ウェディングドレスや和装など、普段とは違う衣装で過ごす挙式日。どこから見られても美しい私でいたいから、ムダ毛の処理だって完璧にしていたいですよね。今回はちょっぴり聞きにくいけど知りたい、シェービングについて解説します。
みんなどうしてる?輝く一日のためのブライダルシェービング
どこまで剃るべき?
ブライダルシェービングは、ウェディングドレスや白無垢に負けない、透明感のある肌を作るためのものです。そのため露出している部分はすべて行うのが理想です。通常のムダ毛ケアで処理する腕や脚、わきなどはもちろん、顔(眉・口元・小鼻を含む)、うなじ~背中、デコルテ、さらに指先や耳も行います。サロンやコースによって内容は異なるので確認しましょう。シェービングを行うサロンに、当日着る衣装の写真を持参するのもおすすめです。
シェービングをすると産毛がなくなり肌に透明感が生まれるだけでなく、化粧のりや、和装の際にうなじに塗るおしろいののりがよくなります。産毛を処理することで古くなった角質がとれるといううれしい効果も。
自分ではなかなか気付かず手が届かない背中や二の腕も、プロに剃ってもらうことで自信を持って花嫁衣装を着こなせるはずです。またスポットライトが当たると意外と目立ってしまうのが産毛なので、完璧に美しい花嫁を目指したい人は忘れずに施術を行っておきたいものです。
シェービングの種類と、いつ剃るか
シェービングには大きく分けて2種類あります。それぞれに特徴がありますので、自分に合った方を選びましょう。
本格シェービング「5日程度前」
たっぷりの泡を肌にのせ、カミソリを使って行うシェービングです。肌に直接刃物を当てるため、産毛をしっかりと剃ることができます。施術中は撫でられているような感覚で、痛みはまったくありません。
施術をするためには理容師または医師の免許が必要となるため、専門店や理容室で行います。施術後には肌を鎮静化させる必要があるため、式の5日程度前に行うのがベストです。
ソフトシェービング「式の前日」
電動のシェーバーを使用するシェービングです。泡などは使わず、素肌に行います。根元から剃るわけではなく、バリカンのように刈るイメージです。
資格を必要としないため、シェービング専門店だけでなく、多くのエステサロンで施術を受けることができます。他のエステコースと組み合わせてシェービングを行いたい方におすすめです。手軽なぶんすぐに伸びてきてしまうため、式の前日に行うようにします。
シェービングの注意点
本格シェービングでもソフトシェービングでも、刃物を肌に当てることになるため、できれば一度試し剃りをしておくようにしましょう。式の直前になると準備や緊張から肌も敏感になっているもの。式の1か月前に一度シェービングを受けておき、肌への負担がないかを確認しておくと安心です。
特に敏感肌やアトピー肌、金属アレルギーがある方などは必ず前もって体験しておきましょう。専門店は色々な花嫁の肌に合わせて施術を行ってきたスペシャリストです。丁寧にカウンセリングをしてくれ、施術前後のケアもしっかりと行ってくれるサロンを選びましょう。