結婚式に向けてストイックに減量中の方もいるでしょう。気を付けて欲しいのは「痩せて細い=美しい」ではないこと。健康的でほどよく肉付きがあり、女性らしい柔らかさが感じられる方が魅力的です。
ダイエットだけじゃない!ウェディングドレスを美しく着こなす秘訣は?
1. ポイントはドレスから露出する部分
結婚式に向けて、全身痩せる必要はありません。ポイントはドレスから露出する部分です。次の部分が引き締まってすっきりすると、ウェディングドレスが美しく映えます。
二の腕
ほとんどの方がノースリーブのタイプのドレスですよね。あらわになる二の腕はすっきりさせたいものです。次の方法でほっそりとした二の腕を手に入れましょう。
腕を後ろに回し、少しきつい位置で止めます。バイバイをするように腕を絞りましょう。肩甲骨も意識して行うといいですよ。
二の腕は老廃物がたまりやすい場所です。ボディクリームやオイルを塗り、リンパマッサージをしましょう。
- 片方の手で脇の下を押します。
- 脇をマッサージされた方の腕を床と平行に上げ、手首から脇に向けてマッサージします。絞ったりさすったりしながら丁寧にしましょう。
- 反対側の腕も同じようにマッサージします。
デコルテ
ドレスを着たときに目につきやすいのがデコルテです。デコルテで重要なのは、くっきりと浮かび上がる鎖骨です。姿勢が悪い方やリンパが滞っている方は、鎖骨が埋もれてしまいがちです。
猫背のように姿勢が悪いと、血流が悪くなり体に老廃物がたまります。コリやむくみの原因になり、鎖骨も埋もれてしまいます。普段から美しい姿勢を心がけましょう。
鎖骨に沿って上から下へ優しくなでます。力を入れず、優しくさする程度でOKです。左右10回ずつ行いましょう。
背中
背中を引き締めるには、肩甲骨周りをスッキリさせるのがポイントです。天使の羽根と呼ばれる肩甲骨がくっきり浮かべば、後ろから見た姿も美しくなります。
背中の筋肉は意識して動かさないと、少しずつ衰えます。日常から肩甲骨を意識して動かすといいですよ。結婚式に向けて次のことにトライしましょう。
姿勢を正し、肩甲骨を意識しながら腕を後ろへ大きく振る
- 姿勢をまっすぐにし、両手を上げる
- 肩甲骨を意識して両手を肩の横まで下げる
- 上げ下げを10回繰り返す
時間がない方はエステもおすすめです。背中のケアは自分でしづらいので、プロに頼るのもひとつの方法ですよ。
2. サイズに合ったブライダルインナーを選ぶ
自分に似合うドレスを選ぶのは、花嫁さんの楽しみのひとつですよね。デザインもサイズもぴったりなドレスが見つかれば、美しいドレス姿を披露できるはずです。
ドレス選びと同じく気をつけたいのが、ウェディングドレス用の下着である、ブライダルインナーのサイズです。インナーのサイズがぴったり合うと、丸みのあるバストライン、すっきりとしたデコルテ、きゅっとしぼったウエストになり、メリハリのある美しいシルエットになります。逆にサイズが合わないと、ウェディングドレスを美しく着こなせません。サイズが小さいと脇肉がはみ出たり、式の間ずっと苦しくて姿勢が悪くなったりします。インナーのサイズが大きい場合は、インナーがずり下がることもあり、式に集中して楽しめませんよね。
サイズがぴったりなインナーを用意しても、減量したり太ったりで体型が変化すると、インナーのサイズが合わなくなるので気をつけましょう。
3. きれいな姿勢を心がけて
結婚式が直前に迫っている花嫁さんでも、大丈夫。今からできるのが姿勢です。正しい姿勢を意識すると、ドレス姿も見違えるように美しくなります。鏡で自分の姿勢をチェックしながら、正しい姿勢をキープするためのポイントを確認しましょう。
肩甲骨を引き寄せます。背中が丸まらないように背筋を伸ばすのがポイントです。胸を張るイメージでデコルテを大きく開くと、バストアップして見えますよ。
二の腕は後ろに引き、体から少し離すとほっそりときれいに見えます。肩の力は抜き、両肩の高さをそろえましょう。
猫背になるとあごが前に出て、顔が大きく見える原因になります。逆にあごを引きすぎると二重あごになるので要注意です。首が前のめりにならないように気をつけて、少しだけあごを引きましょう。