ゲストからの注目を一身に集める花嫁。純白のウェディングドレスや艶やかな和装、豪華なティアラももちろん素敵ですが、それらが一層映えるのは美しい肌があればこそ。40代の大人花嫁がより輝く素肌、そして正しい姿勢を手に入れるために、今から始めたい美容法について紹介します。
無表情厳禁!!ブライダルエステだけに頼らない、美しい40代花嫁を作る美容法
1. 大人花嫁の敵は「くすみ」と「無表情」
純白のウェディングドレスや白無垢に映えるのは、美しく透明感のある肌。疲れを感じさせるどんよりとくすんだ肌では、せっかくの衣裳もぼんやりとした印象になってしまいます。
ブライダルエステや当日のヘアメイクももちろん大きな効果が期待できますが、大人の花嫁が輝くためには毎日のケアも欠かせません。ダイエット中でも無理な食事制限はせず、栄養バランスを意識した食事を摂るようにしましょう。また紫外線やオフィスの乾燥によるダメージにも注意が必要。サプリと基礎化粧品を上手に使いながら、晴れの日までしっかりとスキンケアを行いましょう。
また、肌だけでなく表情も大切です。幸せいっぱいの花嫁の笑顔は、何よりも輝くもの。多くの写真を撮られる結婚式で、カチコチに固まった硬い表情ではもったいないですよね。
結婚式やウェディングフォトの日が決まったら、毎日朝晩、鏡の前でにっこりと笑顔の練習を。目や口を色々に動かすトレーニングもおすすめです。頬や、顔の筋肉とつながっている頭皮のマッサージも効果があります。普段なかなか使えていない表情筋をほぐすことで、キュッと口角が上がった明るい笑顔を手に入れることができるはずです。
2. 正しい姿勢でハッとする美しさに
姿勢がまっすぐに伸びている女性は美しく、若々しく見えるものです。凛とした姿勢を作るためには、一朝一夕ではなく日頃の習慣づけが大切です。
仕事中や移動中はついつい楽な姿勢をとってしまいがちですが、楽な姿勢こそ骨や筋肉の歪みを作る原因に。まずは普段の姿勢を見直し、背骨や骨盤が歪む行動を取っていないか注意してみましょう。以下の項目に多く当てはまっていれば、悪い姿勢の癖がついてしまっている可能性大です。
- パソコンやデスクに向かう時間が長い
- 脚をよく組む
- いつも同じ側でバッグを持つ、同じ側の肩にバッグを掛ける
- スマートフォンチェックが欠かせない
- 立っているときは片側に体重をかける
- 全身鏡を持っていない
美しい姿勢を身に着けるためには、体の軸である体幹を鍛えるのが効果的とされています。うつぶせになった姿勢から肘~肘下と脚のつま先で体を支え、体をまっすぐに保つ「フロントブリッジ」から始めてみましょう。
また猫背が癖になっている人は、肩甲骨をほぐすストレッチを。左右の肩甲骨をぐっと近づけるイメージで、両肘を水平に持ち上げて後ろ側に引きます。バストアップも期待できるストレッチです。
うつむくことが多くて二重あごぎみになっている人は、顔を天井に向けて舌を真上に突き出すストレッチで筋肉を引き締めましょう。
ストレッチのほか、補整下着を日頃から身に着けることで姿勢を矯正する方法もあります。さらに毎日全身鏡で自分の体形をチェックし、正しい姿勢を目でも体でも覚えるようにしましょう。
3. 生活習慣の改善で内側から美しく
健康的で美しい素肌作りのためには、規則正しい生活リズムと栄養バランスのとれた食事など、普段の生活習慣の改善が欠かせません。
食事で栄養をしっかりと摂る重要性は言うまでもありませんが、腸のリズムを考えて食事をとることも大切です。朝食は食べない、食事時間が不規則、外食が多い、夜食を食べてしまう、早食いしがち、甘いものや冷たいものが大好き…など、腸にとってよくないことを続けていると、どんどん腸の環境が悪化してしまい、消化不良や便秘の原因となり、肌を老化させることになってしまいます。
ゆっくりとよく噛んで食べ、夕飯を早い時間にとるようにすることで、夜眠っている間にしっかりと腸が動くようになり、翌日イキイキとした肌で一日をスタートすることができます。さらに、おなかを時計回りにマッサージするのもおすすめ。ウエストをひねったりおなかを揉んだりする腸エクササイズは、腸を活性化するだけでなくダイエット効果も期待できそうです。
睡眠時間は8時間が理想的ですが、中でも「シンデレラタイム」「ゴールデンタイム」と呼ばれる23時~深夜2時にはなるべく休むようにしましょう。成長ホルモンの分泌が活発になり、肌のターンオーバーが活発になります。就寝時間がバラバラという人も注意が必要です。毎日の睡眠時間が一定でないと、肌がくすみやすくなる原因に。
また、ベッドに入ってもスマートフォンを扱うのもよくありません。テレビやスマホなどを見ていると、呼吸や血圧、神経活動を活発にする交感神経が優位になり緊張状態が続くことに。熱いお湯に浸かる、シャワーのみで済ませるといった入浴の方法も、交感神経を活発にします。日中にあまり体を動かしていない人や凝り固まってしまっている人は、お風呂あがりにストレッチをして、全身の筋肉をほぐすのもおすすめ。消灯前から脳のスイッチをオフにしてリラックスし、睡眠モードに切り替えることが大切です。