夫婦生活にとって寝室はとても大切な場所。リラックスして一日の疲れを癒し、夫婦生活を共にします。しかし、「マイナビ賃貸」の調査では、なんと3割ほどの夫婦が別々の寝室で寝ているとか。あるホームメーカーでも、夫婦別々の寝室の間取りを提案している場合がありますので、実際にそのようなニーズはかなりあるようです。

果たした夫婦は一緒の部屋に寝るべきなのか、別々に寝るべきなのか―。ここでは、それぞれのメリットを取り上げてみたいと思います。

夫婦一緒のメリット

1. コミュニケーションがとりやすい

夫婦別々の寝室よりも一緒にいる時間も長くなりますし、寝室というリラックスした空間でコミュニケーションを深めることができます。ケンカしたときも、仲直りするきっかけができやすいという意見もありました。

2. 相手の体調が分かる

寝ているときの様子、いびきなどによって、相手の体調を把握することができます。とくに、「睡眠時無呼吸症候群」は寝室を共にしている家族による早期発見が大切です。

3. 一緒に寝ることで、女性のストレスは軽減され、精神は安定する?

ピッツバーグ大学で精神医学・心理学を教えるウェンディ・トロクセル助教に調査によると、パートナーと長期的に安定した関係を築けている女性は、そうではないと女性に比べて、眠りにつくのがスムーズで、夜中に目覚める回数が少ないとのこと。

欧米の夫婦は通常一緒のベッドに寝ていますので、それは一緒眠ることで、ストレスホルモンの分泌が少なくなり、不安感を和らげる「ラブホルモン」ともいわれるオキシトシンの分泌が促されるためと考えられています。

出典:ライフスタイル/パートナーと一緒に寝ると健康で長生きできる=研究/WSJ日本版
 http://jp.wsj.com/layout/set/article/content/view/full/455027

夫婦別々のメリット

1. 安眠できる

夫婦一緒の時間に眠って起きるならいいかもしれませんが、別々の時間に眠る場合、部屋に入ってきた気配で先に眠っていたほうが起きてしまうということもあるでしょう。もちろん、いびき、寝言、寝相が悪いといった場合、安眠が妨げられます。夫婦別々の寝室ならそのようなことはありません。

2. 夫婦別で寝ることで、お互いを求める意識が高まる

一緒に寝ることでコミュニケーションできるという考え方もありますが一方で「別に寝ることでお互いを求める意識が高まり、親密さが増す」という見解を示す心理学者もいます。いつでも手が届く状態故にセックスレスに陥ることもありますので、それも一理ありそうです。

3. 一緒のベッドに寝ないほうが、男性の脳には良い

実は一緒のベッドで寝ないほうが男性の脳には良いとのこと。オーストリアのウィーン大学のクレシュ教授の報告によると、1つのベッドで寝た男性はストレスホルモンが上昇し、知能テストの成績が低下してしまったそうです。因みに、女性のほうは男性ほど影響を受けなかったそうです。

出典:妻と一緒に眠る男性は、頭が悪くなる!?「夫婦別寝室」or「ダブルベッド」、正しい選択はどっち?|DIAMOND男の健康  http://diamond.jp/articles/-/4288

できれば臨機応変に選べるのがベストだけど…

今回調べてみて、多くの方が夫婦の寝室問題に関して関心を寄せており、悩んでもいるのだなと感じました。一緒にするメリット、別にするメリット、どちらもなるほどと思えました。できれば、臨機応変に一緒にしたり、別にしたりしたいものですが、それは日本の住宅事情的には簡単ではありませんね。

ただ「夫婦一緒じゃなきゃ!」と妙に固執する必要はなく、一緒の寝室によって不都合を強く感じたら、の寝室にすることを考えてみるのも良いように思います。

参考
妻と一緒に眠る男性は、頭が悪くなる!?「夫婦別寝室」or「ダブルベッド」、正しい選択はどっち?|DIAMOND男の健康
http://diamond.jp/articles/-/4288 (外部リンク)
「夫婦円満の秘訣は別々のベットで寝ること」そのメリットは?「お互いを求める気持ちが高まる」|マイナビウーマン
http://woman.mynavi.jp/article/130808-028/ (外部リンク)
意外と多い? 「夫婦の寝室」は別々が3割。気になるその理由は?|マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2012/09/20/094/ (外部リンク)