1. 将来引越しの予定があるかないか
新居のスタイルはカップルによって様々です。新築やマンション購入など、新居が一生の住まいとなる場合、いずれは大きな家へ引っ越す予定でとりあえず仮住まいする場合、転勤族で引越しを繰り返す場合など様々なケースがあります。新居のスタイルも家具選びのひとつのポイントです。
新居が一生の住まいとなる場合
新築の場合やマンションを購入した場合は、丈夫で永く使える家具を慎重に選びましょう。愛着を持って大切に使える家具を探します。買い揃えたときに、テイストがバラバラにならないように、カラーや素材、コンセプトをある程度決めてから家具選びをすると、失敗しません。部屋に統一感が生まれてオシャレに見えるはずです。
しばらく賃貸に住む場合
「いつかは家を建てたいけれど、とりあえず賃貸に住む」というカップルも多いでしょう。大きなタンスやソファを買ってしまうと、部屋の空きスペースが少なくなり、引っ越しのときも大変です。また、家具は使うにつれて、色あせや傷が付いて劣化します。必要な家具だけをそろえたり、定住する家へ引っ越すときに、いくつかの家具を新調したりするのがおすすめです。
引っ越しを繰り返す場合
転勤族の場合など、将来引越しを繰り返す可能性が高いカップルは、本当に必要な家具なのか、家具自体の購入もよく考えて行いましょう。いずれ引越しすることになるので、購入した家具は引越し先へ持っていくか手放すことになります。
2. 子どもが生まれた場合を考える
カップルによっては、結婚してすぐに子どもが生まれ、世帯の人数が増える可能性もあります。子どもが生まれたときのことも考えて、家具を選びましょう。
掃除しやすい家具
子どもが生まれると、毎日の掃除も大変になるし、清潔にしなければなりません。サッと掃除できたらいいですよね。汚れが付きにくいものや、汚れが落ちやすい素材でできた家具を選ぶと便利です。「掃除しやすい家具」は忙しいカップルの場合も、家具を選ぶときのポイントです。
傷が付きにくい家具
子どもは、ソファの上で跳ねたり、落書きをしたり、おもちゃが当たって家具に傷を付けたりします。木材でできた高級な家具に傷がつくと、ショックも大きいですよね。傷が付きにくい家具を選びましょう。最初に買う家具は、汚れることを覚悟で選び、子どもが成長したときに、良い家具を購入するというのもひとつの方法です。
安全性の高い家具
おしゃれではあるけれど、角がとがっているテーブルや、安定性に欠ける棚など、子どもが怪我をしやすい家具があります。転んでテーブルの角で頭を切ったり、指を挟んで怪我をしたりしないように、防止したいですよね。特に1~2歳の時期は、家の中での事故が起こりやすいときです。角が丸いテレビ台や、ゆっくり閉まる引き出しなど、家具を探すときは、安全性も考慮しましょう。
家具のサイズ
2人用のサイズの家具を選んだ結果、家族が増えて買い替えることになるケースもあります。特にダイニングテーブルやソファ、ベッドのサイズが窮屈になることが多いです。ただし、大きなサイズの家具を買ったために、家の中が狭く感じられる可能性もあります。部屋の広さも考えながら、家具のサイズを考えましょう。