責任感が強い男性ほどマリッジブルーになりやすい

結婚を前提として付き合い、後は彼のプロポーズを待つだけだったはずなのに、どうも彼の様子がおかしい。結婚話をもちだすと急に不機嫌になったり、「仕事が忙しい」とデートの誘いにも応じなかったり、デート中もどこかよそよそしい態度をとったり・・・。

こんなことが続くと「もしかして他に好きな人ができたのか」と思う人も多いのではないでしょうか。でも、安易に決めつけてはダメ。というのは彼がマリッジブルーにかかっているかもしれないからです。

男性のマリッジブルーと聞いても、いまいちピンと来ないかもしれませんが、マリッジブルーは結婚相手や環境の変化、結婚生活に対する漠然とした不安が最大の原因ですから、男性が陥っても何ら不思議はありません。

しかも、貴女が彼のマリッジブルーを悪化させているとしたら、どうでしょうか。とても他人事ではいられませんね。では、どんな女性がパートナーをマリッジブルーにさせてしまうのか考えてみましょう。

男性にとって結婚するというのは、貴女が考えている以上に大きな決意が必要です。というのは、結婚すると、一家の大黒柱として責任がずっしりとかかってくるからです。

「貴女を本当に幸福にできるのか」「将来生まれてくる子どもを立派に育てることができるのか」「自分の収入で家族全員を養うことができるのか」「両親の世話をどうするのか」など、数え上げたらきりがありません。その責任感の重さからいつしか不安に襲われるようなり、それがマリッジブルーを引き起こします。ですから、普段から責任感が強い人ほど、マリッジブルーになりやすいといえるでしょう。

貴女のその一言が、男性のマリッジブルーを悪化させる

男性をマリッジブルーさせるリスクが高いのは、以下のようなタイプです。

1. 常に男性にプッレッシャーをかける

男性のマリッジブルーは責任感の裏返し。彼は貴女との結婚に向けて、いろいろなプレッシャーと戦っています。ですから「同期の○○ちゃんが、婚約したんだって」「うちの両親が会いたいと言ってたよ」などとさらにプレッシャーをかけられたらどうでしょうか。彼の憂鬱度は増してしまいますね。

2. 男性をリードしまいがち

最近は女性がリードをとるカップルが増えていますが、常にリードされるのは男性にとってはプライドが許せないものです。「結婚して一生リードされっぱなしではたまらない」と思い憂鬱度が増してしまいます。

3. 男性に頼り切ってしまう

では、男性に頼る女性ならいいのか、というと一概にそうとは言い切れません。何でも頼られてしまうと、全てのことを自分で決定しなければならず、心身の負担が増えてしまうからです。また、何かを決めた後で「○○のほうが良かった」などと後から不満を口にされるのは、男性の不満が募ります。

4. プライドが高く、他人と比較してしまう

プライドが高く、他人とついつい比較してしまう女性も要注意。「親戚のお姉さんの旦那さんは、30代で課長になったんだって」「友人の夏海は、披露宴には100人ぐらい呼ぶそうよ」などと、悪意はなくても無意識のうちに口走ってしまうのがこのタイプ。男性は誰かと比較されるのはイヤなものです。それが一生続くかと思うと、「違う女性を探したほうがいいのでは」と彼が思ってしまうのも自然の流れかもしれません。

5. 見栄っ張り

見栄っ張りで金遣いがあらい女性も同じ。多くの男性は結婚する前に「自分の収入で一家を養うことができるのか」と悩むものです。そうした悩みをよそに豪華な挙式を追い求めたり、身分不相応な新居に住みたがったりしたら、どうでしょうか。「結婚したら先が思いやられる」と二の足を踏みかねません。

以上が男性のマリジッジブルーを重症化させかねない女性のタイプです。でも、大丈夫。こうした言動や行動を回避すれば、男性のマリッジブルーも比較的に軽くてすむどころか、「自分の気持ちを察し、しっかりフォローしてくれるパートナーだ」と貴女に対しての評価も逆にアップするはずです。