男性から女性へ愛の証として贈られる婚約リング。その婚約リングは、結婚後もつける機会があるということはご存知ですか?結婚記念日の外食、お子さんの入学式や卒業式、友人の結婚式など、実は意外と多いものなのです。女性に贈られた後、婚約リングは二人の絆を示す永遠の証へとなります。ですから、様々な人生の節目に婚約リングをつけるのです。
しかし、婚約リングを選ぶ時は、そのようなことを想定しているでしょうか?
今の女性にとってかわいい、似合うという観点しかないのではないでしょうか?
もちろん、将来女性がどのような女性になっていくのか、未来はわかりません。でも、いいサンプルがあることに気がつきませんか?それは、女性のお母様です。20年、30年後は、女性はお母さんの面影をもっていると考えるのは、非常に自然なことです。親子ってそんなもんですよね。
そうすると、一生モノである婚約リングは、どのようなデザインを選ぶべきかということがわかります。お母様がつけた時のことを想定してみればいいのです。そうした時に、似合うかどうかも、実は大切な視点です。
その時に体型もチェックしておきましょう。ふくよかなお母様であれば、スリムな女性も、将来はふっくらとするかもしれません。そうすると、リングのサイズも変わるかもしれないのです。
そのようなことも考えて、婚約リングを選びましょう。
リングのサイズを直すには、リングの後ろの部分を切って、大きくする場合はプラチナや金を足してつなぎ目をロー付けします。逆に小さくする場合は、それだけプラチナや金を切って、同じようにロー付けします。
しかし、このようなサイズ直しがむずかしいデザインのリングもあります。メレ付やパヴェタイプのリングは、サイズ直しをする際に微妙に変形してしまうことで、デザイン部分のメレダイヤを留めている爪などがずれて石が落ちやすくなります。ですから、サイズ直しをする際には、このようなメレ落ちがないように、石どめ部分のチェックをすることが必要になります。
今では、婚約時の指のサイズ通りにオーダーされるケースも多いようですが、サイズ直しなどのリペアはできるのか、メーカーやショップの方に確認しておきましょう。なぜって女性から聞かれたら、「一生ものだから」ということを説明しましょう。きちんと説明を受ければ、きっと納得してくれるはずですよ。