ペーパーアアイテムづくりが始まると、結婚式準備も本格的になってきた感じがしますね。結婚式の規模や雰囲気に合わせてアイテムの雰囲気なども変わってきますが、必須アイテムは大体同じです。今回は、結婚式準備で必要なペーパーアイテムの種類と活用法についてご紹介します。
結婚式のペーパーアイテムの種類とその準備
1. 結婚式までに必要なペーパーアイテムと準備する時期
結婚式を開く際には、準備段階から式当日までに下記のようなペーパーアイテムを準備します。
結婚式に必要なペーパーアアイテム
- ● 招待状
- ● 席次表
- ● 席札
- ● メニュー表
- ※ プロフィールカード
- ※ メッセージカード
- ※ 新居のお知らせ
※印は必須ではないけれどあると喜ばれるもの。ほかのアイテムが兼ねる場合もある。
それぞれのアイテムを準備する時期や役割について見ていきましょう。
招待状
新郎新婦の各ゲスト人数などをあらかじめ調整して2か月前に郵送
- ゲストに結婚式の日時や場所を伝え、参加を呼びかけるために作る。
- 返信用はがきつきのものや、寿切手を活用することも多い。
- 余興などの依頼がある際は、事前に話をつけておいてから、依頼書を同封する。
席次表
招待状の返事が届いてゲストが確定するころ、結婚式1か月前に準備
- ゲストが決まってから席を考える。
- 上下関係・人間関係から作っていく。
- 会場のレイアウトについてはプランナーや会場担当者と相談しながら作る。
席札
席次表と同じタイミングで作り始める、結婚式1か月前ごろ
- 手作りにするか業者に頼むかを決める。
- オリジナリティを出したり、席次表と統一感を出したり二人で決める。
- 人数分あるか、間違いがないか、しっかり確認する。
- 一目で自分の席がわかるように読みやすい大きさと字体を心がける。
- 表を席札、裏をメッセージカードにしてもOK。
メニュー表
だいたい1か月前に料理が決まるので、確定後作成
- 会場が用意してくれることもある。
- 他のアイテムと揃えて作成することも可能。
こうしたアイテムを順序立てて作成チェックするのは大変。会場のプランナーやインターネットなどの業者を活用しながら、進めましょう。すべて手作りにする場合は余裕をもって計画するのが大切です。
2. ペーパーアイテムを手作りする際の注意点
ペーパーアイテムを手作りにする際には、作っている人が確認もするため、ミスがないようにしっかり確認をすることが大切です。とくに注意したいのが名前。ゲストの名前を間違えてしまっては気分を害してしまいます。
招待状は特に、初めの挨拶にもなるので比較的フォーマルなものが安全です。目上の方に送ることも考えて、手書きにしても、パソコン入力にしても感謝の心が伝わるような言葉づかいをしましょう。
また、席次表や席札では名前を間違えないのはもちろんですが、肩書なども正しいかどうかきちんと再確認しましょう。まずは気持ちよく座ってもらえるように内容を整えることが大事です。
- ダブルチェック
- 準備に余裕を持とう
- 肩書などは確実に知っている人に聞く
3. ペーパーアイテムをコミュニケーションツールとして活用する
ペーパーアイテムはゲストとのコミュニケーションツールになるので、プロフィールや人柄、これまでの想いが伝わるようなものにする人が増えています。また、時間を短縮し、予算を少なくするために、一つのアイテムが2つの役割をするなどの工夫も考えていきましょう。
席次表がプロフィールカードを兼ねる
中でも、席次表は特に使えるアイテムです。お互いのゲストの間柄を記載するだけでなく、表紙に二人の生い立ちやプロフィールを記載したり、前撮りの写真を使ったり、カジュアルなレストランなどでの結婚式ではいろいろと加工するカップルもいます。
席札がメッセージカードを兼ねる
また、少人数結婚式では席札にひとりずつメッセージを書くパターンも人気です。二つ折りのものなら、内側にたっぷりメッセージが書けます。また、一枚の席札でも裏側にメッセージを書くこともできます。新郎新婦入場を待っている間に、読むゲストもいるので、新郎新婦が会場に入るときにゲストはもう涙しているかもしれませんね。
同様に、席札に新居の報告を兼ねさせることも可能。「~に新居を構えることになりました。お近くにお越しの際はお寄りください」といった、短いあいさつ文を付けておきましょう。
4. 結婚式のペーパーアアイテムには心を込めて
結婚式準備ではこうしたペーパーアイテムづくりが大きな仕事になります。内容確認も時間がかかりますし、手作りにする場合はデザインやアイデア出しから考える時間が必要です。
仕事やエステなどほかの結婚準備も忙しい中ですので、式場のプランナーをうまく頼ってスケジュールに遅れが出ないように気をつけましょう。二人で連携して内容確認するといった、集中して作業をする時間をきっちりもつことも、正確性の上で重要なポイントです。
手にしたゲストに感謝の心や、メッセージが届くようなアイテムがそろえられるといいですね。無理しすぎず、業者も活用して準備していくのが賢い方法です。割高にはなりますが、会場ですべてのアイテムの作成を手配してくれるケースもあるので、忙しいカップルにはお勧めです。
最終更新日:2017-07-21