花嫁衣裳に新たなトレンドにパンツスタイルが加わりそうです。海外のブランドでは既に多くの種類のウェディングパンツが登場し、話題になっています。まだまだ日本では馴染が薄いですが、これからじわじわブーム到来の機運があります。日本のウェディングドレスレンタル店でもウェディングパンツをラインナップに加えたお店も増えてきているようです。今回は、ウェディングパンツブームについてや、実際の入手可能な商品、着こなしのポイントを紹介します。

パンツブームの火付け役は、アマル・クルーニー

海外でのウェディングパンツブームの発端となったのはアマル・クルーニー。国際法と人権を専門とする弁護士で、活動家であり、ファッションアイコンでもある彼女は俳優のジョージ・クルーニーと結婚。その際、知的でエレガントな彼女らしいパンツスタイルの花嫁姿を披露し話題なりました。晩婚化も進む中、可愛らしさよりも、大人びた知的な花嫁のスタイルとして多くの女性の指示を得たようです。

花嫁のパンツスタイルは、日本でもトレンド化が必至?

結婚式のモチーフにも頻繁にかりだされるディズニープリンセス。少女が目指す女性の理想像、憧れの象徴でもありますが、日本では2019年11月に公開される「アナと雪の女王2」にディズニーの描くプリンセス像に大きな変化を見て取ることができます。それは、姉妹のプリンセスであるエルサとアナがドレスではなく、パンツスタイルであること。

高い塔から自分の髪をつたって下りなくてならないラプンツェルも、弓矢を扱う逞しいメリンダでも、今までのディズニープリンセスたちは、いつも「ドレス」を着ていました。どんなに激しいアクションをしてもドレスを着ていたプリンセスがついにパンツスタイルに。大胆な変化と言えるのではないでしょうか。因みに、ブロードウェイでミュージカル化された「アナと雪の女王」では既にエルサ役の女優がエレガントなパンツスタイルを披露しています。

「劇団四季」でも、2020年9月に「アナと雪の女王」のロングラン公演が予定されているので、日本版エルサのパンツスタイルを目の前で見られる日も近そうです。日本の少女たちも、パンツスタイルをプリンセスにふさわしいエレガントなファッションとして憧れるようになるのかもしれませんし、花嫁衣裳として選ぶ女性もますます増えることでしょう。

こんな花嫁に、パンツスタイルがおすすめ

自分らしさを表現したい

結婚式はドレスでフェミニンな装いではなくてはいけない、などという先入観は普段からパンツスタイルが好きな女性にとってそれ自体、受け入れがたいもので、自分のドレス姿に違和感を覚える場合もあるかもしれません。そんな方にとって、パンツスタイルでの花嫁姿が最も自分らしい姿と言えるのではないでしょうか。

快活に結婚式を楽しみたい

ウェディングドレスは華やかな分、動きにくいですし、それ自体重く着ていてかなり疲れてしまう事も。ガーデンウェディングの際はドレスが汚れるのでは?と心配になりますね。パンツスタイルならそうした心配なく、結婚式を楽しめそうです。

衣装代を節約したい

日本では花嫁のウェディングパンツは多くは出回っていませんが、ドレスと比較するとかなりお買い得なものが多いです。1万円~3万円くらいの商品も多くあります。

花嫁のパンツスタイルをご紹介

とことんシンプルに

アマル・クルーニーが着用したのは、レースもない、リボンもない、パンツスタイル。胸元も大きく開けることなく、一見すると花嫁姿には見えません。しかし、ウェストには紺のラインのアクセントあり、彼女の足の長さ、気品が際立っています。タキシードではなく、ビジネスマンが着るようなスーツ姿の夫ジョージ・グルーニーとのバランスも抜群。彼女のように長身で、大人の女性にフィットするスタイルですね。

アマル・クルーニーのパンツスタイル(外部リンク)

レース使いで花嫁らしく

基本的にシンプルなので、レースが使われているかどうかで大分印象が変わります。パンツスタイルでも少し花嫁らしさもほしい。そんな方はレースを使ったスタイルがおすすめです。こちらのパンツですと、ボーイッシュな印象が和らぎ、フェミニンさが増し、優しく若々しい印象に。パンプスやアクセサリーを工夫次第で華やかにも個性的にも自由自在です。

パンツとスカートを組みあせて

ふんわりとしたスカートやトレーンをパンツに組み合わせることで華やかさがアップします。立ち姿は上品なドレスのように見えますが、歩くとパンツでトレーンをなびかせて颯爽と。変化が楽しめるスタイルです。

二の腕、デコルテを見せることで、よりスリムに

二の腕は太いから隠したいという方も多いかもしれませんが、実際は見せることですっきりし、ぐっとスリムに見えます。パンツスタイルでノースリーブなら、まるでモデルのようなスタイリッシュな印象に。爽やさも感じますね。

花嫁のパンツスタイル、着こなしのポイントは?

目新しいこそ注目を集める花嫁のパンツスタイル。着こなしのポイントをご紹介します。

1. ハイウェストで足長に

パンツスタイルをかっこよく見せるには足長に見えることが大切。通常よりも高い位置にウェストがくるハイウェストは大きなポイントです。事前に自分の体形を正しく計測しておきそれに合わせてパンツを選びましょう。身体に合わせて直すのも良いでしょう。

2. ウェストは強調する

ウェストは隠すよりも見せることで、女性らしい美しいラインが映えます。ウェスト部分がシェイプされているものや、リボンやベルトなので協調されているものを着るほうがスタイルは良く見えます。

3. ワイドパンツでさらに足長に

ハイウェストにプラスしてワイドパンツを選ぶとさらに足長効果抜群。大人っぽくエレガントでもあります。

4. ベールやブーケの組み合わせも大切

パンツスタイルでもベールをかぶれば花嫁らしいしとやかな雰囲気に。シンプルなパンツスタイルだからこそ、ブーケは際立ちますので、ファッションとのバランスをよく考えて選びましょう。

5. 新郎は花嫁とのバランスを重視

新婦がシンプルなパンツスタイルなのに、新郎が派手な印象の服装ではバランスが悪いです。ただし、パンツスタイルでもレースやスカートの付いたものならタキシードでも良いでしょう。

花嫁がパンツスタイルを選べることで、ウェディングドレスに抵抗のあった女性も気軽に結婚式を挙げやすくなるようにも思います。それぞれが皆、自分らしい花嫁姿を楽しめる時代がくると良いですね!