結婚したくない男性の言い分

結婚したくない男性が増えているっていうのはもう今更もいいところの話題ですね。筆者の周りを見渡す限り、結婚したくない男性達の増殖、それにともなってはからずも一生お独り様!?とおののく女性も依然増殖中、のようです。

  • 結婚に踏み切れない彼氏との今後に悩む女性。
  • お互い好きなはずなのに二人の未来の話はタブーのようなおかしな関係。
  • 子供を産むには何歳まで?
  • 急に結婚の話を切り出したらめんどうくさいオンナだと思われちゃう?

そんな話題でもちきりです。概して、具体的に結婚話をズバッと彼に切り出せないのはなぜか自立している女性、というケースが多いという印象です(あくまで筆者統計です)。そういう自立女性達は「めんどうくさいオンナ」になるのを極端に恐れているので、必要以上にサバサバと装ってしまいますが、その演技ゆえいつしか疲れが溜まっていってしまうようです。
最終的にその疲れに耐えられず別れるという例も多数見てきました。

ちょっと前までは筆者も彼女達の相談を聞きながら「付き合ってるのに結婚話をしないなんて無責任極まりない男達はどうゆうつもり?!」と一緒に憤慨していましたが・・・。最近男性側の意見も色々聞く機会があり、少し考えが変わってきました。

むしろ充実した彼女の人生を大きく変化させてしまうのではないか、自由やチャンスを奪ってしまうかもしれない、自立している彼女にとって家庭は合わないかもしれない、と責任感が強いからこそ慎重になって言い出せないそんな男性達も結構いるようです。男性も恐れているようなんですよ、色々と。
いずれにせよ、男性側からも女性側からも「結婚」が随分重い課題になりすぎているような気がします。

結婚自体は変化をうまない

そんな、未婚の男性・女性達に、筆者から提言したいことが2つあります。1つめは、「結婚自体はそんなに大きな変化をうまない」ということ。
長いこと同じような悩みを持っていながら、ひょんなことで結婚した筆者の経験談ですが、結婚で何か大きな変化がすぐさま訪れることはありません。極端に自由がなくなるようなことも、仕事や友達が急激に変わるなんてこともありません。 それはただの杞憂です。
だったら結婚しなくてもいいじゃない、というのは言いっこなし。それを言ってしまう人は本当に結婚したくない人ですね。 してもいいけど、なんだか色々変わってしまうのが怖い・・・。と思ってる人達。恐れるなかれ!

分担していこう

2つめは、「分担していこう」というプロポーズ。どうでしょう?
人間にいつかは訪れるいろいろな問題、それを誰かと分担して生きていく体制をつくるのが結婚の一つの意味合いでもあると思います。結婚していようがいまいが、日々の中には大きな変化や問題が常にあります。
今は元気で一人で解決できる問題、後回しにできる問題もありますが、間違いなく男性も女性も等しく年をとっていくわけで、やがて難題が目の前にやってくる可能性も、男性にも女性にも等しく訪れると言って過言ではありません。
中でも急に隙間風のようにやってくる「寂しさ」っていうのはとりわけ厄介な問題じゃないかと思われます。そんな隙間風吹かない、というのは言いっこなし。繰り返しますが、それを言ってしまう人は本当に結婚したくない人なわけで・・・。
一緒にいれば手伝えることもたくさんある。一人では重い荷物も二人で運べば楽になります。そういう風に考えたら気が楽になりませんか?気楽に、と言えば無責任な響きになってしまいますが、怖い、重いではなく、楽になるために一緒に、と思ったっていいと思うのです。
「一人だと疲れちゃいそうだから分担しようよ」それこそ人生を分け合っていく・・・。素敵なことだと思います。 最後に。悩んでる方、踏み出せない方、プロポーズはどちらからだっていいんです!すこーし気を楽にして・・・「分担しよう」って言ってみませんか。