再婚のウェディング~結婚準備のポイントとおすすめウェディングスタイル~

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どちらか、あるいは両方に婚姻歴があり、二度目以上の結婚となる場合には結婚式や披露宴の計画も少し慎重になる必要があります。結婚準備のポイントや、再婚にぴったりのウェディングスタイルについて考えてみましょう。

index 目次
  1. 1. 再婚ウェディングのポイント
    1. 1-1.経験を活かしつつ押し付けない
    2. 1-2.片方が初婚の場合は希望を叶えてあげよう
    3. 1-3.お互いが再婚の場合
  2. 2. 招待客とご祝儀問題
  3. 3. 再婚におすすめのウェディングスタイル
    1. 3-1. 少人数ウェディング
    2. 3-2. レストランウェディング
    3. 3-3. 海外ウェディング&1.5次会
    4. 3-4. フォトウェディング

1. 再婚ウェディングのポイント

1-1. 経験を活かしつつ押し付けない

結婚準備の経験があると「今度はお色直しを3回したいな」「前回はビデオを撮ったけど必要なかった」など、以前を思い出しながら無駄のない計画をしたくなるもの。経験を活かしてより素敵な結婚式を実現することは大切ですが、過去の経験への言及については気をつけないと、楽しい準備に水を差してしまうこともあります。またウェディング業界は日々変化しているため、同じ演出でも以前とはまったく違ったものになっているかもしれません。思い込みや先入観は捨て、パートナーと一緒にゼロから結婚準備に取り組みましょう。

再婚になると、どうしても相手にとっては前回の結婚相手や結婚式のことが気になってしまいます。隠し事をしたり嘘をついたりする必要はありませんが、意見・要望の伝え方には注意するようにしましょう。

1-2. 片方が初婚の場合は希望を叶えてあげよう

新郎新婦のどちらかが再婚でどちらかが初婚の場合、なるべく初婚の方の本人と家族の希望や理想を聞いてウェディングの計画を立てましょう。「その演出は前回したから」はタブー。プログラムがあまり好みではないとき、ゲストに配慮して別の演出にしたい場合などは、「〇〇はどうかな」「〇〇もよさそうだから話を聞いてみない?」と代替案を出すようにしましょう。再婚の方が、結婚式の準備の際に少しでも面倒くさそうな顔をするだけで、「この人、結婚式が2回目だからあまり乗り気じゃないのかな?手を抜いているのかな?」と相手を不安にさせてしまいます。

あらかじめ結婚式場のプランナーに再婚であることを伝えておき、前回はどんな式・パーティーをしたかを知ってもらうことで、新郎新婦それぞれの希望を叶える提案をしてもらうのもいいでしょう。

1-3. お互いが再婚の場合

新郎新婦の二人ともが再婚の場合、多くのカップルは初婚よりも小ぢんまりとアットホームな式やパーティーを好むようです。ただしお互いがスケールアップしたい場合ややりたいことがある場合などは、話し合って二人に合ったウェディングを実現しましょう。前回の成功談・失敗談を挙げるのではなく、今回したいこと・取り入れてみたいことをリストアップして準備を進めていくとスムーズです。

2. 招待客とご祝儀問題

二度目や三度目といった結婚式の場合、初婚と同じようにゲストを呼んでいいかも迷うところです。その理由として、前回祝福してもらったのに気まずい、と考える方もいるでしょう。ですが、再婚でも出席したい、招待されたらうれしいと思う人が多いのも事実です。前回の結婚相手と親しい知人や職場関係などは注意する必要がありますが、親しい友人の場合には招待すると喜ばれそうです。大人のマナーとして、再婚の報告とともに心配をかけたお礼、負担でなければ出席してほしい旨を伝えましょう。

また、再度ご祝儀をいただくのが心苦しい、と考える場合にはご祝儀をいただかないという方法もあります。招待状に「ご祝儀は辞退させていただきます」と一言添えましょう。ゲストの負担が少ない会費制にする、引き出物とは別にお礼の品を後日贈る、などもおすすめです。

会費制を検討する

再婚のウェディングでは、ゲストからご祝儀ではなく会費を集めて行う会費制にすることも多いようです。初婚の際の結婚式にも来てもらったゲストが多い場合や、通常のウェディングよりもスケールダウンして行いたい場合などに人気です。相場は1万~2万円ほど。ゲストにとっても払いやすいリーズナブルな会費に抑えれば、ゲストの金銭負担が少なくなり、新郎新婦としても気苦労を減らせるでしょう。

ビュッフェ形式のレストランだけでなく、最近では専門式場でも会費制に対応するプランも増えてきています。あらかじめ予算を把握することができ、ウェディングを計画しやすいのも会費制の長所です。

3. 再婚におすすめのウェディングスタイル

3-1. 少人数ウェディング

しっかりと結婚式はしたい、でもあまり豪華にしたくない、というカップルには10名~30名程度の少人数ウェディングがおすすめです。挙式・披露宴をゲストと近い距離で行うことができ、アットホームな空気の中で祝福してもらえます。親族とごく近しい友人のみで挙式と食事会を、と考えるカップルに選ばれています。

レストランやホテルの宴会場の他、最近では専用式場でも少人数ウェディングに対応してくれるところが増えています。親密な空間で行われるため、子連れ再婚にもぴったりです。

3-2. レストランウェディング

カジュアルな結婚式を行いたいならレストランウェディングがおすすめです。友人を多く招待する、親族があまり再婚ウェディングを歓迎していない場合などにも。料理にこだわった会場が多く、会話が弾みやすいので和やかな雰囲気のウェディングを叶えることができます。

同じ施設内に挙式会場が併設されていたり、食事を行うパーティー会場内でアットホームな人前式を挙げることができたりと、挙式も行える場合もあります。

3-3. 海外ウェディング&1.5次会

海外や国内のリゾート地で新郎新婦のみまたは新郎新婦と近親者のみで行い、帰ってきてから披露宴代わりのパーティーを行うスタイルも人気です。1.5次会というのは披露宴と二次会の中間のような雰囲気のもので、親しい友人と楽しい時間を過ごしたいカップルにおすすめです。

挙式とパーティーを分けることにより、親族と友人それぞれと別々の時間を過ごせる点も、相手の家族に気を遣いがちな再婚ウェディングに向いています。

3-4. フォトウェディング

結婚式や披露宴は行いたくないが、思い出を形に残したい、けじめとして何かしたいという場合にはフォトウェディングがおすすめです。ウェディングドレスとタキシード、または和装など婚礼衣裳を着てチャペルやスタジオなどで挙式さながらの写真を撮ることができます。また屋外でのロケーションフォトも可能。

通常の結婚式と異なり、衣裳合わせ以外には準備が必要ない場合がほとんどのため、最短1日ですべて完了することも可能です。子どもと一緒に撮影をすることもできます。また、高級ホテルなどでもフォトウェディングと少人数での食事がセットになったプランもあり、合理性とクオリティの両方を求める大人のカップルに支持され人気を得ています。再婚カップルの利用者が非常に多いフォトウェディングです。

Text by:Mia

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