最近は、40代で結婚するいわゆる「大人婚」もめずらしくなくなりました。20代のころとは好みも変わってきて、いわゆる定番の結婚指輪では物足りなく感じてしまう方もいるかと思います。前回の「大人が注意したいエンゲージリングの選び方」に続いて今日はマリッジリングについて、指輪選びについて「ヴァンドームヤマダ」広報の田野倉さんにうかがいました。
アラフォーだからこそこだわりたい結婚指輪―大人婚のふたりが納得のいく結婚指輪はこれ!
デザインはシンプル派?こだわり派?
最近は、婚約指輪をつけない代わりに結婚指輪を華やかに、といった傾向もあるようです。大人の円熟した手元には、婚約指輪同様シンプルであってもボリュームがあったり、デザイン性があるものが手元をきれいに見せてくれるのでおすすめです。また婚約指輪とは違って普段に使うことが多いのでシンプルなもので、と考えている方もいらっしゃると思いますが、たとえばダイヤモンドなどの装飾がある方が女性らしさがアップするのはもちろん、ダイヤモンドの輝きで手がきれいに見えますし、その人らしい個性を表現できるのでおすすめです。引っかかりの少ないダイヤモンドのセッティングにこだわったハーフエタニティなども素敵です。
地金の素材はワンランク上の素材を
地金素材は、シンプルを極めたワンランク上の素材がおすすめです。高品質な素材としてブライダルジュエリーによく使われるプラチナは、安定した金属なので日常生活で変質・変色することなく安心です。ヴァンドーム青山の、プラチナの純度を99.7パーセントにまで高めた「リュクスプラチナ997」は、PURE(純粋)・ RARE(希少)・ETERNAL(永遠)性を極めた素材で、しっとりとした重み。付け心地も高級感があります。
また、普段ゴールドのジュエリーを身につけている方にはゴールド素材もおすすめです。普段身に着けているアクセサリーの色味を取り入れることでコーディネートがしやすく、おしゃれ度が増します。また色白の方はピンクゴールドを、小麦肌の方はイエローゴールドもおすすめです。肌うつりもよく手元をきれいに見せてくれますよ。
自分の指を素敵に見せてくれる指輪の選び方は?
指輪選びの際には、自分の指の形にあったデザインを選ぶ事も大切なポイント。「見た目だけでなく、実際に手に取り着け心地を確認し、指あたりやフィット感、爪の引っかかりにくさなどを注意して選びましょう」。
自分の指にあうリングを見つけて!- 太くて短い指の方は・・・V字、S字デザインのもの
- 細くて短い指の方は・・・V字、S字デザインのもの
- 細くて長い指の方は・・・ストレート、華やかでデザイン性があるもの
- 太くて長い指の方は・・・ボリュームのあるリンク、幅広タイプのもの
小さめの手の方 - クロスのデザインが指長効果アリ
大きめの手の方 - 長い指には見栄えのするボリュームリングがおすすめ
デザインにひと工夫して2人だけの特別感をプラス
仕事もプライベートも充実し、良いものをたくさん見てきてこだわりが出てくる大人婚の方は、男女でデザインの好みが変わってくる場合も。マリッジリングだから一緒のデザインでなくてはいけないということはないので、内側に入れる文字やアニバーサリーストーンを合わせたりして、二人だけの特別感をプラスするのもおすすめです。
またエンゲージリングを購入した方は、マリッジリングを購入するときにお店に持っていって重ね着けしたときのバランスもチェックすることをおすすめします。
さいごに、オーダーで購入する際には挙式の日に間に合うように早めの準備をすることを忘れずに。ちなみに“ヴァンドーム青山”ではオーダーしてからエンゲージリングの場合は約35日、マリッジリングの場合は約10日~30日程度で仕上がるとのこと(デザインやサイズにより多少の変動はあり)。挙式が近づくほどに多忙になるもの。結婚指輪は挙式の約2ヶ月前にオーダーすれば残りの期間で挙式の準備に集中できます。