2015年4月、フランスである法案が可決されました。それは、過度に痩せたモデルの雇用主やエージェントに罰金を科すなどの処罰を下す法案です。ファッションの国、フランスで、このような法案が可決された背景には約4万人にもおよぶ、拒食症患者がいて社会問題になっているからです。そこにあるのは、「痩せている=美人」ではないということ。ウエディングダイエットに励む前に、もっと大事なことがあるかもしれません。
ダイエットよりも、凛とした姿勢でウエディングドレスを
モデル体型を目指すのは正解ではありません
女性はもちろん、男性でも自分の体型は気になるものではないでしょうか?特に女性にとっては、雑誌やWeb、式場のパンフレットに出ているウエディングドレスをキレイに着こなしたモデルの写真をみて、「こんな風になりたいな」と思うことでしょう。ウエディングドレスに限らず、大半のファッション雑誌や通販サイトでは、すらっとしたモデルが登場しています。しかし、男性が好きになるのは、モデルのようなスリムな体型の女性ばかりではありませんよね。女性の魅力って、もっと別なところにあるものなのです。
スリムであることよりも、「女性らしい体型」であることが大事
一般的に男性は、確かにモデルのような体型の女性に惹かれます。しかし、それはあくまで写真や広告、テレビなどの世界の話です。ニフティなんでも調査団が実施した「ダイエットに関するランキング」(http://chosa.nifty.com/diet/chosa_report_A20120615/9/)では、「普通が一番」が47%、「少しくらい太っていてもよい」が36%となりました。多くの男性が、モデルのようなスリムな体型の女性が好みではないことがわかります。このような意見の背景にあるのが、「女性らしい体型」というキーワードです。女性独特の魅力を感じる体つきは、男性にはない柔らかな曲線、ほどよい肉づきがあるのは、むしろいいことなのです。
「凛とした正しい姿勢」で颯爽と歩く方が魅力的
魅力的な女性の条件として、スリムであることは重要なポイントではありません。あるテレビ番組では、元ミスユニバース日本代表の宮崎京氏が、フランスの過度に痩せたモデルの雇用主やエージェントに罰金を科すなどの処罰を下す法案についてふれ、「痩せている=美人」は違うと主張していました。宮崎京氏のブログ(http://ameblo.jp/miyakoibg/)をみてみると、ミスユニバースの後進の指導をしながら、ご自身では、舞台女優、ウォーキングインストラクターとして健康的な美を追求されているようです。
舞台女優でもウォーキングインストラクターでも、重要なのは背筋を伸ばして、凛とした正しい姿勢で颯爽と歩く。そのようにすれば、そのようにして正しい姿勢で颯爽を歩けば、血行がよくなり、基礎代謝もあがり、結果として健康的に痩せやすい体質に変化していくようです。
ダイエットの前に、まず「正しい姿勢」を身につけよう
モデルになる女性も、最初に身につけるのは「正しい姿勢」です。なぜなら、正しい姿勢をしていれば、どのような服でも魅力的に着こなすことができるからです。また、正しい姿勢をすることで、スタイルがよく見えるのです。
正しい姿勢になるポイントは、頭が上に引っ張られているイメージで背筋を伸ばして、頭を後ろに引き、顎はたまご一個分の角度をつけて、胸を前に出します。そして肩を自然と下げてみましょう。
姿勢を良くして横から写真をとってみるとわかりますが、胸が大きく見えて、ウエストのクビレができて、お尻もキレイに上がるそうです。さらに頭が後ろに下がりますから、写真を撮った時に「小顔」になります。ダイエットに励む前に、まずはウエディングドレスの着こなしの基本となる「正しい姿勢」を身につけましょう。それはきっと、結婚後もあなたに幸せをもたらすはずです。