好きな相手と付き合うため、付き合っている相手と結婚するため、あなたはどんなアプローチをしていますか?あなたの深い愛情を伝えることはもちろんのこと、それを効果的に伝えるには恋愛心理テクニックが必要です。これは決して難しいことではありません。ぜひお試しください。
愛情だけじゃない 効果的なアプローチを実現する3つの恋愛心理テクニック
恋愛心理テクニック1:ミラーリング
これはその名の通り、「ミラー(鏡)」のように相手の真似をすることで相手に安心感を与えるテクニックです。相手がコップを持てば、あなたもコップを持ちます。相手が髪を触れば、あなたも髪を触ります。同じことをすることで相手はあなたに安心感を抱くようになります。ただ、ミラーリングの真骨頂は行動を真似することだけではありません。
LEVEL1:行動をミラーリング
これは先ほどご紹介したような行動を真似するテクニックです。最も簡単な方法ですが有名なテクニックなので多用は避けましょう。
LEVEL2:言葉をミラーリング
これは相手の口グセや語尾を真似するテクニックです。方言が強い人と話すと自分もそっちに引っ張られてしまうことってありませんか?基本的にはあれと同じことです。
LEVEL3:思考をミラーリング
これは上級テクニックですね。相手の思考を真似するわけですから、よほど相手の好みや行動パターンを頭に入れておかなければなりません。
恋愛心理テクニック2:パーソナルスペース
あなたは他人がどこまで近づけば不快に感じますか?あなたが女性で相手が興味のない男性なら1mくらいでアウトでしょうか。でもこの性別が逆なら1m以内でも大丈夫なんですよね。
パーソナルスペースは個人と相手が誰なのかで大きく変わってきます。仮に恋人が相手だとしても、ケンカ中は近づいて欲しくないですよね?パーソナルスペースは心情にも大きく左右されるのです。ちなみに、一般的に恋人同士のパーソナルスペースは50㎝以内と言われているので、これから告白をしようとしている人は、「50㎝以内のパーソナルスペース達成」を実現してからがベストタイミングですね。
恋愛心理テクニック3:ダブルバインド
これは質問の仕方を工夫するテクニックです。例えば、あなたが一緒にディナーに行きたいとしましょう。
A:一緒にディナーに行きませんか?
この質問には「YES/NO」の2つしか返事が準備されていません。こういう質問の仕方を「クローズクエスチョン」と言います。
B:今からどうする?
この質問には無数の答えが存在します。あなたが誘いたいも関わらず、すべてを相手に委ねてしまっているので、相手は返事に困るでしょうし、時には「今日は帰るよ」みたいな返事が来ることも・・・こういう質問の仕方を「オープンクエスチョン」と言います。
C:食事するなら和食とイタリアンどっちがいい?
この質問にも2つの答えしかないように思えますが、料理のジャンルを自由に選択しているだけで、食事に行くかどうかは聞いていないんですね。しかし、これに答えが返ってくれば、「食事に行く」という目的はほぼ達成されているといえます。「イタリアンがいいな」みたいな答えが返ってくる可能性もありますが、問題ないですよね?そこですかさず、「イタリアンだったらどこがおいしいの?」「今から行けるイタリアンってどこかな?」と続けば本来の目的である「食事に行く」ということはほぼ達成できることになります。
このように、食事に行くことを前提とした質問をすることで、相手に「食事に行かない」という選択肢を自然と与えない質問のテクニックが「ダブルバインド」です。相手に選択権を与えているように見えて、あなたの管理するエリアの中で相手を泳がせるダブルバインド(Cタイプの質問方法)にぜひチャレンジしてみてください。
アプローチは大きな愛情があって成功するものですが、そこに恋愛心理テクニックが加われば、より一層効果的にアプローチをすることができます。どのテクニックも取り掛かりはとても簡単です。しかし、どれも奥深いものなので、相手の反応を見ながら使っていきましょう。特に結婚に関しては人生を左右する大きな決断なので、このテクニックだけで決めるのではなく、このテクニックを利用して相手の気持ちとタイミングを見極めましょう。