最も多くの方が結婚式を挙げるの曜日は土曜日、ついで日曜日だそうですが、平日を選ぶカップルも最近は増えているようです。平日の結婚式が避けられるのは、多くの方が平日は仕事があり、結婚式に参列するためにはわざわざ休まなくてはいけないから。しかし、そもそもサービス業の方や、曜日問わずシフト制の方などは平日が休みとは限りませんし平日でも夜なら来られる人も多いかもしれません。また、人気の会場で土日祝日の予約が不可能という場合でも、平日であればあいているかもしれませんので会場選択という意味で自由度があがります。
今回の記事は平日の結婚式の可能性を考えてみます。メリットや、周囲から理解を得て成功させるコツ、平日限定の結婚式のプランを紹介いたします。
平日の結婚式のメリット
1. 人気会場も平日なら予約がとりやすい
人気のある結婚式場は土日祝日の予約が既にいっぱいであることも多いでしょう。大安や友引の日はかなり先にならないとあいてないことも多いようです。平日の場合は、憧れの人気会場でも予約がとれる可能性が高まります。
2. 土日祝日よりリーズナブル
多くの結婚式場は、平日限定の特典や割引を用意しています。平日の稼働率をあげたいからです。祝祭日よりもサービス、金額の面でお得な場合が多いです。
3. 式場を貸しきれる
平日の結婚式では他のカップルと日程がかぶることが少ないため、貸切状態になることも多いようです。式場によっては、はじめから貸切プランにしている場合もあります。スペース的にも、人員的にも、ゆったりと余裕のある状態で結婚式が行えます。
平日に仕事を休んでもらえるものだろうか?
新郎新婦にとってメリットが大きく、招待される側にとっても良いサービスを受けやすいためメリットのある平日の結婚式ですが、非常識と言われるのは、多くの人は仕事を休めないからです。
「あなたの結婚式のために大切な仕事を休まなくてはいけないのか?」ごもっともです。一方的に「休んで出席して!」という態度にでればゲストも不快でしょう。日本人は台風でも交通機関がストップしない限り会社に行くと、先日の台風19号で話題になりましたが、「大切な人のために休む余裕」もあってほしいと願うばかりではあります。
しかし、「平日の結婚式のおかげで有給をとるちょうどいい機会になってよかった」という意見もあります。招待するゲストがそういうタイプの方なら平日の結婚式も検討しやすいですね。いずれにしても平日の結婚式を考えている場合は招待客の仕事や休みの都合については十分かつ慎重に考慮・配慮しましょう。これは土日祝日に仕事のあるゲストを、土日祝日の結婚式に招待する場合も同じことがいえます。
平日の結婚式で、ゲストに喜んでもらうためのポイント
1. 出席を強要しない
結婚式は人生最大の一大事です。しかし、それは「自分たちにとって」でしかないことは忘れないようにしましょう。ゲストの結婚式に自分が出席していれば当然自分の式にも出席してくれてしかるべきと思うかもしれませんが、相手の都合を思いやる気持ちを忘れないようにしましょう。
招待状にも「平日の結婚式になりまして申し訳ございませんが…」と一言添え、欠席の返事の際は無理強いしないようにしましょう。
2. 両家の親族には事前に相談
平日の結婚式はまだまだイレギュラーです。だからこそ、両家の親族にはその旨を早いうちに伝え事前に相談しておきましょう。日取りが決まってしまった後に「この日にしたらかよろしく」ということはないようにすることで、今後の付き合いが円滑になります。
3. 金曜日や祝日の前日、ナイトウェディングも検討
金曜日や祝日の前日なら、連休になる方も多いのでゲストにとって負担が少なくなります。また、平日であっても、夕方以降に開催されるナイトウェディングの場合、そもそも仕事を休む必要のない方も増えます。昼間に身内だけの挙式、披露宴、夜に友人、職場の方を集めてのパーティーというのも良いかもしれません。
4. 食事や引出物をグレードアップする
平日の結婚式で節約している。そう思われるのは不本意ですね。平日だからこそ選べる、食事や引出物にこだわり、ゲストの満足度をアップさせるよう心掛けましょう。
5. アクセスの良い会場を選ぶ
交通の便の良い会場を選んでおけば平日忙しい方も気軽に出席してもらいやすくなります。
平日の結婚式が向かないパターン
誰もが平日の結婚式で良いかというとそうではありません。以下のようなゲストが多い場合は、平日は避けるべきでしょう。
1. 遠方からのゲスト
遠方から出席しなくてはいけないゲストが多い結婚式では特に火曜日、水曜日、木曜日などに結婚式を挙げるの避けるべきです。泊りがけで来る必要のある方はそもそも仕事を休むことがより難しくなるでしょうし、そうでなくても負担が大きすぎます。
2. 子連れのゲスト
学校に通う子供を招待したい場合、平日日中はNGです。学校が優先です。小さな子供のいる方の場合、預けるにしても簡単ではありませんので相手の個別の状況についてよく考慮する必要があります。
3. 家族が平日不可の場合
家族はもっとも大切な招待客です。家族がどうしても平日行けない場合は今後の付き合いのことを考えると、強行することはおすすめできません。
平日の結婚式プラン紹介
たくさんの平日の結婚式プランからお得感があり、内容が充実しているものをご紹介いたします!
原宿 東郷記念館
平日限定プラン (外部リンク)
原宿東郷記念館は「原宿駅」より徒歩3分という最高のロケーションでありながら、静かな趣のある東郷神社の専用結婚式場です。みんなのウェディング2018、表参道・青山・渋谷エリア 口コミランキング1位に輝く人気の式場なので、希望の土日祝日に予約するのは難しいと考えれます。だからこそ、平日限定プランはおすすめ。40名の場合、通年プランが1,973,000円のところ、1,273,000円。その他にグレードアップで差し替えられるオプション料理が無料、二次会使用料も1名につき2,000円の割引となります。
ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
平日限定プラン (外部リンク)
東京駅より徒歩6分、洗練されたサービスと空間、窓からの眺めの素晴らしい東京でも著名なホテルであるインターコンチネンタル 東京ベイ。大手口コミ総合サイトでも、料理、ロケーションなどのジャンルで第1位に輝く結婚式場でもあります。
平日限定プランでは、挙式と披露宴(40名)が、1,453,000円。挙式開始時間を自由に選択できます。ゆっくりと余裕のある時間帯でも、ゲストに都合に合わせた時間帯でも選択できるのは嬉しいところ。さらに、デザイナーズスイートルームのプレゼントなので、最後まで素敵な1日が満喫できます。
横浜アートグレイスポートサイドヴィラ
平日限定プラン (外部リンク)
「横浜駅」より徒歩5分、みなとみらいの海を臨み、チャペルの窓から運河が見える最高のロケーションの横浜アートグレイスポートサイドヴィラ。都会的でありながら、リゾート感もあり、非常に人気の高い結婚式場です。
平日限定プランは、通常70名で3,362,718円のとこと、80名で2,309,040円とかなりリーズナブル。お料理も通常よりランクの高い三ツ星ホテル元料理長&コンクール受賞副料理長によるフレンチですので、ゲストが満足すること間違いなし。ドレスも最新のものを選択可能です。
萬屋本店
1日1組貸切プラン (外部リンク)
江ノ島電鉄線「長谷駅」より徒歩3分。1806年創業の商家をリノベーションした古都鎌倉らしい和装によく合う風雅な式場です。 平日だからこそ可能な貸切プランは挙式の時間も希望をきいてくれます。金額ももちろん、30名で1,100,000円と、640,000円分の割引があります。その上、鎌倉でのロケーション撮影もつきます。
平日の結婚式は難しい面もありますが、メリットは少なくないです。家族とよく相談して、検討してみるも良いでしょう。