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年齢別未婚率と有配偶者率

まず未婚率と有配偶者率のデータを見てみましょう<表1>。

<表1>

未婚率とは人口に対する「今まで結婚した経験がない」人の割合のことで、有配偶者率とは「現在結婚して配偶者がいる人」の割合のことで、上の表には「離別」(一度結婚したが離婚して今は結婚していない人)と「死別」(配偶者と死別した人)は含まれていません。

年齢別に見てみると20代後半は、女性は未婚率が61.3%、有配偶者率が36.3%と3人に1人程度が結婚しており、男性は未婚率が72.7%、有配偶者率が26.3%と4人に1人程度が結婚しています。30代前半になると女性は、未婚率35%、有配偶者率60%と未婚率と既婚率が大きく逆転し、5人中3人が既婚者になります。30代前半の男性は未婚と既婚の割合が同じくらいです。女性は30代後半になると約7割、男性は約6割が結婚している状況になります。

その後女性は40代~60代までは70%の人に配偶者がいることになりますが、男性の方が平均寿命が短く夫が先立ってしまうことが多いことから、女性の有配偶者率は下がっていき、とうとう80代前半で連れ合いのいる人は20代後半と同じ36%になります。女性は20代~40代にかけて、結婚しているかしていないかによってライフスタイルに違いもありますが、最終的には6割以上の女性が一人で80代を迎えています

男性の場合は30代後半~40代後半は6割以上の人に配偶者がいて、60代後半に入ると男性の配偶者率は8割以上と高くなっていきます。これは60代の結婚している男性が多いというわけではなく、先ほど述べたように男性より平均寿命が女性の方が長いため妻が生きているケースが多く、結果的に男性の有配偶者率が高くなっているからです。

50歳時の未婚割合

50歳時の未婚割合(45~49歳の未婚率と50~54歳の未婚率の平均、生涯未婚率と言われることも)は、2015(平成27)年は男性23.4%、女性14.1%となっており、男性は2割、女性は1割を超えていて、今後も50歳時の未婚割合は上昇が続くと考えられています(「平成29年度少子化社会対策白書」より)。

独身の割合

また、上で述べたように未婚率は今まで結婚の経験がない人、有配偶者率は現在結婚している人の割合になります。40代前半の有配偶者率は女性が約72%、男性が65%でこれを裏返せば、40代前半の女性の28%、男性の35%が独身ということになります。未婚者に加えて、離婚や死別をして再婚しないままの人を含めると独身でいる人の割合が大きいことがわかります。

初婚と再婚の割合

平成27年の人口動態統計によると、平均初婚年齢は夫が31.1歳、妻が29.4歳で、この30年で男性が3歳、女性は4歳上がっています。全婚姻に占める再婚の割合は少しずつ増えていて、2016年には初婚が73%、再婚が約27%と4組に1組以上が再婚となっています<表2>。年代別に見てみると、30代後半では約4組に1組程度、40代前半で結婚した人の4割程度が再婚となっています。40代後半では初婚件数を再婚件数が上回り男女ともに再婚の割合が多くなっていることが分かります。

<表2>
<表3>
<表4>
参考
e-Stat政府統計の総合窓口
https://www.e-stat.go.jp/ (外部リンク)