結婚式を行う際の悩みどころとなる招待客。呼びたい人もいれば、呼ばなくてはいけない人もいますね。両家のバランス、職場関係、友人関係…調節はとても難しいです。

ここでは、結婚式の招待客を選ぶ上で気をつけたい点を取り上げたいと思います。

人間関係は気遣いが大切！5つの招待客選びNGポイント

1. あまり親しくない人を大勢招待する

あまり親しくないのに数合わせのために呼んでしまう。とくに職場の人を今後の仕事上の付き合いを考え手あたり次第呼んでしまう。結婚式に列席するには費用も手間もかかりますから、このような形で招待されるのはやはり多くの人が迷惑に感じますので逆に人間関係を損ないそうです。

2. 両家の人数の差が大きすぎる

できれば両家の人数が同じくらいのほうがバランス的に良いです。あまりにも差があると費用の配分でもめる原因になることも。

しかし、これはけっこう難しい問題かもしれません。というのは、友人の男性は母子家庭で、呼べる親せきもあまりいなかったそうですが、お相手は毎年高級ホテルで新年会を親族で行うというお嬢様。よって、その人数の差は埋めようがなかったとのことです。そのときは、花嫁側がこちらの招待客が多いから多く費用を負担すると申し出たようですが、彼は自分の親せきになる方たちなのでと折半にしたそうです。そこまでは分かりませんが、恐らく花嫁の親せきのご祝儀はそれなりにあったでしょうから、結果的には負担にはならなかったかもしれません。

3. 親の意向に添いすぎて親せきを呼びすぎる

親せきを呼ぶ際は親に間に入ってもらうほうがスムーズです。しかし、親の感覚と自分たちの感覚にあまりにも差があることも多々あります。まずは自分たちでどこまでの範囲を呼ぶのか提示して、その上で意見をもらいましょう。

4. 遠方からゲストを呼びすぎる

遠方から人を呼ぶ際は交通費や宿泊費の負担も必要ですので、その人数が多いと1人頭かなりの出費となります。

5. グループ単位で呼ぶのにそのなかで1人だけ呼ばない

仲良しグループの5人のなかの１人だけを何らかしらの理由で呼ばない。これはけっこうよくあることのようです。自分なりに考えはあるでしょうが、呼ばれた人もあまりいい気分ではないと思います。

招待客選びは今後の人間関係に配慮して慎重に！

予算や規模など縛りがあるなかで、最も慎重に行いたいのが招待客選びです。今後のお付き合いにも関わることですし、大人の礼節が問われるポイントですので、覚悟を決めてとりかかりましょう。

（写真提供：京王プラザホテル）