和装は白無垢、色打掛、黒引き振袖が代表的でどれも挙式で着ることができます。挙式と披露宴のスタイルによってどの衣装を着るか、予算とお色直しの時間を考慮して考えましょう。とくにドレスから和装へのお色直しは時間がかかります(目安は30分)ので、計画をよく練りましょう。

和装の種類

和装の種類

白無垢

打ち掛けや帯、掛下(下に着る着物)小物をすべて白で統一した格調高い婚礼衣装。白一色ですが、織りや柄はさまざま。披露宴では綿帽子を外す。

色打掛

金糸や銀糸などの刺繍や箔などで華やかに吉祥文様(鶴亀、鳳凰、松竹梅など)を描いた、豪華な雰囲気の打掛。色は赤、緑、黒などが一般的。

黒引き振袖

すそを引いた黒地の振袖。挙式・披露宴ともに着用できる。ヘアスタイルは文金高島田or洋髪。

大振袖

袖丈が長く、振袖のなかではもっとも格式が高い衣裳。お色直しに着ることができる。人気の柄は牡丹、胡蝶、菊など。

新和装

ドレス感覚で楽しめる和装でお色直しにぴったり。サテンやオーガンジーなどの素材の打ち掛けを羽織る。

和装の髪型

最近は洋髪にする人も増えていますが、和装の基本的な髪形は文金高島田です。挙式のときはその上に綿帽子や角隠しをかぶります。

和装の髪型

文金高島田

挙式ではこのかつらの上に綿帽子や角隠しをかぶり、披露宴ではかんざしやこうがいをつけて華やかにする。長時間つけるものなので、頭が痛くないか、お辞儀をしたときにずれないか、かつら合わせは念入りに行いましょう。

角隠し

白無垢、色打掛、引き振袖のいずれにも使用できます。

綿帽子

白無垢にのみ合わせます。

  • かつら合わせは挙式の約1ヶ月前に行う。カットやパーマをする場合は、かつら合わせ前にすませておきましょう。
  • かんざしは前後に2本ずつ計4本さすのが基本。かんざしに加えて、こうがいとくしは1本ずつ。かんざしはべっ甲や珊瑚、真珠などの素材が多く、こうがいはつげ、べっ甲、象牙など。
  • 洋髪は生花を差したりさまざまなアレンジが楽しめ、華やかな雰囲気に。洋風の会場やレストランウェディングにも。

和装に必要な小物・下着類

和装に必要な小物はレンタルするのが一般的ですが、肌襦袢や足袋など直接肌につけるものは自分で用意する必要があります。何がレンタル小物に含まれていて、何を用意するのが、衣裳の予約時に必ず確認をしておきましょう。

和装に必要な小物

(1) 末広

「末広がりの幸せ」という願いが込められている。房飾りは色打ち掛けには紅白のもの、白無垢には白いものを。右手に持ち、下から左手を添える。

(2) 筥迫(はこせこ)

懐紙などを入れる化粧道具入れ。襟の合わせ目にさし模様を少し見せる。

(3) 懐剣(かいけん)

「これから新しい人生を歩む花嫁をさまざまな厄災から守る」という意味。綿袋に入れ、帯の左側にさし、組みひもを前に垂らす。

(4) 帯

(5)草 履

自分で用意することが多い下着・小物

和装用ブラジャー

裾よけ

腰から下に巻く下着。

肌襦袢

和装用の下着。

タオル

着崩れを防ぐためつかう。

白足袋

その他、腰ひも、伊達締め、和装用ストッキングなど。

(写真提供:ホテル椿山荘東京)