人生の節目となる結婚には、盛大な結婚式や披露宴でお祝いするのが定番でした。ですが、近ごろは両家だけの小さな式で済ませたり、結婚式場やホテルでの式は挙げずにレストランウェディングやフォトウェディングをするカップルも増えています。本記事では、それぞれのお祝いのしかたについて魅力を探っています。あなたにあったスタイルを見つけてくださいね。
挙げない派も検討の価値あり!レストランウェディングとフォトウェディング
あなたは結婚式を挙げる派?それとも挙げない派?
価値観が多様化している今、結婚式を挙げないカップルも増えてきています。それぞれどんな思いを抱いているのでしょうか。
結婚式を挙げる派の気持ちとは?
- 結婚は一生に一度のことだから、記念に残る式が挙げたい
- これまで育ててもらった感謝を両親や親せきに伝えるためにも結婚式を挙げたい
- みんなが挙げているから自分たちも世間体を考えて
- 二人の結婚を多くの人に伝えたい
- 結婚式を挙げるのは当たり前と思って育ってきたから
- 親が希望するので仕方なく
「将来はお嫁さんになりたい。お姫様のような綺麗なウェディングドレスに身を包んで、結婚式を挙げたい。」と、子供のころに夢見た女性は多いのではないでしょうか。そんな夢を実現できる結婚式は、両親や親せきに素敵なパートナーと出会えたことをお披露目する場でもあります。
結婚式をあげない派の気持ちとは?
- 挙式には費用がかかる
- 仕事が忙しくて式の準備をしている時間がない
- 妊娠中だったから
- 入籍だけできれば十分だから
- 再婚だから
結婚式を挙げない派の意見は現実的なものが多く、お金がかかることが一番のネックになっているようです。確かに、結婚式の相場が300とも400万円とも言われている(※1)ことを考えるとなかなかの金額です。その分、結婚後の生活に回したり教育資金に残したりする人もいます。また、最近は再婚カップルも増えていて、過去に結婚式を挙げたため2度目はしない方もいらっしゃいます。
レストランウェディングの魅力とは?
大規模な結婚式は挙げないけれど、お祝いする席は設けたい新郎新婦の間で増えているのがレストランウェディングです。レストランウェディングの魅力はどのようなところにあるのでしょうか。
レストランウェディングのメリット
レストランウェディングとは、教会や結婚式場での挙式ではなく、レストランを利用して食事を囲みながらゲストをおもてなしするウェディングスタイルです。式場でのウェディングとは違ったメリットがたくさんあるようです。
レストランでお祝いをする一番の魅力は、料理の美味しさでしょう。式場挙式では場所を先行させるため、料理の味に問題がある場合も。レストランなら料理自慢の手の込んだ料理でゲストをもてなすことができます。
式場挙式は、思った以上にコストがかかって予算オーバーという方もいらっしゃいます。レストランウェディングでは、会場代と料理代が基本となりオプション代なども低く抑えられる点が好評なようです。
教会や神前など結婚式場での挙式は厳格で、どこか形式ばったように感じる人もいます。披露宴会場でも新郎新婦とゲストとが離れた着座にあることが多いので、なんとなく距離を感じるのかもしれません。その点、レストランウェディングなら、新郎新婦の好きなようにアレンジできるため例えばゲストと同じテーブルに着座することもできます。ゲストとの距離も近くアットホームで和気あいあいとした雰囲気の中、楽しめるのがレストランウェディングの魅力といえます。
レストランを貸し切ってのウェディングは、会場の雰囲気によってカジュアルにするもよし、上品に仕上げるもよし、新郎新婦の自由にアレンジが楽しめます。式場挙式では、好きなドレスを着るときに別途費用がかかる場合もありますが、レストランウェディングなら衣装の持ち込みもOK。自分らしいオリジナルの演出が可能です。
レストランウェディングはどんな雰囲気で進行していくのでしょうか。気になる全体の流れとレストランウェディングのメリット・デメリット、予算感などの詳細はこちらからどうぞ。
フォトウエディングの魅力とは?
式場での挙式や披露宴は控えて、二人の晴れ舞台を写真のみで残すフォトウェディング。利用者が増えている理由はどこにあるのでしょうか。
フォトウェディングのメリット
フォトウェディングというと、単にウェディングドレスを着て写真に残すだけと思っていませんか。実は、フォトウェディングにはメリットがたくさんあり、カップルによって多様な使い方をしているようです。
フォトウェディング最大の魅力は、撮影場所を選ばないことにあります。例えば、式場での挙式であれば、基本的には教会内や式場内のように撮影場所が決められてしまいます。フォトウェディングの場合は、式場のほか、新郎新婦にとっての記念の場所、観光地、四季や自然を感じられるスポットなど自分たちの思い入れのあるシチュエーションで撮影ができます。
式場挙式のデメリットは、ゲストに出欠確認を取ったり、会場ディスプレイや衣装選びなどの準備で時間と手間が取られたりしてしまうことではないでしょうか。フォトウェディングなら、撮影当日もしくは別日に衣装選び、撮影は数時間~半日くらいと準備に時間がかかりません。もちろん、大勢のゲストへの確認作業も不要です。ゲストの予定調整が難しい場合や、新郎新婦が忙しい場合にうってつけのウェディングです。
フォトウェディングが選ばれる理由の一つに低予算で撮影できることが挙げられます。例えば、フォトスタジオでの写真撮影であれば、パターン数にもよりますが、10万円からの低予算で撮影することもできます。結婚式場での挙式費用の相場が350万円程度(参考 ゼクシィ結婚トレンド調査2017)であることを考えると、かなりコストを抑えられることが分かりますね。浮いたお金を新居や新婚旅行にあてて二人の生活を楽しむカップルも多いようです。
結婚式場やホテルでの挙式では、提携しているドレスブランドの衣装からウェディングドレスを選ぶこととなり、持ち込みをする場合は、別途高額な費用がかかってしまいます。その点、フォトウェディングなら、スタジオで用意している衣装のほか、好きな衣装での撮影が可能です。和装、洋装など好みの衣装を好きなシチュエーションで撮影できるので想い出の幅が広がるでしょう(撮影会社によっては持ち込み費用がかかる場合があるため、契約前に確認しましょう)。
小さなお子様がいての挙式は準備では式中のお子様の世話をどうするか大きな課題になりますし、妊娠中の挙式は突然の体調変化が心配になったりしますよね。そのため、結婚式を先延ばしにされる方もいらっしゃいます。フォトウェディングでは、打ち合わせ時間や撮影時間も短く済ませられますし、お子様も一緒に写真に写っていただけます。また、妊娠中でも体調に応じて撮影ペースを勧められることも魅力ではないでしょうか。
ペットは家族同様に大切な存在。ですが、たいていの結婚式場やホテル、レストランではペットの入場が断られるのが実情です。フォトウェディングの場合は、ペットと一緒の撮影が可能な場合も多くあります。家族同然の大切なペットと一緒に記念を残せれば素敵ですね。
フォトウェディングに食事会をプラスしてみては
晴れの日の想い出を写真に残すだけでなく、せっかくの記念に両家で一緒に食事をしたい方もいらっしゃるでしょう。そんなときは、写真撮影と一緒に食事会ができるプラン・サービスを利用するのがおすすめです。
食事会で両家の親睦を
結婚というと新郎新婦二人だけの記念のように感じられますが、新郎新婦それぞれの親族の顔合わせも大切です。ですが、披露宴のような仰々しいものは避けてシンプルに済ませたい方もいるでしょう。そこで、おすすめしたいのが、写真撮影の後の食事会です。
従来のフォトウェディングというと、撮影はフォトスタジオでおこない、食事会は別の会場を予約する流れが定番でした。ですが、最近では、ホテルや式場といった会場で撮影をしたのち、その場で食事ができるプランも設けられています。
同一会場で撮影と食事会ができるので、親族と一緒に記念写真を撮影して、衣裳を着たまま食事会ができる会場もあります。さらに「チャペルでの挙式」などもオプションでつけることができる会場もあります。自由度の高さもフォトウェディングの魅力ではないでしょうか。
憧れの式場やホテルの利用も可能
フォトウェディングを選んだけれど、本当は有名ホテルや式場で結婚式を挙げたかったという方もいらっしゃるでしょう。手の届かない会場だと諦めていませんか。実は、高級ホテルや有名な式場でもフォトウェディングと食事会プランを設けています(※2)。もちろん、通常の挙式に比べてリーズナブルな価格で利用できるので、コストを抑えつつ、思い出に残る時間を過ごしていただけます。豪華な会場での撮影と食事会は、両家にとって記念に残るウェディングとなるでしょう。
http://pridal.jp/about.html
フォトウェディングはどんな結婚式なのでしょうか。挙式スタイルやプランの詳細、気をつけることなど、フォトウェディングについて詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。