関西地方は京都を中心に寺社仏閣が多く、パワースポットもたくさんありますよね。本記事では特に縁結びに御利益があるパワースポットを5つご紹介します。理想の人と出逢いたい、結婚して幸せな家庭を築きたいなど幸せなご縁をいただいて、素敵な未来を手に入れてくださいね。
恋も結婚も!女性を幸せにしてくれる関西の縁結びパワースポット5選
地主神社(京都府)
京都で縁結びといえばココ!というくらい有名なのが、地主神社です。京都の東山エリア、清水寺の敷地内にある地主神社ですが社伝によると創建されたのは神代時代、つまり紀元前7世紀よりも前から続いているといわれています。正殿には主祭神は縁結びの神様と呼ばれている大国主命(おおくにぬしのみこと)と父である素戔嗚命(すさのおのみこと)、母である奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)、奇稲田姫命の父である足摩乳命(あしなずちのみこと)と母である手摩乳命(てなずちのみこと)がお祀りされています。
神社の鳥居をくぐり階段を上がると、大国主命と白ウサギの像が建てられています。この像は、因幡の白ウサギの神話から助けられた白ウサギが大国主命と八上姫とを引き合わせご縁を結んだという話に由来します。
本殿前にある「恋占いの石」と呼ばれる2つのご神石は、願掛けの石としても知られています。10メートルほど離れた場所に置かれていて、願いを心に思い浮かべながら目を閉じて片方の石からもう片方の石に歩いていきます。1度目にたどり着けたら恋は成就する、アドバイスを聞いてたどり着けたら人の助けによって成就する、といういわれもあり、毎日多くの方が恋占いの石に願いを託しています。
地主神社には恋愛や結婚など縁結びにまつわるお守りもたくさんあります。恋のチャンスが巡ってくるお守りや、未来の結婚相手に巡り合える良縁のお守り、男女ペアで持って愛を育むお守りなど、願い事に合わせてお選びいただけます。
住所:〒605-0862 京都市東山区清水一丁目317
アクセス:JR・近鉄京都駅から市バス 86・206・100系統で「五条坂」バス停下車
生田神社(兵庫県)
神戸の縁結び神社と知られる生田神社には、稚日女尊(わかひるめのみこと)が主祭神としてお祀りされています。稚日女尊は神代時代に神服を機織りにて作っておられたため、機織りの神様として信仰を集めており、糸と糸が布を作るように人のご縁を紡いでくれるという言い伝えが残っています。
生田神社は、神戸の中心地三宮にあり交通アクセスも良いことから外国人観光客の間でも注目されるパワースポットの1つです。結婚式を挙げるカップルも多く、過去には12単衣を装った著名人の挙式が注目を浴びました。
生田神社の鳥居をくぐってすぐ右側には松尾神社があり、大きな杉の木が高くそびえています。松尾神社は縁結びスポットとして有名なだけでなく、杉の木に触れるとパワーをいただけるとして、ヒーリングスポットにもなっています。
本殿の奥には生田の森があり、木々が深々と生い茂っています。本殿参拝の後にゆっくりと歩いて森林浴をするのにもおすすめです。ゆったりとした心が良いご縁を導いてくれるかもしれませんね。
住吉大社(大阪府)
211年に鎮座。摂津国の一の宮として信仰を集めており、全国に2,300社の分社がある住吉神社の総本社としても有名です。地元住民からはすみよしさんとして広く親しまれており、お正月の三が日には初詣に訪れる人が200万人を超えるほどです。
境内には国宝に指定される本殿が4棟建てられており、それぞれ底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと・神功皇后(じんぐうこうごう))がお祀りされています。
主に海の神様と知られる住吉大社ですが、恋愛、結婚に御利益があるといわれる侍者社(おもとしゃ)があります。侍者社には住吉大社の初代神主の田裳見宿禰 (たもみのすくね) と市姫命 (いちひめのみこと)が祀られています。侍者社にはおもとみくじと呼ばれる土人形があり、後ろ側に自分と想う人の名前を記載して奉納すると成就するとの言い伝えがあります。
住所:〒558-0045 大阪府大阪市住吉区住吉二丁目 9-89
アクセス:南海本線「住吉大社駅」から東へ徒歩3分
露天神社(大阪府)
お初天神とも呼ばれる露天神は大阪の中心部梅田にあり、全国にある恋人の聖地としても知られています。850年頃創設されたといわれており、もとは小さな島に住吉須牟地曽根ノ神をお祀りしたのが由来です。
本殿には少彦名大神(すくなひこなのおおかみ)と大己貴大神(おおなむちのおおかみ)、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)、菅原道真公(すがわらのみちざね)がお祀りされています。
お初天神と呼ばれるようになったのは、1703年(元禄16年)に起こった心中事件が発端となります。堂島の遊女であった「お初」と「徳兵衛」が境内で心中したストーリーを近松門左衛門が「曽根崎心中」という浄瑠璃話にして広めました。お初と徳兵衛との純愛は時代を問わず人々の心に寄り添い、現在も良縁を願う人々が訪れています。
夫婦大國社(奈良県)
緑豊かな奈良公園の中にあり起源は768年に遡る春日大社は世界遺産にも認定されています。その境内にある末社のひとつで、結婚のパワースポットとして知られるのが夫婦大國社です。御祭神には、夫婦である大国主命(おおくにぬしのみこと)とその妻である須勢理姫命(すせりびめのみこと)がお祀りされています。
国内の神社の中でも夫婦でお祀りされているのはこの一社のみなので、夫婦円満や結婚に御利益があるといわれています。
夫婦大國社の見どころはなんといっても水占いです。境内にある水たまりに水占いのおみくじを浸すと文字が浮かび上がってきて、恋愛や願望についての言葉をいただくことができます。
こちらにお参りをすると結婚が叶うという口コミも多く、境内にはハート形の絵馬が所狭しと奉納されています。
住所:〒630-8212 奈良市春日野町160
アクセス:JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から奈良交通バス(春日大社本殿行)約11~15分、「春日大社本殿」下車すぐ