結婚は、恋人同士が愛を育んできたひとつの結果。とてもロマンチックですが、その後はと言うと・・・。実は相手に対するドキドキが消え、いわゆるマンネリ気味になってしまう事も多いのではないでしょうか？ そこで、今回はそんなマンネリ結婚生活に、新鮮な風を吹き込むサプライズのアイデアを実体験からご紹介したいと思います。

1. 誕生日当日に届いた包 開けてみると・・・

まずは、感動した誕生日のエピソードをご紹介します。結婚式から一年と少し経過した私の誕生日に、宅急便が届きました。送り主は夫。結婚前から、よくプレゼントを当日届くように手配してくれていたので、実はさほど驚きもせずに受け取りました。ですが、開けてみると・・・一年前の新婚旅行先で、買うのを諦めてしまったアクセサリーが2つも！ 夫は私が買うかどうか迷っていたものを覚えていて、なおかつそれを探して手に入れてくれていたのです。

プレゼント自体ももちろん嬉しかったのですが、何よりも幸せだなと感じたのは、この「覚えていてくれた」こと。私のことをよく見ていて、そして私が大切にしている思い出を共有してくれているのだな、と思えました。喜ばれるサプライズは、思いやる気持ちを示せることが一番。そのためにも大切な思い出からのプレゼントは最適でした。

2. 結婚記念日に「ウォークラリー」でプレゼント

結婚記念日には、ショッピングが楽しくなる仕掛けをしてくれました。お昼前に夫は髪を切りに出かけ、戻ってきてから昼食、それから近くのショッピングモールへ。すると、入ったショップの店員さんが、突然プレゼントを持ってきてくれたのです！ 夫は先回りしてサプライズの仕込みをしていたわけです。しかも、その後も夫について入る店入る店、店員さんが同じようにプレゼントを持ってきてくれました。立ち止まる店で何が来るのかワクワクする感じは、ウォークラリーさながら。素敵なプレゼントと楽しい時間をもらうことが出来ました。

こうしたサプライズのワクワク感の演出は、単調な日々をぱっと明るく楽しくさせるのにぴったり。年に1度でも、こんな心が踊るような日があれば、付き合っていた頃のようなときめきを忘れないはずです。もちろん、サプライズのために仕込みをしてくれていたのも嬉しかったです。

3. ギャップでサプライズ！プレゼントの渡し方にも、驚きのテクニック

私がもらって一番驚いた、付き合ってはじめにもらったプレゼントのお話。レストランで食事を終えたテーブルの席でプレゼントを手渡されました。しかし、正直それは小中学生がお土産に買うようなもので、私は少しがっかりしたのです。ところがそのまま店を出ようかと席をたとうとした時、お店の人が大きなリボン付きの箱を持ってきてくれました。そして中からは本当のプレゼントが。この時も、先回りして仕込みをしてくれていたのです。

一度がっかりさせてから素敵な贈り物をすると、落胆していた分喜びもひとしおです。プレゼントの内容だけでなく、こうした演出が、より相手を嬉しい気持ちにさせるでしょう。そしてそれこそ、きっとサプライズの醍醐味なのではないでしょうか。

結婚生活を続けていると、以前はあった相手への思いやりも忘れてしまいがちです。そんな時、サプライズプレゼントすることで相手のことを改めて考えてあげられますし、サプライズされた側も感謝の気持ちを感じます。そういう形で、お互いへの気持ちを確かめ合っていけば、結婚生活は幸せに続いていくでしょう。