東京・白金台にある日本庭園付きの複合施設「八芳園」は、江戸時代にルーツを持つ広大な回遊式庭園を舞台に、和装・洋装どちらのフォトウェディングも叶えられる都内屈指のロケーションです。2025年10月には創業以来最大規模となるリニューアルを終え、庭園と建物の調和を高めた新しいメインロビーや新チャペルも誕生しました。ロケーションフォトプランは2名から、和装1Styleが297,000円~、洋装1Styleが275,000円~、和装・洋装の両方を撮れる2Styleが572,000円~(いずれも平日限定)という料金体系です。本記事では、Pridal公式ページで確認できる料金・プラン内容と、会場公式サイトや報道でわかる八芳園の歴史・建築的な見どころを整理し、当日の流れやFAQまで詳しくご紹介します。

八芳園について

施設概要

所在地 〒108-8631 東京都港区白金台1-1-1
アクセス 東京メトロ南北線・都営三田線「白金台駅」2番出口より徒歩1分/JR品川駅・五反田駅・目黒駅から車で約5分/羽田空港から車で約30分
駐車場 約200台収容(無料)
営業時間 平日10:00~19:00、土日祝9:30~19:30(火曜定休)
主な撮影エリア 回遊式日本庭園、数寄屋建築「壺中庵」、和風建築「白鳳館」、独立型チャペル ほか

沿革・建築的特徴

八芳園の庭園の歴史は江戸時代前期にさかのぼります。もとは旗本・大久保忠教(彦左衛門)の屋敷地の一部で、その後薩摩藩の抱屋敷・島津家の下屋敷を経て、明治期には実業家・渋沢喜作の所有となりました。現在につながる建物と庭園の骨格が整えられたのは1915年(大正4年)、実業家・久原房之助の邸宅時代のことです。1950年(昭和25年)に久原と長谷敏司の共同経営で「八芳園」として創業し、1952年に株式会社として正式登記、その後は長谷家による経営が続いています。庭園内には、横浜の生糸貿易商・田中平八が建てたと伝わる茶室が移築されており、樹齢500年を超える盆栽や100年以上前の茶室、200年前の石塔など、歴史的な見どころが随所に点在しています。2022年5月には、敷地内の料亭「壺中庵」でアメリカのバイデン大統領と岸田文雄首相(当時)による日米首脳夕食会が行われたことでも話題になりました。さらに2025年10月には「日本の、美意識の凝縮」をコンセプトに創業以来最大規模のリニューアルが完了し、庭園と建物の調和をより高めたメインロビーや、福岡県大川市の組子職人・木下正人氏らによる組子アート「光風庭伝」、庭園と一体化した新チャペル「Celebration Hall – The Garden」などが新たに誕生しています。

立地の強み

白金台駅から徒歩1分という駅近さでありながら、都心とは思えない広大な庭園を敷地内に持つのが八芳園の大きな特徴です。羽田空港から車で約30分、品川駅から約5分というアクセスの良さに加え、200台分の無料駐車場があるため、遠方から車で訪れるゲストや年配の親族がいる場合にも配慮しやすい立地といえます。

撮影を手がけるフォトグラファー体制

八芳園公式サイトによると、ウエディングフォトの撮影は「こころを写す」という理念のもと、16名のフォトグラファーが在籍して撮影にあたっています。事前の打ち合わせから当日の撮影までを見据え、「何年、何十年経っても思い返すことができる1枚」を残すことを大切にしているとされており、大人数のフォトグラファーが在籍する体制も八芳園の特徴のひとつです。

料金・プラン

Pridal公式ページに掲載されている八芳園のフォトウェディング(ロケーションフォト)プランは、以下の3種類です(2026年9月21日時点の掲載内容。いずれも平日限定プランで、婚礼衣裳代込みの表示価格です)。

プラン名 価格(税込表記は公式ページでご確認ください) 人数 内容
和装1Styleロケーションフォトプラン 297,000円~ 2名 白無垢・色打掛等の婚礼和装代込み、日本庭園でのロケーション撮影
洋装1Styleロケーションフォトプラン 275,000円~ 2名 婚礼洋装代込み、日本庭園および独立型チャペルでの撮影
和装・洋装2Styleロケーションフォトプラン 572,000円~ 2名 和装・洋装両方の衣裳代込み、庭園・チャペル双方での撮影

支払条件:予約時に申込金50,000円が必要です。残金は撮影日の7日前までの銀行振込、または撮影当日のクレジットカード払いのいずれかを選べます。キャンセル料は撮影日までの時期に応じて段階的に発生し、直前のキャンセルでは見積金額の100%が発生するケースもあるため、契約時に規定を必ず確認しましょう。

撮影時間・データ・繁忙期の加算について

八芳園公式サイトによると、ロケーションフォトプランの撮影時間は、着付け・ヘアメイクなどの支度に約2時間、撮影本体に約1時間半程度が目安です。撮影データは60カットが基本として案内されています。なお、挙式を予約している方向けには「挙式限定プラン」(和装242,000円~/洋装220,000円~、撮影時間約1時間・データ30カット~)という、ロケーションフォトプランよりコンパクトな内容のプランも用意されています。撮影データの納品時期は、撮影から約2ヶ月後が目安です。また、12月および3月15日~4月15日の繁忙期は、いずれのプランも料金に33,000円が加算されるため、この時期での撮影を検討している場合は予算に見込んでおくと安心です。

撮影スポット

  • 回遊式日本庭園:池を囲んで散策路が続く八芳園の中心的な庭園。樹齢500年を超える盆栽や四季折々の植栽(春の桜、秋の紅葉など)があり、和装・洋装いずれの撮影にも映える定番スポットです。
  • 壺中庵:数寄屋建築の趣を残す歴史ある建物で、日米首脳夕食会の舞台にもなった特別な空間。落ち着いた和の雰囲気での撮影ができます。
  • 白鳳館:伝統的な日本建築を背景にした撮影が可能な建物。格式のある和装ショットに向いています。
  • 竹林・正門:庭園内の竹林や正門周辺も、緑や和の趣を生かした撮影スポットとして八芳園公式サイトで紹介されています。庭園中心部とはまた違った、すっきりとした背景の写真を残せます。
  • 神殿:格式ある神殿を背景にした撮影も可能で、和装の記念写真に凛とした雰囲気を添えられます。
  • 独立型チャペル「Celebration Hall – The Garden」:2025年5月に誕生した、庭園と一体化した新チャペル。洋装プランではここでの撮影も選べます。
  • 光風庭伝ロビー:2025年10月のリニューアルで新設された、組子職人・木下正人氏らによる高さ約4メートルの組子アートが飾られたメインロビー。季節ごとに装飾が変わるフォトジェニックな空間です。
  • 夜間・マジックアワー撮影:夕暮れから夜にかけての時間帯を生かした撮影にも対応しており、庭園がライトアップされた幻想的な雰囲気の写真を残せます。希望する場合は予約時に相談しましょう。

衣装

Pridal掲載のプラン内容によると、和装1Styleプランでは白無垢・色打掛から新婦衣裳を、紋付袴から新郎衣裳を選択でき、洋装1Styleプランではウエディングドレスでの撮影が可能です。両方の雰囲気を1日で残したいカップルには、和装・洋装2Styleプランがあり、庭園での和装撮影とチャペルでの洋装撮影を組み合わせられます。いずれのプランも衣裳代がプラン料金に含まれています。

当日の流れ

ロケーションフォトプランの一般的な進行例です(施設のご案内内容や季節・混雑状況により前後する場合があるため、あくまで目安としてご参照ください)。

  1. 来館・受付:予約時間に来館し、当日の流れやスタッフの案内を受けます。
  2. 着付け・ヘアメイク:選んだ衣裳(和装または洋装)に着替え、ヘアメイクを行います。支度全体で約2時間が目安です。2Styleプランの場合は最初の衣裳から準備を始めます。
  3. 1着目のロケーション撮影:日本庭園や壺中庵・白鳳館など、選んだスポットを中心に撮影します。
  4. (2Styleプランのみ)衣裳チェンジ:和装から洋装(またはその逆)へ着替え、ヘアメイクも整え直します。
  5. 2着目のロケーション撮影:チャペルや庭園の別エリアなど、異なる雰囲気での撮影を行います。
  6. 撮影終了・お着替え:衣裳を脱ぎ、私服に着替えます。撮影本体はおおむね1時間半程度が目安です。
  7. 写真の確認・お会計:撮影データの確認や残金精算(当日カード払いを選んだ場合)を行い、解散となります。
  8. 後日:データ・アルバムの納品:選択したプラン内容に応じて、撮影データやアルバムが後日納品されます(データ納品の目安は撮影から約2ヶ月後です)。

持ち物リスト

  • 本人確認書類(申込内容の確認用)
  • 肌着・補正下着
  • 普段使い慣れた靴
  • 結婚指輪を使った撮影を希望する場合は指輪一式

こんな方におすすめ

  • 歴史ある本格的な日本庭園で和装の写真を残したい方:江戸時代にルーツを持つ庭園と、樹齢500年超の盆栽、数寄屋建築の壺中庵など、都内でも希少な「本物の和の空間」で白無垢・色打掛の撮影ができます。
  • 和装と洋装、両方の雰囲気を1日で撮りたい方:2Styleプランなら、庭園での和装撮影と新チャペル「Celebration Hall – The Garden」での洋装撮影を1日で両方叶えられます。
  • アクセスの良さや駐車のしやすさを重視するカップル:白金台駅から徒歩1分でありながら、200台分の無料駐車場もあるため、遠方から車で来るゲストや年配の親族がいる場合にも配慮しやすい会場です。

エリア内での選ばれ方の違い

都内で本格的な日本庭園を舞台にフォトウェディングができる会場は限られており、八芳園はその中でも江戸時代からの歴史を持つ庭園の規模と格式が大きな強みです。2025年10月のリニューアルでは庭園と建物の調和がさらに高められ、組子アートの新ロビーや庭園と一体化した新チャペルも誕生したことで、和の趣を保ちながら洋装フォトの選択肢も広がりました。平日限定プランではあるものの2名から利用できる手軽さがあり、格式のある和装ロケーションを求めるカップルと、和洋どちらも撮りたいカップルの双方から選ばれやすい構成になっています。

口コミ

Pridal公式の口コミページには、2026年9月21日時点で27件のレビューが掲載されており、総合平均スコアは5点満点中4.4です。項目別では衣裳・撮影スポット・スタッフ対応・雰囲気がいずれも5.0と高評価な一方、お料理とコストパフォーマンスは3.0とやや評価が分かれています。

  • 2024年1月・6名・25~29歳女性(総合4.3):「打ち合わせからリハーサル、当日の対応全て丁寧だった」
  • 2022年5月・4名・30~34歳女性(総合4.2):「好みのアングルや背景等、写真の好みを聞いていただき」
  • 2021年12月・2名・30~34歳女性(総合4.5):「広大なお庭がとにかく素晴らしかった」

庭園の美しさやスタッフの丁寧な対応を評価する声が多い一方、料理やコストパフォーマンスについては人によって感じ方が分かれるようです。検討の際は、これらの評価軸も踏まえてご自身の優先順位と照らし合わせることをおすすめします。

よくある質問

Q. 挙式や披露宴をしなくても、フォトウェディングだけ申し込めますか?
A. はい。八芳園のロケーションフォトプランは2名から予約可能で、挙式・披露宴パッケージとは別に写真撮影のみで申し込めます。

Q. 和装と洋装、どちらのプランがありますか?
A. 和装1Styleプラン(297,000円~)、洋装1Styleプラン(275,000円~)、両方撮影できる2Styleプラン(572,000円~)の3種類があります(いずれも平日限定)。

Q. プラン料金に衣裳代は含まれていますか?
A. はい。いずれのプランも婚礼衣裳代がプラン料金に含まれています。

Q. 撮影場所はどこになりますか?
A. 広大な日本庭園を中心に、壺中庵・白鳳館・竹林・正門・神殿といった歴史的な建物やエリア、洋装プランでは独立型チャペル「Celebration Hall – The Garden」でも撮影できます。夕暮れから夜にかけてのマジックアワー撮影にも対応しています。

Q. 撮影時間はどれくらいかかりますか?
A. ロケーションフォトプランの場合、着付け・ヘアメイクなどの支度に約2時間、撮影本体に約1時間半程度が目安です(八芳園公式サイトの情報に基づきます)。

Q. 撮影データは何カットもらえますか?いつ届きますか?
A. ロケーションフォトプランでは60カットのデータが基本として案内されています。納品時期は撮影から約2ヶ月後が目安です(八芳園公式サイトの情報に基づきます)。

Q. 予約時の支払い方法を教えてください。
A. 予約時に申込金50,000円が必要です。残金は撮影7日前までの銀行振込、または撮影当日のクレジットカード払いから選べます。

Q. キャンセル料はかかりますか?
A. 撮影日までの時期に応じて段階的に発生し、直前のキャンセルでは見積額の100%が発生する場合もあります。契約時に規定を必ず確認してください。

Q. 掲載の料金は土日祝でも使えますか?
A. Pridal公式ページに掲載されている297,000円~等の料金は平日限定プランです。土日祝を希望する場合は料金や空き状況が異なる可能性があるため、直接お問い合わせください。

Q. 12月や春の繁忙期は料金が上がりますか?
A. はい。八芳園公式サイトによると、12月および3月15日~4月15日は繁忙期として、いずれのプランも33,000円が加算されます。この時期での撮影を検討している場合は、予算に見込んでおくと安心です。

Q. 挙式も検討していますが、もっとお得なプランはありますか?
A. 挙式をご予定の方向けには「挙式限定プラン」(和装242,000円~/洋装220,000円~、撮影時間約1時間・データ30カット~)もあります。ロケーションフォトプランよりコンパクトな内容になりますが、挙式とあわせて検討する場合の選択肢になります(八芳園公式サイトの情報に基づきます)。

Q. アクセス・駐車場について教えてください。
A. 白金台駅から徒歩1分、品川駅から車で約5分、羽田空港から車で約30分です。約200台収容の無料駐車場もあります。

Q. 庭園はどの季節がおすすめですか?
A. 春の桜、秋の紅葉など四季折々の景観が楽しめます。樹齢500年を超える盆栽や100年以上前の茶室など、通年で楽しめる歴史的な見どころも点在しています。

Q. 施設は最近リニューアルされましたか?
A. はい。2025年10月1日に創業以来最大規模のリニューアルがグランドオープンし、庭園と建物の調和を高めた新しいメインロビーや、庭園と一体化した新チャペル「Celebration Hall – The Garden」などが誕生しました。

東京の高級ホテルで叶えるフォトウェディングを比較する

八芳園以外にも、東京都内の高級ホテル・邸宅型施設でフォトウェディングができる会場を紹介する記事を公開しています。あわせてご検討の参考にしてください。

まとめ

八芳園は、江戸時代からの歴史を持つ広大な日本庭園と、2025年10月のリニューアルで生まれた新チャペル・新ロビーの両方を楽しめる、都内でも希少なフォトウェディング会場です。和装1Style(297,000円~)、洋装1Style(275,000円~)、和装・洋装2Style(572,000円~)と、目的に応じてプランを選べる点も魅力です。詳しい最新プラン内容や空き状況は、下記のPridal公式ページからご確認ください。

八芳園の詳細・空き状況をPridalで見る

※本記事の料金・プラン内容は、2026年9月21日時点でPridal公式ページ(https://pridal.jp/venues/happo_en 、https://pridal.jp/venues/happo_en/plans)および口コミページ(https://pridal.jp/venues/happo_en/customer_review)に掲載されていた内容をもとに、Pridal TIMES編集部が作成しています。撮影時間・データカット数・データ納品時期・繁忙期加算・フォトグラファー体制については、八芳園公式サイト(https://happo-en.com/wedding/wedding-photo/?wovn=en)の記載を参照しています。会場の沿革・建築等の一般的な魅力については、Wikipedia、会場公式サイト、報道記事もあわせて参照のうえ執筆しました。プラン内容・料金は変更される場合がありますので、ご予約の際は最新情報を会場・Pridal公式ページでご確認ください。