16年前、24歳年の差婚で話題になった高橋ジョージと三船美佳。おしどり夫婦としてツーショットで頻繁にテレビに共演していたが、今年になって突然浮上した離婚騒動。実はすでに三船さんが一昨年に10歳の娘と建てたばかりの豪邸を出て別居、大阪のウィークリーマンションで実母と一緒に三人で生活しているという。ワイドショーでインタビューに応える三船さんの表情に、離婚に対する強固な決意がありありと滲み出る。離婚騒動の主な原因と言われているのが、年上夫の高橋さんの異常なまでの束縛。自由に遊びに行けない、門限を決められていた、外出禁止令でママ友とも交流会に参加できない等で、三船さんは娘の教育のためにも離婚を決めたのだという。さらに高橋さんが年下妻の人格を否定するような罵声を朝方まで浴びせたというモラスハラスメントも挙げられている。なんともはやとため息が出てくる年上夫のヒートぶり。年上夫が年下妻を束縛したり人格否定をするのは、支配欲や所有欲の現れ。夫婦関係が悪化する前に、どうして気づかなかったのだろう。
7歳以上の年下女性と結婚した男のほとんどが、誇らしい表情を浮かべる。年の差が10歳以上になると、まるで「男の勲章!」とでも言わんばかりに満面の笑み。しかも夫によっては自慢をすることもある。ところが結婚当初から「頼れる年上夫」を鼓舞しようと、束縛したり支配しようとするうちに、いつしか妻から疎まれてしまうケースは、実は少なくない。このような悲劇を防ぐためには、結婚生活のスタート時から「愛嬌のある男」を目指すことだろう。
男らしい頼れる年上夫に、愛嬌のある男。真逆だからこそ、意外性に溢れ、年下妻にウケること、間違いなし!愛嬌のある男とは、お笑い芸人のように面白いことを言って妻を笑わせることではない。まず「妻を悦ばせたい」という気持ちが妻に伝わることが大事。時にはくすっと笑いが妻から漏れたら、大成功。元々愛嬌がないというなら、妻からの言動が嬉しかったら、にこっと笑ってみるだけでいい。また男は行動で示したい生き物。風呂場の掃除やゴミ出しと家事を手伝うはもちろん、妻を労って、肩や腕、指のマッサージをする年上夫は、年下妻の評判がいい。マッサージは年下夫が遠慮なく年上妻にサービスする方法で、ウケがとてもいい。
さらに、育児に積極的に関わる男性、いわゆる「イクメン」は今や年上、年下に関わらず、妻に愛される夫の上位ランキングに入る。ただ、幼い子供をだっこしてあやすだけを育児と捉えているなら、妻から目くじらを立てられるので要注意。おむつを換えたり、子供を湯船に浸かってあげたりと、妻の育児の負担が少しでも減るような育児を心がけながら、子供と一緒にはしゃいだり笑ったりすると、「可愛い」と妻から喜ばれる。ちょっとした気遣いも、愛嬌のある夫になれる秘訣だ。
それでも、愛嬌のある夫を演じるのが苦手というなら、塩むずびを握って、妻に差し出してみるといい。いまやハリウッドでも大活躍の俳優、渡辺謙の、妻孝行の秘訣。妻の南果歩は、謙さんの塩むすびを美味しそうに、頬ばる。究極の夫婦円満の元だ。