直接会ってするべきとされてきた結婚(入籍)報告ですが、早めに知らせられるということ、遠方の友人に宛てて、結婚休暇やメールアドレス変更の連絡を兼ねて職場や取引先など仕事関係の人宛にメールをすることも多くなっています。また、結婚式に招待する場合に招待状を送る前にメールで出席を打診することも多いでしょう。今回は結婚(入籍)報告のメールを受け取ったときにする返信をご紹介します。
結婚報告メールへの返信、結婚お祝いメールのポイントと文例
結婚報告メールへの返信のポイント
結婚(入籍)の報告のメールを受け取ったらなるべく早く返信します。ビジネス上の結婚報告メールの場合は送信先を確認し、一斉送信でメールが送られている場合には返信が必要ないケースもあります。ビジネスメールでも、個別にメールが送られているときはきちんと返信しましょう。
本文は、直筆で書く招待状の返信と異なり句読点は打ってかまいません。忌み言葉が含まれていないかには注意しましょう。
件名は「ご結婚おめでとうございます」や「結婚おめでとう」など。
結婚のお祝いと、姓や住所などアドレス帳の変更願いがあれば「姓とメールアドレスの変更の件、了解しました。」などと了解の旨、受け取ったメールに結婚式や二次会への出席のお願いが書かれていたら、それに対するメッセージも書き添えます。
結婚式の正式な招待(招待状送付)前にメールで出席を打診されることもありますので、その場合には出席するのか残念ながら欠席するのか返事をします。
入籍のみの場合、身内のみで結婚式が済んでいる場合などで別途結婚のお祝いを贈る場合は、「本日、心ばかりのお祝いの品をお送りしました。お気に召していただけましたら幸いです。」や、「ささやかですが、結婚のお祝いとして○○を贈らせていただきます。気に入ってもらえたら嬉しいです。」などと書き添えます。
一般的な文例
○○様(さん)
この度はご結婚おめでとうございます。
お二人の末永い健康とご多幸を祈っています。
(お二人の末永いご多幸をお祈り申し上げます。)
(自分の名前)
○○様(さん)
ご結婚おめでとうございます。
お二人の更なるご活躍をお祈り申し上げます。
末永くお幸せに!
(自分の名前)
○○さん(ちゃん)
結婚おめでとう!
幸せいっぱいの家庭を築いてね。
落ち着いたらみんなでお祝いさせてね。
(自分の名前)
結婚式や二次会への招待が書かれていた時の返信
出席する場合
○○様(さん)
ご結婚おめでとうございます!
また披露宴にお招きいただきありがとうございます。
当日を楽しみにしています。
(自分の名前)
○○様(さん)
ご結婚おめでとうございます。
喜んで出席させていただきます。
結婚式まで忙しいと思いますが体に気をつけてくださいね。
何か手伝えることがあればいつでも言ってください。
○○さんの晴れ姿楽しみにしています。
(自分の名前)
○○ちゃん 結婚本当におめでとう!
△△という名字になったんだね。
二次会の招待もありがとう!
ぜひ出席させていただきます。
(自分の名前)
欠席する場合
○○さん
ご結婚おめでとうございます。
また披露宴にお招きいただきありがとうございます。
ぜひ出席したいところなのですが、残念ながら都合により出席はご辞退させていただきます。
せっかくお招きいただきながら失礼とは存じますが、陰ながらお二人のお幸せをお祈りしております。
(自分の名前)
○○様
ご結婚本当におめでとうございます。
結婚式にお招きありがとうございます。
あいにく当日は親戚の結婚式があるため出席することができません。
お二人の晴れ姿を見られなくて残念です。改めてお祝いさせてくださいね。
末永いお幸せをお祈りいたします。
(自分の名前)