最高に幸せな結婚にするために縁起を担ぐのは、何も日本人だけの習慣ではない様です。今回は、世界のユニークな結婚のジンクスについてご紹介したいと思います。
100%幸せになれる?!世界の不思議な結婚のジンクスについて
ジューンブライドの起源とは?
6月に結婚すると幸せになれる。誰もが一度は耳にした事のある、結婚にまつわるジンクスなのではないでしょうか?いわゆる「ジューンブライド」の由来としては、6月(JUNE)の由来ともなったギリシア神話の女神JUNOが、結婚と出産を司る最高位の女神であることが関係しています。
引き菓子のバウムクーヘンに込められた意味とは?
結婚式の引き菓子としてメジャーな「バウムクーヘン」には、カップルがいつまでも末永く幸せであるように、という素敵な意味が込められています。
ちなみにバウムクーヘンの古里はドイツですが、この木の年輪の様なお菓子が日本に伝わったのが今から約100年前。ドイツの菓子職人カール・ヨーゼフ・ヴィルヘルム・ユーハイム氏によって伝えられました。日本のデパートでお馴染みの「ユーハイム」は、実はこの職人さんが創業者だったんですね。
花嫁を幸福にしてくれる、猫のくしゃみ?
くしゃみに関するジンクスで有名なのは、「木曜日のくしゃみ」でしょうか?イギリスでは、木曜日にくしゃみをすると、何か良いことが起こるとされています。しかし結婚にまつわるジンクスとしては、「猫のくしゃみ」があげられるでしょう。
猫のくしゃみを聞いた人には幸せが舞い込む、と言われています。古代ローマでは愛と美の女神・ビーナスの使いである猫が花嫁の近くでくしゃみをすると、その花嫁はビーナスに祝福され、幸せになれるとされています。このジンクスを知ると、なにが何でも猫にくしゃみをして貰おう、と頑張る女性も出てくるかも知れませんね。猫たちからすれば、いい迷惑な話ですが…。
虫嫌いだなんて言わないで!てんとう虫は幸せの象徴
結婚式でよく歌われる歌の中に、「てんとう虫のサンバ」という歌がありますね。「どうして結婚式なのにてんとう虫なの?!」と疑問に思われる方もおられる事でしょう。ですが、この曲が結婚式でよく歌われるのには、それなりの理由があります。欧米では、てんとう虫は幸せのシンボルとしてよく知られています。イギリスにおいては、てんとう虫は聖母マリアのお使いとされており、古くから、てんとう虫が体にとまると幸せが訪れるとされていました。
もしもあなたが虫嫌いだったとしても、てんとう虫だけは大目にみてあげてはいかがでしょうか?