一番きれいな自分であるために、結婚式のその日を迎えるまでに行っておきたいのがエステ。なかでも花嫁のためのブライダルエステは、ウェディングドレスや和装が似合うためのメニューが豊富です。たっぷりと長期間ケアしたい人から、駆け込みでお手入れをしたい人まで、おすすめのエステ内容をご紹介します。

エステサロンの選び方

ブライダルエステは、通常のエステサロンのメニューの一環として行っている場合と、ブライダルエステ専門のサロンで施術している場合とがあります。

普段通っているエステがあるならば、肌の状態などを把握してくれているため同じサロンでブライダルのメニューを組み込むのがおすすめです。これから新しく探す場合には、希望するメニューがあり、立地が通いやすく、費用も予算内かどうかを確認して選ぶようにしましょう。あまりに安い場合には衛生面や使用機器で他より条件が悪い場合もあります。口コミや、先輩花嫁の紹介も安心です。

多くのサロンでは初回のみのお試しメニューを設定しているため、いくつかのサロンに通って店舗や担当エステティシャンの雰囲気をチェックするのがおすすめです。また式場によっては提携のエステサロンがあることも。プランナーに確認するといいでしょう。

また、妊娠中にはエステ内容によって施術を受けられないことも。必ず医師に相談し、OKが出たらエステサロンのカウンセリングで伝えるようにします。マタニティエステを行っているサロンもあるので、探してみるのもいいでしょう。

期間別おすすめメニュー

肌のターンオーバーの周期は短くても28日ほどと言われており、エステの効果をしっかりと発揮するためには本番の1か月程度前から始めておくようにしたいものです。エステは長く続ければ続けるほど効果が期待できるため、できるだけ早い段階からコースを始めておくのがベストです。ただ何かと費用がかさむ結婚準備で、新婦のエステにあまり予算をかけられない…という人も多いはず。また仕事や結婚準備の合間を縫って通うことになるため、自分に合ったメニュー・コースを選ぶようにしましょう。まずは一度カウンセリングのためにサロンを訪れ、プランを提案してもらうのがおすすめです。

半年以上のメニュー

たっぷりと時間をかけてエステを受けることができる場合には、トラブルの改善や美白など、さまざまな悩み・要望に合わせたメニューをアレンジしてもらうことができます。またフェイシャルはもちろん、すっきりとボディラインを引き締めるボディケアも大きな効果が得られそう。

フェイシャル・ボディともに毎月2～3回ずつ行うことで、じっくりと理想の自分を目指します。時間をかけて肌やボディのケアができるので、気になる点を中心に、総合的なトリートメントを楽しむことができます。アロママッサージやリンパマッサージなども組み合わせれば、一過性ではない体質の改善にも役立つはずです。

3か月程度のメニュー

ブライダルエステに通う花嫁は、3か月のプランを選ぶ人が多いようです。だんだんと結婚準備が忙しくなってくる前から利用することができるので、準備に追われるストレスを解きほぐす効果もあります。通っていくうちに、結婚式本番へ向けての気持ちが高まりそうです。

毎月それぞれ1～2回程度、フェイシャル・ボディケアを基本としながら、気になるパーツを特にお手入れしてもらうようにするといいでしょう。本番の1か月ほど前にシェービングのお試しも行っておくと安心です。

1か月以内のメニュー

長く通うほど高い効果が期待できるのがエステですが、結婚式まであまり時間がないけれど少しでもきれいになりたい、という場合には1・2回だけでも行くことをおすすめします。日頃からしっかりと肌・ボディのお手入れができているようでも、ウェディングの衣裳という普段と違う装いでは意識すべきケアのパーツが異なってくるためです。また、ブライダルエステ専用のメニューをプロから受けることで、当日の自信へとつながるはずです。

1か月でなるべく多く施術を受けたい場合には、4回コースや6回コースといった駆け込みプランを探してみましょう。フェイシャル・ボディともに、式直前の忙しい時期に応じたメニューを提案してもらえます。

また、直前の1～2回のみというプランも多くのサロンで用意されています。フェイシャルからデコルテ、背中、シェービング、ハンドケアなど、短期間でもトータルケアできるプランを選ぶといいでしょう。