結婚式は結ばれる二人が主役。とはいいましても、華やかさでは男性は女性に一歩譲ります。しかし男性にとってもウエディングは一生の思い出になるイベントに間違いありません。ポイントを押さえ洗練された装いを身にまとい花嫁の隣に立ちたい。そう望まれる方も多いことでしょう。そんな時に役立つアイテムがメンズジュエリーです。シックなムードを演出することができます。
花婿も洗練された装いに! 結婚式のメンズジュエリーあれこれ
ネクタイを整えアクセントを加える、タイホルダー
タイピン、タイバー、タイタックなど、ネクタイの位置を整えるアイテムの総称をタイホルダーといいます。地金を曲げてネクタイを挟み込むものはタイバー。同じ挟むものでもバネが使われているものはタイクリップとよばれ、なじみ深いタイホルダーです。ネクタイを留める面積も大きく、華やかに彩ります。短いピンでネクタイを刺し留めるものをタイタック、長いピンで留めるものはスティックピンといい、ネクタイにピンポイントでアクセントをつけます。チェーンを使ってネクタイを囲むように固定するものはタイチェーンと呼ばれます。ネクタイを緩やかに留める様子はとてもエレガントです。
このようなタイホルダーは、会社勤めの方は普段から使っている方もいらっしゃるでしょうし、フォーマルな場に参加する場合には必需品でもある、最も身近なメンズジュエリーでしょう。
ただしご自身が主役の結婚式ともなれば、日常使う無難なデザインでは合いません。宝石をあしらったものや、地金に繊細な装飾を施したものがよいでしょう。またチェーンでネクタイを留めるタイチェーンは特にお勧め。ダイヤモンドなど宝石をセッティングしているデザインもありますから、女性にとってのネックレスと同様に胸元をシックに飾ります。ネクタイと合わせてコーディネートしましょう。
袖口を控えめに彩るカフ・リンク
最近は日常ではあまり見かけなくなりました。袖口を留めるアイテムです。ジャケットに隠れて見えにくい部分とお思いでしょうが、実はそうでもありません。式場での立ち居振る舞いの中、例えば指輪の交換の時など男性が腕を使うシーンは多々あります。そんな時に袖口をささやかに彩るカフ・リンクは、仕草に輝くアクセントを与えます。上半身のカラーに合わせ、好みのデザインをお選び下さい。大粒の宝石をセッティングしたものなどは、非常にインパクトがあります。男性のセンスが光るコーディネートが可能です。
男性にとっても思い出に残るシーンだから
このようにメンズジュエリーは女性のもののような華やかさは少ないですが、要所要所で個性をアピールし、全体的なムードを非常に洗練されたものにします。エレガンスに着飾った花嫁の隣に、スマートでシックな装いの花婿。とても絵になるシーンが想像できるのではないでしょうか。ぜひこだわりを持ってメンズジュエリーを選んでみてください。
当然ですが、花婿もまたウエディングの顔です。人生における晴れ舞台の主役なのですから。