花嫁のブーケ ―人気の花やデザインタイプと選び方

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Photo:Sweet Ice Cream Photography

花嫁の手元を彩るブーケ。ウェディングドレスや小物が決まったら、次はブーケを選びましょう。写真撮影をはじめとして、挙式会場や披露宴会場への入退場、お色直し、テーブルラウンドの際など様々な場面で華やかさを添えてくれます。

index 目次
  1. 1.ブーケの素材
  2. 2.ブーケの予算
  3. 3.ブーケのデザインタイプ
    1. 3-1.ラウンド
    2. 3-2.キャスケード
    3. 3-3.クラッチ/アーム
    4. 3-4.バッグ型
    5. 3-5.ボール
    6. 3-6.オーバル
    7. 3-7.クレッセント
    8. 3-8.リース型
    9. 3-9.メリア
  4. 4.ブーケに人気の花材
  5. 5.ブーケ選びのポイント

1.ブーケの素材

生花

一般的に結婚式で用いられるブーケは生花です。みずみずしく、上品な香りを持つ生花のブーケは初々しい花嫁にぴったりです。クラッチブーケ以外は基本的に「オアシス」と呼ばれる土台に生花一本一本を活けるようにして作られており、持ち手はプラスチック製の棒にリボンを巻いたものがほとんどです。

プリザーブドフラワー

生花を特殊な液体で乾燥させ、鮮やかな色を保つよう加工されたブーケです。近くで見ないかぎり生花と見分けがつかないほど繊細なデザインも豊富にそろっています。加工によって「青いバラ」のような個性的な花を作り出すことも可能です。長期間楽しめるため、結婚式当日だけでなく家に飾っておきたいという人に向いています。

アートフラワー(アーティフィシャルフラワー)

生花を使わず、すべて人工的に作られたいわゆる造花のブーケです。丈夫で軽いため扱いやすく、海外ウェディングなどにも向いています。季節に関係なく好みの花を取り入れることが可能なため、デザインの幅はもっとも広いと言っていいでしょう。部屋にずっと飾っておきたい方、借りたり譲ってもらったりして入手する方法も考えたい方などにおすすめです。

その他

生花などで作られたブーケに、フェザーやパールといった装飾を組み合わせるデザインも人気です。また結婚式場やフラワーショップによっては、生花ブーケを挙式後に預かり、プリザーブドフラワーや押し花に加工するサービスを行っているところもあります。

2.ブーケの予算

新婦のブーケ、新郎のブートニア、ヘッドドレスをあわせて2~3万円程度が相場のようです。使う花の種類やサイズ、デザインによって異なります。ブーケには新郎のブートニアと、使用する場合は花のヘッドドレスもセットになっています。

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3.ブーケのデザインタイプ

ブーケにはそのスタイルによっていくつものタイプがあります。同じ花でもデザインによって大きく印象が変わるため、好みの花とデザインの組み合わせを担当者に相談して決めていきましょう。

ブーケのタイプ

3-1.ラウンド

丸い形をしており、キュートな印象になるブーケです。比較的どんな花材・ドレスとも相性がいいデザインです。プリンセスラインやボリュームのあるAラインならば大きめに作ってもらうとバランスよくまとまります。

◇相性のいいドレスライン

全ドレスタイプ◎

3-2.キャスケード

逆三角形のブーケです。大人っぽく、ゴージャスな印象を与えるので教会式にぴったりです。白いバラとグリーンを合わせる清楚な組み合わせは、定番人気のデザインとなっています。流れるようなデザインのため、背を高くスレンダーに見せてくれる効果も。

◇相性のいいドレスライン

プリンセスライン、Aライン、スレンダーライン、マーメイドライン

3-3.クラッチ/アーム

花束のように、茎をぎゅっと束ねたブーケです。カラーのような茎が長い花を用いたものはアームブーケとも呼ばれます。花の個性を生かしやすく、茎が短めで花が広がるタイプならばかわいらしくナチュラルな印象に、アームブーケならばエレガントな花嫁になります。

◇相性のいいドレスライン

茎が短いタイプ:全ドレスタイプ◎ 自然な形のため、装飾がシンプルなデザインのドレスが似合う
茎が長いタイプ:マーメイドライン、スレンダーライン、エンパイアライン

3-4.バッグ型

四角やハート型に形作り、持ち手をつけてバッグのように持てるブーケです。カジュアルな印象のため教会式には不向きですが、お色直し時やレストランウェディング、ガーデンウェディングにぴったりです。

◇相性のいいドレスライン

Aライン、ベルライン、スレンダーライン、エンパイアライン

3-5.ボール

ボールブーケは球状に作られたブーケに長めの紐をつけたデザインです。個性的な雰囲気になるのでお色直しの際やレストランウェディング、ガーデンウェディング、また和装にもぴったりです。

◇相性のいいドレスライン

あまりボリュームのないAライン、スレンダーライン、エンパイアライン、和装

3-6.オーバル

ゆるやかな楕円を描いた形のブーケです。ラウンドとキャスケードの中間と考えるといいでしょう。控えめながら華やかな印象のブーケで、小柄な花嫁によく似合います。

◇相性のいいドレスライン

Aライン、ベルライン、エンパイアライン

3-7.クレッセント

三日月形になっている少し変わったブーケで、弧を描いたシルエットが優雅な印象です。大きな葉やカサブランカのような大ぶりな花材を用いる他、バラとグリーン、ガーベラ、カラーなどタイプの異なる花を組み合わせて作ることもできます。

◇相性のいいドレスライン

Aライン、プリンセスライン、スレンダーライン

3-8.リース型

幸せがいつまでも続くように、と願いを込められた円型のリースブーケは、ナチュラルなウェディングスタイルを希望する花嫁に人気です。一周ぐるりと花で作られたもの、持ち手となる上部がリボンや枝になっているものなどデザイン豊富です。

◇相性のいいドレスライン

Aライン、スレンダーライン、エンパイアライン

3-9.メリア

カメリア(椿)からつけられた名称のブーケで、まるで一輪の大きな花のように見えるデザインです。バラなどの花を中心にし、そこに一枚ずつ花びらを付け足していくことで大輪の花を作り上げます。花びらの組み合わせをアレンジすることでカラフルな花を作りあげることもできます。

◇相性のいいドレスライン

Aライン、ベルライン、スレンダーライン、マーメイドライン

4.ブーケに人気の花材

バラ

ウェディングブーケとして王道の人気を誇るのがバラです。特に白のバラは清楚ながらも豪華な印象でどんなデザインにも合い、オールシーズン手に入る、長持ちしやすいなど多くの長所を持っています。バラには多くの種類があるため、形や大きさ・色などの組み合わせで様々なアレンジが可能です。

バラ_ウェディングブーケ

ガーベラ

かわいらしく、ナチュラルで元気いっぱいなイメージを持つガーベラはラウンドブーケやクラッチブーケに人気の花です。白はもちろん、ピンクやイエローといったカラフルなタイプは、お色直し時のカラードレスにもぴったりです。

カラー

長く伸びた茎に、くるりと包むような花びらが特徴的なカラー。大人っぽく上品で、清楚なイメージのブーケになります。白のクラッチブーケ(アームブーケ)が定番ですが、ピンクやイエロー、濃いレッドなども。

ピンポンマム

丸っこく、花びらがたくさん集まったキク科のピンポンマムはかわいらしい印象の花です。ラウンドブーケなどに取り入れやすく、バラとの組み合わせも人気です。また和の雰囲気も持っているため、ボールブーケにして和装に合わせるのもおすすめです。

芍薬

「立てば芍薬」と言われるとおり、女性の美しさを表す言葉としても用いられてきた芍薬。大きな花びらが幾重にも重なった大輪の花で、華やかなウェディングスタイルを彩ります。淡いピンクならば可憐に、濃いパープル系ならばシックな印象に。ドレスはもちろん、和装にもよく合う花です。

芍薬_ウェディングブーケ
Photo:Annie Spratt

カサブランカ

ユリの女王とも言われる大きな花で、荘厳な教会式や豪華なホテルウェディングと相性抜群です。上品で甘い香りが特徴的。気品あふれる印象で、キャスケードやクレッセントブーケによく用いられます。

アンスリウム

平らでハートのような形をしており、長い茎を持っています。南国の花のため、リゾートホテルウェディングやガーデンウェディングなどにぴったり。ちょっぴり個性的なブーケにしたい花嫁におすすめの花です。

カスミソウ

花束の脇役として使われることが多いカスミソウですが、最近ではカスミソウをメインにしたブーケも人気です。カスミソウのみを束ねたクラッチブーケや、ボリュームたっぷりにカスミソウを使ったリースブーケはナチュラルな雰囲気たっぷり。

かすみ草_ウェディングブーケ
Photo:Annie Spratt

チューリップ

可憐で清純なイメージのチューリップは、春のウェディングに打ってつけ。鮮やかなレッドやイエローなどはもちろん、ピュアな印象のホワイトもおすすめです。チューリップのみを束ねたクラッチブーケが人気ですが、他の花やグリーンと組み合わせるとまた違った表情を見せてくれます。

チューリップ_ウェディングブーケ
Photo:Roman Kraft

5.ブーケ選びのポイント

・会場のイメージカラーやパーティーのテーマがある場合は、ブーケの担当者に伝えましょう。結婚式場提携のショップの場合には会場装花についても把握していますので、バランスを考慮してもらうといいでしょう。会場装花と同じ花を使ったり、イメージカラーと同じ色にしたりする必要はありませんが、相性がよい色を選ぶと洗練された雰囲気になります。

・提携業者ではなく外部のショップに頼む場合、持ち込み料がかかることがあります。格安なショップに注文しても、持ち込み料で割高になるケースもあるためしっかり確認しましょう。ショップによっては割引をしてくれる場合もあります。

・ブーケについて相談する際はドレスの写真を必ず持参します。シルエットやデザインだけでなく素材、色についても伝えると担当者がドレスとブーケの組み合わせをイメージしやすくなります。

・生花ブーケで使いたい花がある場合、季節によっては手配できないこともあります。なるべく早めに確認を。旬の花を使うと季節感が出せ、価格もリーズナブルに抑えることが可能です。

・演出にブーケトスを入れている場合、花嫁が持つブーケとは別に注文しましょう。軽く、投げても安全なブーケを作ってもらえます。

Text by:Mia

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