藤原紀香、千秋、吉田鋼太郎・・・2016年だけでも再婚した芸能人のニュースは珍しくありません。結婚する?しない?入籍する?しない?年齢や国籍、性別・・・結婚が多様化しているといわれる今、離婚や再婚にもやはりいろいろなケースがありますが、今回は実際のデータをもとに最近の「再婚」の状況について見てみたいと思います。

再婚はほんとうに増えているのか?

↓ 初婚/再婚の組合せ別婚姻数

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(2014年「人口動態調査」より)

2010年以降婚姻件数は少しずつ減っていて、2014年は64万件程度、そのうち「夫婦とも初婚」は47万件程度、「夫婦とも再婚またはどちらか一方が再婚」は17万件程度になっています。2014年は再婚の夫婦が26%を占めており、4組に1組が夫婦とも再婚またはどちらか一方が再婚のカップルとなります。しかし「再婚もよくあること」といわれる世の中ですが、実は再婚の件数は2006年の19万件程度をピークに減少傾向にあります。35年ほど前の1980年の数字と比べれば1.5倍に増えていますが、この10年ほどは、件数としても、婚姻件数の総数に対する割合としても、再婚はあまり増えていないといえます。

また、再婚のうち、夫再婚・妻初婚が9.8%、夫初婚・妻再婚が7.1%なので、男性の方が再婚率としては高くなっています

離婚後も独身のままでいる人はどのくらい?

国勢調査の統計では、年齢別に「未婚」「有配偶」「死別」「離別」の人口に対する割合を見ることができます。ここでは「離別」の割合を見てみましょう。

↓ 2010年「性別、年齢、配偶関係別割合(離別)」

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(総務省統計局「国勢調査報告」より。年齢別人口(配偶関係不詳を除く)に占める割合。)

この統計でいう「離別」は「離婚後独身の人」で、再婚して配偶者がいる人や死別した人を含みません。離婚した後、独身のままでいる人の、その年代の人口に対する割合を表しています。男女ともにどの年齢でもこの割合が大きくなっていることがわかります。離婚しても再婚しないまま独身でいる人が増えているということになります。またどの年齢でも女性の割合が男性よりも高くなっていて、裏返すとやはり女性よりも男性の方が再婚率は高いことがうかがえます。

離婚後、どのぐらいの期間を経て再婚するのか?

↓ 前婚解消後から再婚までの期間

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(2014年「人口動態調査」より)

この表は離婚から再婚までの期間を男女別に表したものです。離婚後1年未満に再婚する人は男性で15.9%、女性で12.7%となっています。女性は再婚禁止期間(先日6ヵ月から100日に短縮する民法改正案が衆院で可決、国会での成立が目指されている。)があり、離婚後6か月は再婚できないことの影響もあってか、1年未満の再婚は、男性より少し低めとなっています。また、男女ともに半数以上の人が5年以内に再婚していることがわかります。

まとめ

  • 4組に1組が再婚している。この10年ほどは再婚の数が増えているわけではない。
  • 女性よりも男性の方が再婚率は高い。
  • 再婚した人は半数以上が離婚後5年以内に再婚している。