「どうして私ばっかり?」と言われない、夫婦の家事分担の考え方

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夫婦共働きの時代、男女平等、イクメンなど共に夫婦での家事分担について議論されることが増えてきました。いつまでも夫婦仲良く支え合っていくためにも、どちらかが大きく負担を抱えているという状態は避けなければなりません。「どうして私ばっかり?」と思われない夫婦の家事分担の考え方についてご紹介します。

index 目次
  1. ルール作りは「ゆるく」がおすすめ
  2. できる人ができることをする
  3. できない時には理由がある
  4. 支え合う気持ち
  5. 「手伝う」意識をなくす

ルール作りは「ゆるく」がおすすめ

夫婦となり、お互いの生活スタイルや仕事などを考慮しルールを設けることがあります。その中にはもちろん家事分担についてしっかりと取り決めをする夫婦もいますね。しかし、はじめの内はそのルールは「ゆるく」することをおすすめします。

二人で夫婦として生活する上で自然とできるルールが本来、お互いに無理のないものとなりますよ。家事分担に厳密に従おうとすることで、出来なかった時の罪悪感が生まれて息苦しくなってしまいます。夫婦仲良く笑顔で過ごすためにも、ルール作りは「ゆるく」でいきましょう。

できる人ができることをする

夫婦は生活を共にし愛情を深めていきます。この「生活を共にしている」状況がとても大事な部分で、家事分担に関わる考え方に影響を与えるところでもあります。二人で生活をしているのですから、家事はできる人ができることをするという考え方を持つとスムーズになります。

これは「気付いた人が気付いたことをする」ということでもありますが、そのように考えることで両者が自主性を持てますし、お互いに感謝の気持ちを持ち続けることもできます。家事分担で決めたから必ず妻がしなければならない!夫がしなければならない!と固く考えるのではなく、生活しやすい環境を二人で整えていきましょう。

できない時には理由がある

家事分担をした際にも、ロボットではないので全てのことを毎日こなせることばかりではありません。仕事から帰宅すると妻がするはず/夫がするはずの家事ができていないことを責めるようなことはしてはいけません。そこには必ず理由があるのです。

疲れている、急な用事が入ったなど、そんな状態は互いによくあること。子供ができればなおのこと日々計画通りにはいきません。理由があることをまずは受け入れ、フォローしあえる関係を目指していくと「どうして私ばっかり?」なんて気持ちにさせることにはなりませんね。

支え合う気持ち

二人は愛し合い、夫婦という一つの形を作り上げます。一人ではうまく出来ないこともこれからは二人が力を合わせ支え合う気持ちを持ち続けることで素敵な夫婦として成長していくのです。

家事も始めからスムーズにうまくいかないこともあります。それまでは別々に生活をしてきて、二人の生活をうまく融合させる必要がありますので四苦八苦することもあります。支え合い、思いやる気持ちを持つことが大事ですよ。

「手伝う」意識をなくす

夫婦での家事分担トラブルでは、夫が家事を「手伝う」という意識が原因であることが多くあります。共働き夫婦でよく起こる摩擦です。家事分担をしていても夫があくまで「手伝う」というスタンスでいることは、それは裏を返せば家事の主担当は妻、という意味であり、夫の主体性がないことを意味しています。

そうなると体力的なものだけでなく精神的な負担、つまり責任感やプレッシャーも妻にのしかかっていきます。精神的な負担が増加し続けることで、いつしか「どうして私ばっかり?」という気持ちになってしまい、最悪、心のすれ違いを招いてしまいます。生活は二人でしているのです。「手伝う」という意識を夫は捨て、「二人でしている」と思うように考えを改めましょう

Text by:春森桜

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