結婚式の招待客に乳幼児のお子さんがいる場合、新郎新婦はどのようなおもてなしができるでしょうか。年齢によっておもてなしの内容が異なるので、年齢別に子どもが参加しやすく、なおかつこちらも招待しやすくなるようなおもてなしをご紹介します。
お子さまウェルカム!年齢別、招待客に子どもがいる場合の配慮ポイント
写真提供:Ed Hall
0~2歳・食事の確認とベビーベッドの用意を
0~1歳児のお子さんを招待するときは、結婚式の日に生後何ヶ月にあたるかを確認しましょう。だいたい6ヶ月頃から、離乳食が始まります。すでに離乳食が始まっているお子さんの場合、月齢によって食べられる食材や固さが異なります。月齢に合った食事の用意をすることで赤ちゃんはもちろん、ご両親へのおもてなしにもなりますので、ご両親に希望をきいておければベストです。アレルギーで食べられないものがあるかの確認もお忘れなく。
また、0~2歳くらいまでのお子さんは日中に昼寝をするので席の近くにベビーベッドの設置をお願いしましょう。
会場の、授乳室や、おむつ交換台の設備についても確認し、お子さんもご両親も不自由することのないよう配慮しましょう。
3~5歳・お子さま向けの食事と子どもが飽きないおもちゃを用意
お子さま向けの食事を一人で食べられるお子さんも増えてきます。こちらもご両親にアレルギーの有無を確認しておきましょう。大人の真似をして何でも自分でやりたがる年頃ですので、子ども用の椅子の用意と席次表に名前の記載をしておくと喜んでもらえるかもしれません。
この頃の子どもは長時間席に座っているのが苦手で、披露宴の会場内を動き回る子もいます。子ども達だけ特別にお菓子のセットやおもちゃを用意して子ども達の集中をそらせるようにしておけば、子どもも楽しめる上にご両親もゆっくり食事を楽しめます。
おむつ交換台についても確認しておきましょう。
6歳以上・大人扱いのおもてなしで結婚式自体が印象に残る思い出に
小学生以降になると子どもなりに物事を理解するようになり、思い出となって記憶に残る年頃です。小さい子どものように騒ぐこともなくなってくるでしょう。すでに大人と対等に話が分かるくらいの子であれば、他の招待客と同じようなおもてなしをしてみてはいかがでしょうか。余興に参加させたり、サプライズのインタビューをするなど、期待を裏切らない活躍を見せてくれるかもしれません。ただし、食事だけは注意。結婚式の食事はボリュームが多くて大人でも食べきれない量が提供されることもあるため、お子さま向けのメニューを用意しておくのがおすすめです。
その他
会場によっては、ベビーシッターのサービスや託児所、プレイルームが完備されたところもあります。ご予定の式場やホテルにそのようなサービスがあるかどうか、確認してみましょう。
子どもを招待するウエディングはとってもにぎやかです。走り回る子どもがいても、それはそれでよい思い出になるかもしれません。子ども達も喜ぶような余興や演出で結婚式を盛り上げてみてくださいね。