マタニティ婚のドレス選び。どのくらいお腹やバストが大きくなるのか?きれいなドレスラインが出るか?結婚式の途中に苦しくなったり、具合が悪くなったりしないか?・・・不安なことも多いですね。しかしマタニティ婚だからといってドレス選びを妥協したり、あきらめたりしなくても大丈夫です。多くのドレスショップでマタニティ婚向けに十分対応してもらうことができます。
大阪・心斎橋でウェディングドレスの販売・レンタルを行っている「ルーブル・ブライダルサロン」の代表取締役・山田由起子さんに、マタニティ婚のドレス選びのコツを教えていただきました。
妊婦の体型は実はウェディングドレスがとても似合う―マタニティ婚ウェディングドレス選びのポイント
ルーブル・ブライダルサロン ミルキーウェイ
マタニティウェディングドレスのショップ選び
妊娠5ヵ月以降はお腹や、バスト、ヒップ周りがどんどん変化します。結婚式直前まで体型は変わるものと考えておきましょう。 「サイズ直しが直前までできるアトリエのあるドレスショップを選びましょう。また、最終フィッティングも直前にしてもらえるところがいいですね。」(山田さん)
「『マタニティならこの中から選んでください』と限定してくるようなドレスショップは、マタニティ婚のノウハウが少ないと考えられますので注意しましょう。なぜならお腹が大きくてもドレスのタイプに関わらず、サイズを調整すれば着られるものは少なくないからです。」(山田さん)
新婦の着たいドレスのイメージや要望を聞いた上で、客観的にアドバイスをしてくれるショップがいいでしょう。
試着の際は「座ってみる」「歩いてみる」
ドレスを試着する際、ほとんどが立った姿勢で前後左右の見え方やデザインに注目してしまいがちです。 「披露宴の際は座っている時間のほうが長いので、デザインや着心地とともに、座った際にもゆとりがあるかどうか、苦しくないかを確認してください。」(山田さん)
妊娠中期~後期になってくると、お腹が大きくなり重心が変わってバランスがとりづらくなってきます。 「マタニティの方は歩きやすさも試してもらった方がいいので、試着の際に店内を歩き回って確認するのがいいですね。」(山田さん)
マタニティの体型はドレスが似合う!
「バストのすぐ下から切り替わるのでエンパイアラインがおすすめです。お腹あたりの締めつけがないとたいぶ楽になります。また他のラインでも、デザインによって比較的負担の少ないドレスもあります。」(山田さん)
「妊娠何か月でドレスを着るのかによって違いますが、妊娠中はバストが大きくなり、デコルテからバストラインにかけてボリュームが出てきて、実はドレスが非常に似合う体になっていきます。素敵なデザインのドレスを押しつけるのではなく、しっかりアドバイスしてくれるドレスショップを探すことが重要です。」(山田さん)
体重が増えて体型も大きく変わると、ドレス姿もすごく太って見えるのではないか?きれいなラインにならないのでウェディングドレスが似合わないのでは?と心配になってしまいますが、実はドレスが似合うようになるというマタニティ婚のメリットもあるのですね。
はじめての妊娠やドレス選び、不安や疑問がたくさんあるかもしれません。希望を聞くだけではなく、押しつけるだけでもない、プロとしてしっかりと提案してくれるコーディネーターがいるショップで運命の一枚を見つけましょう。
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