パーティやイベント、結婚式でお酒の入った樽の蓋を割る「鏡開き」は見たことがある方も多いと思います。お祝い事には欠かせない儀式なのですが、樽のデザインは和のイメージが強くておしゃれな雰囲気のイベントには使いづらかったりしますよね。今回は、そんなイメージを一新するポップでかわいい「ミニ鏡開き」セットを紹介します。
世界も評価!結婚式やパーティが盛り上がる、おしゃれでモダンな「鏡開き」に注目!
日本の伝統文化「鏡開き」ってどんなもの?
「鏡開き」は江戸時代に始まったと言われています。農耕民族の日本人にとって、米からできる日本酒は神聖な意味を持っていました。そこで日本酒は様々な神事を営む際に供えられ、祈願がすむと祈願の成就を願うために参列者でお酒を酌み交わされるようになりました。このお酒が樽で供えられたときには樽の蓋を割ってお酒をふるまうのですが、蔵元または造り酒屋では樽の蓋のことを「鏡」と呼んでいたことから「鏡開き」と呼ぶようになったのです。
「鏡開き」は、新しい出発や区切りに際して健康や幸福などを祈願し、その成就を願うということ。このことから、おめでたい時や結婚披露宴などで樽酒の鏡開きは欠かせない儀式になったのです。
ポップに進化した「鏡開きセット」が登場!
今日ご紹介するのは、明治時代創業の「岸本吉二商店」が手がけるミニ鏡開きセットです。たくさんの人に日本の伝統文化の「鏡開き」を気軽に楽しんでほしい、という想いで鏡開き用の樽を現代的なデザインと使いやすいサイズで製造しています。デザインも従来の伝統的な和柄の他に著名なデザイナーとコラボレーションしたモダンでカジュアルなものまで様々。デザイナーズシリーズは2012年にドイツの「iF Packaging design award 2012」を受賞。日本の進化した伝統文化が世界で評価されているなんて嬉しいですね。
テーブルサイズの「ミニ鏡開き」でいつでもどこでもお祝いできる!
「ミニ鏡開き」シリーズは直径18cm×高さ約17.5cmのミニサイズ。従来のものよりも手軽に持ち運びが出来るので、パーティーやイベントのテーブルにさりげなく演出する事も可能です。
中はプラスチック製の桶になっています。お酒やジュースなどの飲料水を入れても洗えば何度でも繰り返し使うことが出来ます。
お菓子やおもちゃなどのギフトを入れればゲストもビックリの嬉しいサプライズが演出できます♪手軽なサイズなのでゲストにお土産として持ち帰ってもらうこともできます。
蓋の部分は磁石が入っているので、何度でも再利用できます。だれでも一度は経験してみたい鏡開きをみんなで体験できます♪
モダンでお洒落なデザイナーズライン
紅白の幕にカブトムシがとまっている絵柄。夏のお祝いごとにぴったりですね。
白い鳩が印象的なこちらは、平和の象徴、幸福のシンボルとも言われる白い鳩を空に放つセレモニー「ピジョンリリース」がモチーフ。鳩は十羽(とわ)永久に幸せが続くようにという願いが込められています。
日本の伝統模様の一つの「雪輪」と、「長寿」や「幸運」をもたらすと言われる縁起の良い「六角形」を組み合わせています。冬にぴったりのおめでたい絵柄ですね。
様々な人が集うパーティー。人と人が少しずつ繋がりを増やしていく様子とシャンデリアに照らされるパーティ会場をデザイン。カラフルでポップなデザインが目を引きます。
「パーティキング」と名付けられたこちらは、セットの木升を自分の口元に持って行くとまるでつけヒゲに!みんなで写真を撮ればパーティが盛り上がりますね。
ミニ鏡開きセットは、樽の他に木枡もセットになっているので、これさえあれば本格的な鏡開きが手軽にできます。どこか堅苦しい印象の「鏡開き」もこんなにお洒落でポップなデザインならカジュアルなパーティーにも取り入れやすく、お祝い事も盛り上がりそうですね。