理想の結婚式をイメージするには、ウェディングがテーマの映画が効果的です。ジューンブライドを控える人も、それ以降のために準備を進めている方も、さらに結婚を夢見る独身女性も、ロマンチックな気分に浸りながら、女の友情にほろりとなり、さらに27の美しいドレスを堪能してみませんか。2008年公開の「幸せになるための27のドレス」は、時代を感じさせないラブ・ストーリーです。

テーマとストーリー

ジェーンは恋に臆病で、好きな上司に恋心を打ち明けられない。今まで花嫁の付添い人として幾つもの結婚式に出席しています。でも皮肉にも自分の妹と上司との結婚のプロデュースも引き受けてしまうはめに。複雑な心境にジェーンは、次第に自分の気持ちと向き合い、やがて過去を棄てることが幸せへの第一歩と気づきます。

27の美しく、またキュートなドレスと、幸せを見つけたヒロインの自分探し&成長ストーリーは、観る人に勇気を与え、ハッピーな気分をもたらせてくれます。

見どころ(チャームポイント)

自分を抑え、人の幸せのために奔走している健気な女性・ジェーン。でも心の中では「どうして?」と自己矛盾を抱えて葛藤ばかり。恋愛や結婚にオクテな女性の繊細で微妙な心理が描かれたラブ・シネマ。多くの女性から、賛同を得ている作品です。

1. 「仕事も恋も、結婚も!」というアクティブな女性、必見!

花嫁付添い人・ジェーンは、仕事もそして上司も大好き。結婚式で花嫁を始め関係者のハッピーな顔をみると喜びを感じていますが、仕事にのめり込むあまり自分にとって本当の幸せが見えなくなっています。そんなある日、結婚式の記事を担当している新聞記者のケビンとの出会いによって、少しずつ変化。
やがて本当の自分に向き合うようになり、自分にとって本当の幸せをつかむのです。ワーキングウーマンの微妙な心理を突いているこの作品で、思わず仕事と恋愛のバランス関係を考えてしまう人もいるでしょう。挙式準備の合間に、また仕事も恋もという独身アクティブ女性も必見!

2. 女性の友情にもジーンと熱いものがこみあげる

仕事に対して一生懸命で真面目だからこそ不器用になってしまうジェーン。そんな彼女とケイシーの友情シーンがキラリと光ります。ジェーンが恋愛にオクテのときには肩を叩いてあげ、しょぼくれているときには励まし、理不尽な状況に立たされているときはまるで自分のように怒ってくれ、そして人を傷つけてしまったときはやんわりとしかも的確な言葉で彼女をたしなめる同僚のケイシー。
持つべきものは友達!女性だって男性に負けないくらい強い友情がありますからね。激励や助言、温かなエールを送る同僚のケイシーは、清涼飲料水のようにほっとさせてくれる存在です。

3. 27のドレスがずらり!花嫁付添い人ファッションを楽しく堪能

27着のドレスを、次々と試着するジェーンのシーンに、楽しくて思わず笑みがこぼれてしまいます。映画のタイトルにもなった27着のドレスデザインを担当したのは大ヒット映画『キル・ビル』を手がけたデザイナー。奇抜なアイデアのデザインを見ているだけでも、ワクワク、どきどき。またデザインのコンセプトにダンスを盛り込むなど、衣装という視点からこの作品をよりエンターティナーとして高めています。ドレスたちの運命は?エンディングでこの27のドレスの意味が判明します。

大ヒット女性映画『プラダを着た悪魔』のシナリオライターが、友人で実際に花嫁付添い人をつとめていた友人からヒントを得て書いたというだけあって、生き生きとしたリアルな描写も見どころです。ウェディングの裏方の仕事から、結婚の意味を知ることも、面白いですね!ウェディング・シーンを思い切り華やかに、しかもビッグな味付けにした女性監督のアン・フレッチャーの映像センスに拍手を送りたいです。