです。

ファーストダンスは以前はワルツが定番だったそうです。しかし、近年ではカップルの好みが反映されてさまざまな種類のダンスが披露されます。サルサ、民族舞踊を披露する場合もあるとか。難しいステップでなくても、軽くスタップを踏むだけ、ふたりで手をとりあって揺れているだけでもいいそうです。一般的にはテンポはゆっくりでロマンチックな曲が使われます。

日本では、美女と野獣の『Beauty and The Beast』が人気。作品の中でもダンスシーンに使われています。因みに、世界のストリーミングサイトで調べられたファーストダンスの曲第一は、エド・シーランの「Thinking Out Loud」。70歳になっても君を昔のように愛している。結婚式にふさわしい優しく感動的な曲です。このように、歌詞に込められたメッセージも曲選びの指針になります。

さて、このファーストダンス、日本の結婚式でもぜひとりいれてほしいおすすめ理由がたくさんあります。それは…。

おすすめ理由1:ふたりの愛がより深まる

ファーストダンスは結婚するふたりのお披露目としてゲストを楽しませることですが、それだけではありません。「ダンスをふたりで練習することによっておふたりの仲がより深まります」と松田さん。それには、こんな事情があります。

喧嘩しても手をつなぎ、息を合わせる必要がある

結婚式の準備は楽しいことも多いですが、時には意見が衝突したり、疲れてしまったりで喧嘩になってしまうことも。そんな時でも、ダンスの練習の際には手を取り合い、息を合わせなくていけません。そうすること、お互いを思いあう気持ちも蘇ってきて仲直りするカップルも多いそうです。

ふたりで味わう達成感

少しハードルの高いファーストダンスは、やりきったときには「ふたりでがんばったね」という達成感を味わえます。結婚するふたりはこれから協力し合って生きていきます。これからのパートナーシップの大きな礎になります。

リードする、あわせる・・・体で学ぶパートナーシップ

男女のペアダンスでは男性が女性をリードしますので、男性は女性を上手にエスコートする技術を身につけることができます。日本の男性は女性をエスコートする機会がありませんので、この機会に結婚式でも素敵に見えるエスコートを身につけると良いかもしれません。

女性のほうもダンスでは男性のリードに合わせるということが大切です。「リードすることも合わせることも、はじめての経験ですと大変かもしれません。けれど、ふたりで呼吸を合わせることで、ふたりにとって適切なパートナーシップがつかめいくことがあると思いますよ」と松田さん。男女であっても、ふたりのあり方はそれぞれですが、踊ってみることでふたりにとって大きな気づきがあるように思います。

おすすめ理由2:ドレス、タキシードにふさわしい美しい姿勢、所作が身につく

日本人の場合、日常的にドレスやタキシードを着る機会はほとんどありません。そのため、せっかくドレスやタキシードを着ても、姿勢や所作が伴わず結果着こなしがいまいちのことも。ダンスでは美しい姿勢や所作を学べますので、結婚式当日のドレス、タキシード姿がランクアップします。

おすすめ理由3:主役が躍ることで、ゲストも遠慮なく盛り上がれる

おめでたい結婚式であってもついつい周囲の目を気にしてしまい遠慮がちになることも。主役自らファーストダンスを披露することで、ゲストも遠慮なく盛り上がれる雰囲気ができると思います。

おすすめ理由4:お父さんやお母さん、ゲストと一緒に踊っても楽しい

新郎新婦だけではなく、新婦とそのお父さんとのダンスもとても感動的です。美しい花嫁姿の娘と躍るダンスはお父さんにとっても一生の思い出になるでしょうし、ゲストももらい泣きしそうですね。もちろん、新郎とお母さんでも。ゲストとみんなで踊るのも楽しいと思います。

おすすめ理由5:「ふたりの趣味」のきっかけに

ファーストダンスをきっかけにダンスをふたりの趣味にすることも。ふたりで楽しみを共有すれば日々仲良しでいられますし、記念日にふたりで踊るのもすてきですね!

アーサー・マレーダンススクールの「ウェディングダンスプログラム」

今回お話を伺った松田さんのアーサー・マレーダンススクールは、100年以上の歴史があり、世界中にスタジオを展開している社交ダンススタジオです。日本では大阪、神戸、東京、横浜、名古屋にスタジオがあります。


実際にアーサー・マレーダンススクールでレッスンを受けてファーストダンスを披露したカップル画像です。ゲストは楽しそうですし、なによりも新郎新婦が幸せそうですてきですね!手をとりあって見つめ合う姿がとても微笑ましいです。

レッスンは二人のためにしっかりとしたカウンセリングから始まります。結婚式まで練習できる回数や着用するドレスも考慮して、ダンスの種類や選曲、難易度を決めていきます。プロのインストラクターがふたりの要望を聞きつつ、上手に導いてくれるので初心者でも安心して任せられそう。レッスン料金は、最初の2回 (45分/回) は ¥9,980です。

プライベートレッスンの他にも、スタジオ内で行っている練習用のパーティーにも無料でご参加可能とのこと。「練習していても、いざ人前で踊れるか心配」という方も、事前に人前でリハーサルを行えるの安心です。

詳細はアーサー・マレーダンススクールまで直接お問い合わせください。
アーサー・マレーダンススクール (外部リンク)

最近では学校でもダンスを教えることが多くなり、ダンスの教室も増え、日本人でもダンスを趣味にする方が増えてきています。結婚式のファーストダンスに挑戦したカップルの満足度は高く、ゲストからも好評のようなので、これから新たな文化として浸透していくのではないでしょうか。

Text by:AY

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