一生に一度の結婚式。今まで出た結婚式とはちがうふたりらしい結婚式にして、ゲストにも喜んでほしい!でもそもそもどんなイメージで結婚式をするのか、何から準備すればいいのか?ほかのカップルの結婚式や海外のウェディングも参考にしてみたい。ウェディングのサイトや本・雑誌はたくさんありますが、今回は会場やドレス、招待状やブーケ、小物など・・・見ているだけで楽しくて、結婚式の計画にも本当に役に立つおすすめの本をご紹介します。
おしゃれで美しい!ほんとうに役立つおすすめ結婚式の本 イメージトレーニング編
小林 直子 『HAWAIIウェディングプランナーのアイデアBOOK 世界一素敵なウェディングシーンのつくり方』
ハワイと日本を行き来しながら活動するウェディングプランナー小林直子さんが実際に手がけた結婚式のストーリーや、コンセプトやテーマカラー、ドレスやケーキなど、予算をかけなくてもセンスと工夫次第で素敵なウェディングを実現させることができるアイデアにあふれた見ごたえのある本。
二人の趣味や大切にしていること、思い出の場所からコンセプトを考えたり、カラーパレットからどんなカラーの組み合わせにするか想像したり、テーブルコーディネートのテーマはエレガント?オーガニック?クールマリンン?・・・「こんな感じの結婚式にしたい!」と具体的にイメージするために結婚式が決まったら最初に読む本としておススメの一冊です。
宮原 友紀(編集) 『THE REAL WEDDING BOOK』
「結婚式はもっと自由で楽しくておしゃれでいいんだ!」というアイデアあふれる一冊。コンサバティブなイメージが強い「結婚式」から空想を広げて自分たちらしいウェディングをつくった実例がinstagramのような素敵な写真とともに紹介されています。
ハワイ・オアフ島の一軒家を貸し切って行われた結婚式では、ツリーハウスやプライベートビーチなど楽しそうなスペースがたくさん。ラベンダーとマンゴーイエローでコーディネートされたテーブルを囲んで野外グリルで焼いたステーキを食べたり、色鮮やかなサングリアやフレッシュジュースが飲めるバーカウンターで歓談したり・・・明るくゆったりした時間が過ごせそうな素敵な結婚式です。
大阪の能楽堂での結婚式は能舞台で祝杯をかわす神前式。客席のお座敷で老舗料亭のお祝い弁当を食べたり、祝いの舞を鑑賞したり。ゲストにとっても一生の思い出の残る特別な経験になりますね。同じく大阪の堺筋倶楽部の結婚式のテーマは「ロックでメキシカンなウェディング」。あちこちにスカルモチーフを使い、最後はパープルとレッドを効果的に使った照明の中で、「禁酒時代のメキシコのクラブ」のようなダンスタイムで大盛り上がり。
後半はドレスやヘアスタイル、ペーパーアイテムやブーケなど、こんな雰囲気にしたいというイメージを伝えるために役立つ素敵な写真も多く、結婚式の計画中プランナーに希望を伝えるときに持っていくにもぴったりの本です。
Joe MASUZAWA 『Inspirations for WEDDING DESIGNS一枚の招待状からすべてが始まる』
アートディレクター・Joe MASUZAWAのデザインした招待状を中心に、会場やテーブルのコーディネートが紹介されています。中央にゴールドの箔押しをした大輪の花の招待状や、スエードのような厚みと温かみのある素材に二人のイニシャルを入れた招待状など、「招待状(インヴィテーション)はふたりのウェディングの第一印象を届け、素晴らしい一日を予感させるもの」をいう思いが伝わる豊かな発想があふれる本です。
思い出の地である京都をモチーフに鞠型の招待状に京都の地図を添えたカップルや、二人の出会いからプロポーズまでをイラストで絵本仕立ての招待状にした新郎など、それぞれのカップルがどのようなコンセプトで結婚式を行ったのかというストーリーも参考になります。招待状以外にもキーチャームをリボンで結んだエスコートカードや、ローズマリーで作ったミニリースの席札、黄色の鮮やかなセンスに印刷したメニュー表なども。