世間を賑わせた、好感度タレント・ベッキーさんと、「ゲスの極み乙女」川谷絵音さんとの不倫騒動。ベッキーさんといえば、若い頃から電車内で痴漢を捕まえるなど、モラルを主張してきた優等生キャラ。初とも言えるスキャンダルがまさかの不倫ということで、芸能界にも衝撃が走りました。
「恋愛関係だったが付き合っていなかった」とは何か?ベッキーの不倫騒動から30代女性が学ぶべきこと
Photo:Courtney Carmody
最大の失態は「嘘の記者会見」
不倫報道後、すぐにベッキーさんは記者会見を開き、川谷さんとはただの友人関係であることを主張しましたが、その後に流出したLINEの内容や抱擁密会写真が週刊文春に掲載され、「友人で押し通すつもり」だったという事や、離婚届を”卒論”と称し、離婚するよう動いていた事実が明るみになり、記者会見が嘘だった事が発覚。多くのファンを裏切り、スポンサーを巻き込む大騒動へと発展してしまいました。
「恋愛関係だったが付き合っていなかった」!?
その後沈黙を守っていたベッキーさんでしたが、レギュラー出演していた「金スマ」に出演し、当時をふりかえって「正式に付き合っているわけではない」、「恋愛はしているけどつきあってはない」という「子どもの言い訳」をしていたのだと話しています。結婚をしている人とそれなりの関係にありながら「付き合っていない」といいはる、まさに子どもの言い訳的な苦しい理屈ですが、「付き合う」という言葉の不思議さにすがったティーネイジャーのようなウブさが痛々しくもあり、また、うらやましくもあります。そのウブさが川谷さんに「ささった」のかもしれません。「あたしたち付き合っているよね?」ではなく「あたしたち付き合ってないよね?」で関係を続けていこうとするところがティーネイジャーではない、大人の狡猾さとも言えますが。
不倫男の常套句「結婚生活は破錠している」
ベッキーさんは、出会った当初は川谷さんの結婚について知らされておらず、事実を知った後もこのように伝えられていたそうですが、これはまさに、妻帯者でありながら不倫する男性の常套句。知名度の高さからベッキーさんばかりがクローズアップされてしまいますが、川谷さんは、当初の取材では結婚していないと答えており、川谷さんの両親は結婚の事実を知らなかったという報道もありますので、あまり誠実な男性とは言えないのかもしれません。
恋愛経験の少なさが悲劇を招くことも
ベッキーさんの恋愛経験が少なかったかどうかは定かではありませんが、恋愛経験があまりない女性の場合、このような男性の上手い言葉を嘘とは見抜けず、騙されてしまう可能性が高くなります。ただでさえ恋愛で感情が高ぶって冷静な判断が出来なくなるので、少しでも違和感を覚えたら、信頼のおける友人に相談して、客観的に見て判断してもらうことをおすすめします。
30代以降の恋愛に見られる落とし穴
年齢が高くなればなるほど、独身者も少なくなり、現在フリーである相手を探すのは難しくなります。結婚への焦りも出てくる頃なので、理想の相手を見つけたら絶対に手に入れたいと思う気持ちも強くなると思います。しかし、誰かから略奪するような方法で強引に幸せを得ても、後悔する日はやってくるでしょう。いくつになっても、自分を見失わない恋愛を心がけたいものです。