恋愛の最終ゴールを結婚と考えている女性は多いけれど、恋愛中の過ごし方で結婚を遠のかせてしまうことがあります。何気ないデート中に、この人とは結婚したくないかもと思われてしまうような行動をしていることも。

結婚に結びつけたいなら、その気にさせる演出も必要。それは、良き妻を演じるという訳ではなく、現代の男性の結婚観に合わせたひと工夫が大切です。

1. 適度な自由と快適さ

男性は自由と自分の世界を好む生き物です。趣味や仕事、友達づきあいなど、自分の世界を共有して一緒に楽しみたい女性とは違い、男性には恋人にもそこへ入って来て欲しくないと考える人が多いのです。そのため、交際中の彼には適度に自由を与えておきましょう。

また、毎日連絡を必ず入れる、LINEの既読無視はNGなど、女性なら当然とも思えるような約束事やルールも、男性は「縛られている」と感じたり、「彼女と結婚したら大変そう」と感じるかも知れません。

適度な自由は、同棲中にも、ゆくゆくは結婚後まで必要なことになります。その根底にはもちろん、信頼関係という絶対的な絆がなくてはいけません。信頼しているから自由にしていいよ、これを裏切れる人はなかなかいません。

2. 感情的にならない喧嘩を

喧嘩は二人の仲を深めることもあれば、壊すこともあります。喧嘩はしなくても構いません。「喧嘩するほど仲がいい」なんて、考える必要もありません。

しかし、喧嘩ができて、ちゃんと仲直りできるような雰囲気は作っておきたいもの。元々は他人なのだから、当然のごとく食い違いや譲りたくない点はあります。そんなことが露見した時に、ためこまないで、きちんと話し合ったり、多少は口論出来る関係が望ましいのです。そして結婚してからもお互いの立場を尊重し合えるように、高飛車に言い分を押し付けたり、または甘えて情に訴えたりするのではなく、対等な立場でものを言いましょう。

また、意見が違った時などにも頭のどこかを冷静にしておく訓練が必要です。男性が女性との話し合いや喧嘩を避けるのは、感情に任せてものを言う女性が多いため。反論など許すまい！という勢いでまくし立てられると彼もゲンナリしてしまいます。すぐに泣くのもNG。可愛いタイプの人もおっとりとしたタイプの人も、ちょっとしたタイミングで冷静にものを考え、適切な意見を述べられるところをアピールしておくと効果的です。

3. たまにはうっかりミスを

完璧主義でキャリア指向の女性にとってテキパキとミスなく用をこなすことは当然かも知れません。しかし、彼を落ち着かなくさせていることはありませんか？「一緒にいると疲れる」と言われたことはありませんか？そんな人は、たまにでもいいから、わざと軽いうっかりミスをして、彼を和ませてあげましょう。

大したことでなくて構いません。デートの時忘れ物をしたり、苦手な食べ物を間違えて頼んだり。できれば、後で彼がフォローをしてあげられるようなことがいいでしょう。忘れ物なら彼にものを借りる、オーダー間違いなら代わりに食べてもらうことで、彼を「デキる男」にしてあげるのです。そしてすかさず笑顔で感謝を。頼られることで男は成長します。

結婚とは、いつまでも一緒に過ごすということです。そしていつまでも「快適に」一緒に過ごすためには、ある程度の距離も大切。馴れ合いにならず、お互いの違いは冷静に歩み寄り、たまには程よく彼に甘えられたら、彼も快適な結婚生活を描くことができるでしょう。尊重し合い、一緒にいることでお互いに成長し合える関係になれたらいいですね。