女の子たちの大好きな、きらびやかな夢のようなディズニープリンセスの世界。しょせんは美しいお姫さまが王子さまと一目惚れし合うまったく現実離れした話…と思っている方も多いかもしれませんが、そうではありません。たとえ古い童話や民話などを題材にしていても、1990年以降のディズニープリンセス作品には実は現代的な恋愛、結婚観が盛り込まれおり、多くの方が彼女たちに共感することと思います。
そんなディズニープリンセスのお話をご紹介するシリーズ、第2回は、『リトル・マーメイド』を取り上げたいと思います。
女の子たちの大好きな、きらびやかな夢のようなディズニープリンセスの世界。しょせんは美しいお姫さまが王子さまと一目惚れし合うまったく現実離れした話…と思っている方も多いかもしれませんが、そうではありません。たとえ古い童話や民話などを題材にしていても、1990年以降のディズニープリンセス作品には実は現代的な恋愛、結婚観が盛り込まれおり、多くの方が彼女たちに共感することと思います。
そんなディズニープリンセスのお話をご紹介するシリーズ、第2回は、『リトル・マーメイド』を取り上げたいと思います。
原作はアンデルセンの童話『人魚姫』。最後に愛する王子のためにわが身を犠牲にする人魚姫の哀れさ、美しさがなんともいえない余韻を残す作品ですが、『リトル・マーメイド』のアリエルの結末は異なります。アリエルは王子とめでたく結ばれ、幸せな結婚式をあげるのです。
また、『リトル・マーメイド』では、蟹のセバスチャンや鯛フランダーをはじめとしたユニークで可愛らしい海の生き物が登場し、明るく物語を盛り上げており、『人魚姫』のような悲壮感はありません。つまり、『人魚姫』の筋書きや設定こそ借りていますが、世界観やテーマは異なるのです。
アリエル自身もただ王子に恋する人魚姫というだけでなく、未知の世界である地上を夢見る元気で明るい女の子として描かれています。
結婚とは自立の最たるものですが、アリエルにとってはまさにそうでした。アリエルの結婚は父親が支配する海の世界から去っていき、愛する男性と地上の世界で生きていくことを意味しているのです。
アリアルの父親は海の王トリトン。彼は人間を毛嫌いしており、人間の世界に心惹かれるアリエルを許せません。人間の落とした物を大切にしまっていた娘に激怒したトリトンはその宝物を破壊してしまいます。「私を大切に思ってくれるならこんなことはしないはず!」と反発するアリエル。トリトンとしては可愛い娘だからこそ、自分の保護下に置いておきたいのですが、その親心は若い娘には伝わらないのです。
このような親子の葛藤は多くの方が経験することではないでしょうか。親はとくに娘に対して“安全”な環境でいてほしいと願うもの。あまりにも有名な主題歌アラン・メンケン作曲の「アンダー・ザ・シー」は、アリエルのお目付け役セバスチャンが「海の世界こそ安全で最高!」と諭す歌なのです。
そして、このようなことは逆に子どもの自立心を益々掻き立ててしまいます。アリエルは“本当の私”を分かってくれる人のそばにいきたいと願い、海の魔女アースラの力を借りて、人間になって地上に上がったのです。
アリエルのお相手エリック王子は、王であった父親が亡くなったので王国を継ぐ身。本来今すぐ王妃を選んで王位につかなくてはいけないのです。しかし、アリエル同様まだ見ぬ世界への探求心が旺盛で、ただ決められたままに王位を継ぐだけということに疑問をもっています。彼の理想は自分と一緒に船にとって冒険してくれる女性。
ふたりは価値観がピッタリな似たもの同士であり、まさにお互い“本当の私”を理解し合える関係というわけです。
さてここでみなさまを現実の世界へとひき戻しますが、“価値観の違い”というのは「浮気」「借金」といったことと比較すると、少々抽象的なようですが、実際に離婚原因の上位にあります。毎回考え方が違い、衝突するようでは愛情も冷めていくはずです。
それにしても、可哀そうなのは父親。「どこにいても私のパパ」と言ってもらうためには、結局は娘を手放すしかないのです。しかし、もしもアリエルが地上への憧れを抱きながら海の世界で生活し続けたとしたら、それはそれで親子の衝突が絶えなかったでしょう。終いにはアリエルはすねて、パパを恨み、ファザーコンプレックスの魔女であるアースラの二の舞になっていたかもしれません。
女の子は小さい頃無条件にパパが大好きなもの。うちの4歳の娘なんかは、最近では「お茶を飲んで」「ご飯を食べてね」と父親に対してなにかと甲斐甲斐しく、ちやほやします。
ほとんどの場合、父親は女の子が一番はじめに執着する異性。父親から受ける愛がその後の恋愛にも大きな影響を与えるというのも納得できます。しかし、父親はあくまで父親、父親との初恋は必ず卒業しなくてはいけないものなのです。
子を愛していても価値観が共有できないことも多々ある。ほど良いときに親はやっぱり子どもを手放すしかないのです。恋愛や結婚はそのきっかけとしては大きなものなのでしょう。
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