東京おすすめ「高級」フォトウェディングを比較する!
フォトウェディングの中でも「高級」というカテゴリーで台頭する「東京」の各会場を比較する本シリーズ。
- 1. ホテル椿山荘東京
- 3. 目黒雅叙園
- 4. 高輪貴賓館
- 5. 京王プラザホテル
- 6. ザ・プリンス パークタワー東京
- 7. ホテルメトロポリタン
- 8. セルリアンタワー東急ホテル
- 9. 帝国ホテル 東京
- 10. ロイヤルパークホテル
八芳園
特長・セールスポイント
「八芳園」―どの方角から見ても美しい園。その名前の由来通り、死角なしの美しい庭園はすべての場所が絶好の撮影スポット。江戸初期に拓かれてから400年以上、徳川家康ゆかりの樹木がまだ残るという歴史の風格漂う回遊式庭園だ。
フォトウェディングの目当てはやはり、この日本庭園での撮影だろう。庭園を一周しながら1時間半ほどかけて、5、6か所で撮影を行う。撮影も希望があれば新郎新婦だけではなく、家族も同行して一緒に撮影を楽しめる。また、撮影前の控室はプライベートルームを1室貸し切りで利用できるので、新婦の支度姿を見たいというご家族の希望も叶えられる。
八芳園では、その個性豊かで確かな技術をもつフォトグラファー陣にも揺るぎない自信を持つ。新郎新婦がどんな写真を撮りたいのか、希望を伝えると言っても事前にイメージするのは実はなかなか難しいかもしれない。しかしここでは事前にサンプル写真を見た上で、希望に添ったフォトグラファーを紹介してもらえる(指名の場合は有料オプション)。しかも、フォトウェディング当日の撮影のみならず、結婚記念日や子どもの七五三等、その後の機会においてもそのフォトグラファーが写真を撮り続けてくれる。八芳園で撮影した新郎新婦には、フォトグラファーが家族の人生に寄り添ってくれているようだ、と大変好評だ。
ロケーションフォトプランにおける最大の懸案事項は天候だが、八芳園のフォトウェディングプランでは、撮影の「予備日」の設定ができるのが非常にありがたいサービス。フォトウェディングの予約時に、本番日の他に予備日も予約する。天気予報を確認した上で、本番日か予備日のどちらに撮影をするか検討して、本番日の前日までに撮影日を確定する。それでも万が一、本番日、予備日とも雨天の場合は、八芳園館内の撮影スポット(挙式会場やエターナル)で撮影する、という流れになる。
また、レストランの個室利用はオプションで追加料金が必要な会場が多い中、個室利用がプランに含まれているのは嬉しい。全室から庭園が眺められる優雅な日本建築の料亭「壺中庵」(こちゅうあん)での会食は、新郎新婦のみならず親世代からも評判だ。
プラン
料金
平日2名 ¥286,000〜(税・サービス料込)
会食の人数追加は平日1名につき¥28,600(税・サービス料込)
撮影場所
撮影タイプ:ロケーション撮影
撮影場所:日本庭園・各チャペル等、5~6か所
※雨天の場合:八芳園館内(挙式会場:ガーデンチャペル、オリエンタルチャペル、神殿、セイジ)、エターナル(八芳園シンボルマーク)
小雨の場合:和装は正門・白鳳館の濡れ縁、洋装はシャンデリア下階段等
撮影時間:約1時間30分
写真の納品形態
2面7カットアルバム&データ100カット
衣裳の選択肢
新婦:110,000円以内のウェディングドレス・カラードレスから1点
(ティアラ・ベール・ネックレス・イヤリング・靴はプランに含まれる)
新郎:55,000円以内のタキシードから1点
(シャツ・カフス・アームバンド・手袋・靴はプランに含まれる)
※新婦のヘアメイクはプラン料金に含まれているが、新郎様ヘアセットはオプション料金
※新郎新婦ともに、上限金額を超過する場合は、差額の50%オフにて利用できる
※衣裳の着用は、記念写真撮影時まで。
食事・会食
会場:八芳園内日本料亭「壺中庵」(個室)にて会席料理
人数:2名分の食事がプランの料金に含まれる。
飲み物:ビールなどの数種類がフリードリンクで料金に含まれている。
お客様評価点
4.4点(5点満点)<Pridalから>
何よりもこの素晴らしい庭園で写真を撮りたかった、という理由から八芳園のフォトウェディングを選んでいる新郎新婦が多い。都心から非常にアクセスのいい場所であることや、世代を超えて支持される高いサービスクオリティ、そしてアフターサービスの充実も評価を上げているポイント。庭園は一般開放もされているので、外国からの旅行客のギャラリーが予想外だったという声や、会食のお料理の量が少なかった、という意見も聞こえる。
総合コメント
白金の一角を占める歴史ある名園での撮影は、他の式場には望めない格調高さのある写真が撮れると評判だ。1時間半の撮影で2面7カットアルバムと100カットは非常に充実した撮影内容であり、一生の記念になる高いクオリティの写真が残せるだろう。天候に左右される屋外庭園の撮影のために、予備日を設定してくれるのは他会場にはない珍しいサービスである。
衣裳を着用して会食することはできないものの、日本料亭「壺中庵」は全室個室だ。オプション料金なしで庭園に面した個室を利用できる上に、そのお料理の内容も素晴らしいものだ。撮影、会食の内容を考えれば、比較的手ごろな価格で、誰もが知っている東京を代表する結婚式場で思い出を作れる充実感がある。プラン内の衣装の予算設定は低いので、この部分で料金が超過になる可能性は高いが、スタッフのきめ細かい対応と丁寧な打ち合わせが評判を後押ししてくれているようだ。
洋装フォトウェディング(お食事付き)