妊娠中は体調が不安定ですし、式の時だけだからといって、体を締めつけすぎたり、冷やしたりしない方がいいですね。ドレスのインナーはふだん使っているマタニティ用でも使えますが、マタニティブライダル専用に作られたインナーは伸縮性のある生地で、ある程度サイズ調整がしやすい設計になっています。母体とお腹をサポートしつつ美しいドレスラインを出すために、マタニティ用ブライダルインナーを用意してみては?
マタニティ婚のブライダルインナー(下着)選び
マタニティビスチェの選び方
ビスチェは補正力が強く、バストからウエストにかけてのラインを美しく立体的に見せます。
ブライダルインナーのビスチェは、背中の開きが広く、肩ストラップの取り外しもできるので、ドレスのデザインを問わずつけることができます。 平均的に妊婦のバストは、5カ月で1カップ、7か月で1.5~2カップ、サイズアップすると言われています。例えば、挙式が妊娠3か月~妊娠5カ月までの方(元々のブラジャーサイズがC70・挙式は妊娠5か月に予定)は、マタニティビスチェのサイズ は「C70」でおおむね大丈夫です。挙式が妊娠6か月以降の方(元々のブラジャーサイズがC70・挙式は妊娠8か月に予定)は、マタニティビスチェのサイズは「D70」にするとよいでしょう。(サイズ基準はブライダルインナー「LuXY リュクシー」の商品による)挙式当日が妊娠7か月以降となると、1.5~2カップ程大きくなっている方が多いので、マタニティインナーでは1カップ大き目を選びましょう。
マタニティビスチェはレースアップスタイルで調整できるものがおすすめ。ウェディングドレスを試着する時はパッド調整し、挙式当日はパッドなしでピッタリという方が多いようです。
マタニティガードル or フレアパンツ
ガードルはウエストから太ももまでをすっぽり包み、下半身を補正します。
マタニティガードルの場合は、下腹部はもちろん、骨盤も支え、スッキリと良い姿勢を保つことができます。そのためお腹周りの重心が安定し、立っていて楽だったという新婦も少なくありません。挙式後は臨月まで腹帯代わりに使うこともできて便利ですね。
フレアパンツをはくと、汗で脚がべとべとするのを防ぎ、ドレスさばきもよくなります。
また、ショーツの上に1枚はくのは、着替えを担当してくれるの方や介添の方へのエチケットです。ウエストがゴムでお腹周りがゆったりしているので、マタニティ専用でなくても大丈夫です。挙式を妊娠5か月以降に予定している新婦はLサイズを選びましょう。
ブライダルインナーは式場やデパート、ウェディングドレスショップ、ネットなどで購入できますが、約5,000円~45,000円と価格の幅がとても広い商品です。挙式の後も普段用に着けるのか、数回しか使わなくても一生に一度の結婚式の大事なアイテムと考えるのか、慎重に選びましょう。
(写真提供:名古屋東急ホテル)