白い車椅子のウェディング

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障害がある方にも、機能的で美しいドレスを。そして車椅子も、結婚式を引き立てる大事な道具であり、アクセサリーであるべき・・・。どうコーポレーションの才野さんは親族に障害者を持っていたことから、障害者の結婚式をプロデュースしたいと起業した「どうコーポレーション」の経験を生かして、純白の車椅子Felicita(フェリチタ)を製作しました。

「車椅子のままでもドレスで幸せな門出を―。ウェディングにもバリアフリーを―。」白い車椅子「Felicita」は、機能性だけでなくデザイン性にもこだわって開発された車椅子なのです。そんな「白い車椅子」で思い出に残る結婚式を挙げたカップルのお話を紹介します。

index 目次
  1. 1. 「お姫様のような結婚式でした」 Iさん
  2. 2. 「車椅子の妻に、ウェディングドレスを着てほしい!」 Aさん・奥さま
  3. 3. 「式の一ヶ月半前に転倒、足を骨折して車椅子婚に」 Tさん

1. 「お姫様のような結婚式でした」 Iさん

「車椅子ユーザーの結婚式を取り上げている式場はほとんどなく、フォトウェディングだけでも、と思っても今まで経験がないからという理由で引き受けてくれず。 また、私としても迷惑を掛けてしまうんじゃないかという心配もあり、どこに頼んだらよいか途方に暮れていました。」

そんな時にどうコーポレーションの才野さんと出会い、「どんな障害があっても、幸せな結婚式ができる」と肩を押されたそうです。才野さんが提案したのは、次の3つでした。

  • 座った状態で着用できる ウェディングドレス
  • 純白の車椅子
  • バリアフリーサポート

Iさんは感想を次のように述べています。

「ドレスはとてもかわいいデザインで気に入りました。見た目も座ったままのドレスとは、わからないくらい!純白の車椅子はウェディングドレスを引き立てくれる素晴らしいもの。ヘア、メイク、着替えとスムーズな流れで撮影することが出来ました。才野さんは随時、天候による気温の事、姿勢による褥瘡の事、体調の事などに気を配ってくれ、 まるで看護師さんやヘルパーさんが付き添ってくれているよう。お姫様のようにしてくださいました。とても感謝しています。写真もプロの方に撮っていただくことができ、思い出に残る結婚式になりました。」

2. 「車椅子の妻に、ウェディングドレスを着てほしい!」 Aさん・奥さま

「妻にウェディングドレスを着てほしい。でも貸衣装で見合うドレスがない。」

職場結婚をして都内に住むAさんは、奥さまのためにウェディングドレスを探しますが、先天性の障害で身長130㎝の奥さまに合うドレスがなく、愕然としたそうです。奥さま「なし婚でもいい」と結婚式を遠慮したそうなのですが、Aさんがネットで調べたところ「バリアフリーウェディングドレス」というものがあることを知り、奥さまに「選択肢があるなら、進んでみよう」と説得。Aさんはどうコーポレーションの才野美和子さんにコンタクトをとったのです。

才野さんはAさんの自宅に衣装合わせに訪れると、夢の実現に向けて、次のように提案しました。

「ドレスは車椅子に座ったままの脱ぎ着できるエプロン型スカート。体に巻き付くように着る伸縮性のあるビスチェ。どちらも座ったままシルエットが美しく見えます。」

二人は「純白のドレスを着れる!」と、目を輝かせて、喜びに浸りました。

「『もっとメイクを勉強したい。ヘアもさらさらにしたい。綺麗になりたい』と妻が結婚式まで、美しい花嫁になる努力を惜しまないと言ってくれました。結婚式が楽しみです。」

ドレスの夢が叶った二人は、今年の夏に、地方に住む互いの両親を呼び、大切な人たちと、ささやかだけれど幸せに包まれた婚式を挙げる予定です。

3. 「式の一ヶ月半前に転倒、足を骨折して車椅子婚に」 Tさん

「不慮の事故で、式の一ヶ月半前に転倒。足を骨折して車椅子生活に。招待状の返事も届き始めていたので、車椅子でも式を延期する事なく行いたいと思ったのですが、新婦が車椅子で挙式を行ったという話は、周囲はもちろん、インターネットで検索しても見つかりません。しかも式場でも、列席者の方が車椅子という事はあっても、新婦が車椅子というのは前列がないとの事。車椅子で挙式を行う事が出来るのだろうかと不安になりました。」とTさん。

一時的に車椅子生活を余儀なくされたTさんですが、延期せずに、何とかウェディングドレスを着たかったのです。

「骨折前に決めたウェディングドレスもカラードレスも、色やデザインがとても気に入っていました。でも車椅子になった事で丈やボリューム等を変更しなければならないのか、そして何より、車椅子での挙式では、車椅子が目立ったり、ドレスや式場の雰囲気から浮いてしまうのではないか、と心配になりました。」

白い車椅子がある事を知ったTさんは、どうコーポレーションに、半信半疑で問い合わせのメールを送ったそうです。
「才野さんの親身さと、車椅子でのウェディングに細かいアドバイスに、ほっとしました。好きなドレスの着こなしもアドバイスしてもらったのです。」とTさん。

才野さんがTさんの悩みを最大限に理解し、適切なアドバイスができたのは、バリアフリーウェディングをプロデュースしてきた数多くの経験があるからこそ。

「挙式を終えてから、自分でも驚く程、後悔の気持ちはありませんでした、むしろとても満足しています。」と喜びに浸るTさん。

「この白い車椅子は、『車椅子での挙式』を最大限に良い形に仕上げてくれると思います。」

「挙式をするんだ!」というTさんの強い熱意があったからこそ白い車椅子に出会えたのでしょう。あきらめない花嫁こそ、満足するウェディングへと自らを導けるのかもしれません。

※dow-corporation(どう コーポレーション)http://dow-corporation.jp/

Text by:夏目かをる

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