明るい日差しが注ぐ夏の結婚式は、開放感とハッピーな雰囲気が魅力。その一方で暑さ対策が重要となります。新郎新婦もゲストも素敵な思い出にするために、夏ならではの演出やおもてなしに一工夫してみましょう。
暑~い夏のウェディング!夏ならではの演出アイデアと快適に過ごすための対策
実はおすすめ!夏のウェディング
結婚式に人気のシーズンといえば、過ごしやすい春か秋。気温も湿度も高く日差しの強い夏は避ける人が多いようです。ですが、その影響で夏は手頃なプランが用意されていたり、日程が迫っていても予約を取りやすかったりとうれしいメリットも。夏が好きなカップルや、夏に記念日がある新郎新婦はお得に理想のウェディングを叶えられるかもしれません。
また、ロマンチックなナイトウェディングを実現しやすいのも夏ならでは。気温が下がり過ごしやすくなってくる時間帯に、大人っぽいしっとりとした結婚式を挙げてはいかがでしょうか。夏の風物詩である花火を取り入れた演出も人気です。
「新郎新婦」を快適に全うするための工夫
夏用インナーを着用
たくさん重ね着する和装はもちろん、洋装でも汗をかきやすいため、インナーや靴下は夏用の吸湿タイプのものなどを用意するといいでしょう。最近では涼しく感じられる素材のものもあるため、快適に過ごせるアイテムを準備しておくとよさそうです。
ドレスの素材に注意
夏のウェディングドレスはデザインや色だけでなく、素材にも注目して選ぶようにしましょう。ふわふわとしたシフォンやオーガンジー素材は軽やかな印象で夏にぴったり。反対に、上品なツヤで人気のサテン生地は肌に張り付きやすいため注意が必要です。
お酒の飲みすぎに注意
暑い時期には冷たいビールがおいしく感じられますよね。特に新郎はゲストからお酒を注がれる機会も多いためつい飲みすぎてしまうことも。ただ、緊張する結婚式という場で、しかも暑い日には酔いが回りやすくなりがちです。お酒以外の水分もしっかりと摂り、飲みすぎないよう注意したいものです。またウコンドリンクなどを前もって飲んでおくのもいいでしょう。
夏のウェディングに取り入れたい演出
ウェルカムドリンク
会場に着いたゲストが受付の前後にドリンクを楽しむウェルカムドリンクは、夏の結婚式には欠かせないサービスといえます。冷たいお茶やジュース、アルコールなどを用意しておくとゲストがクールダウンできるはず。
ウェルカムアイス
ドリンクだけでなく、キーンと冷たいアイスを提供するウェルカムアイスも喜ばれます。さわやかなフルーツ味のアイスバーや一口タイプのアイスは、普段あまり甘いものを食べない人にも好評です。夏ならではのおもてなしで、式やパーティーの期待感を高めてくれます。
席札をうちわに
各テーブルに置く席札にも一工夫を。小さなうちわや扇子を席札にして置いておけば、暑くなったときにあおぐアイテムとして重宝されます。ユニークでおしゃれなアイテムを置きたいカップルにおすすめのアイデアです。
ドレスコードをカジュアルに
リゾートウェディングやアットホームなパーティーの場合、「ノーネクタイOK」などカジュアルなドレスコードを設定するという方法も。新郎新婦からドレスコードを案内することによって、ゲストが気兼ねなく涼しい服装で参加することができます。
デザートにかき氷
食後のデザートには日本の夏に欠かせない、かき氷をプラスしてみましょう。カラフルなシロップで遊び心たっぷりの演出になります。またデザートビュッフェの場合には、ゲストにセルフサービスで作ってもらうのも楽しそうです。
演出はなるべく室内や日陰で
ハウスウェディングやガーデンウェディングなど、敷地の屋外を使った演出は高い人気があります。ただゲストにとっては、強い日差しのなか長い時間外にいるのは少し負担になってしまうもの。屋外の演出は短時間にする、挙式を屋外で行う場合には必ず日陰を用意するなど対策をしましょう。
ナイトウェディングで涼しく、大人っぽく、お得に
元気いっぱいで爽やかなイメージの夏ですが、ナイトウェディングなら大人っぽいしっとりとした雰囲気に。特にガーデンウェディングでは照明やキャンドルを使うことで、幻想的なムードになります。リゾートホテルならば打ち上げ花火、ガーデンウェディングやハウスウェディングならば吹き出しタイプの花火で夏の夜を彩ると盛り上がります。また、夜の結婚式にすることで、割引特典を受けられる場合もありまし、忙しいゲストも参加しやすい、などのメリットもあります。屋外に出る場合には新郎新婦とゲストの虫対策を忘れずに。
ゲストに快適に過ごしてもらうためのおもてなしの工夫
冷たいおしぼり
暑いなか出席してくれたゲストがリフレッシュできるよう、冷たいおしぼりを受付に用意しておきましょう。
お手洗いに汗対策などのアメニティグッズを
ほっと一息つくお手洗いには、汗拭きシートや制汗スプレー、ボディミストといったアメニティグッズを充実させておくと喜ばれます。女性にはあぶらとり紙や綿棒など、メイク直しアイテムもあるとよりグッド。ガーデンウェディングや屋外でのプログラムが含まれるパーティーの場合には、日焼け止めも置いておくとよさそうです。
ブランケットと温かいドリンク
暑い夏だからといって、冷たいものばかりでは冷えてしまう人も。気温が高い時期にはどうしてもエアコンの温度が低くなるため、寒いと感じる人のためにブランケットや温かいドリンクも用意しておくと親切です。
引き出物にも思いやりを
夏の暑い日、重い引き出物を持って帰るのはなかなか大変です。なるべく軽い引き出物を選ぶ、食器のような重いものを入れたい場合には郵送にする、などゲストの負担を軽減できるよう工夫しましょう。
会場へのアクセスを確認
まだ会場を決めていない場合、なるべく駅に近いエリアにするなど、ゲストがあまり歩かなくていいところがおすすめです。理想の会場が駅近で見つからない場合には、大きな駅からのシャトルバスや送迎タクシーを手配するといった配慮を。