海外挙式の大きな特徴のひとつがリーガルウェディング。いつかは海外で式を挙げたい思っている人も、ハネムーン先で二人だけの挙式を考えているカップルもその仕組みをチェックしておきましょう。
海外挙式希望なら知っておきたい、リーガルウェディングの人気の理由
リーガルウェディングとは
「合法な・法的」を意味するリーガル(legal)という言葉が付くとおり、リーガルウェディングは現地の法で定められた結婚式のスタイルです。日本国籍を持つ二人が海外で婚姻証明書を取得し、日本に帰国後に役所で入籍の際に提出することでその国の方式で結婚したことが日本の戸籍に「○○国方式により婚姻」と記載されます。式を挙げた国で即入籍できるわけではありませんが、日本戸籍に記される入籍日は海外挙式日となります。海外で挙式するにあたって、リーガルウェディングは必ずしなければいけないものではありませんが、日本の戸籍に記録が残るというのが人気の理由です。
外国で婚姻証明書を取得する手順やルールは国や地域により異なりますが、宗教式の場合はそれぞれの宗教の司祭権を持つ聖職者、無宗教式の場合は評議員・市議会議員やマリッジコミッショナーといった司祭を立てて正式な手続きに則って式を進めます。基本的に宗教式は教会や寺社、無宗教式は市庁舎などで挙げることが多いですが、希望の場所へ出張してくれる場合もあります。
リーガルウェディングに人気の国
1. ハワイ(アメリカ合衆国)
旅行先として定番人気のハワイは海外ウェディングの場としても多くのカップルが訪れています。美しいビーチと青い空、明るい人々と魅力がたっぷり。クラシックで荘厳な挙式から、アットホームなチャペルまで多くの挙式会場の中から二人にぴったりの場所を選べるのも特長です。
2. バリ島(インドネシア共和国)
アジアのリゾート地・バリ島は神々が宿る島とも言われる神秘的なスポット。バリニーズスタイルの挙式はエキゾチックで一生の思い出になること間違いなしです。日本から近く、時差が1時間しかないため忙しい二人にもおすすめです。
3. モルディブ共和国
息を呑むようなエメラルドグリーンの海が広がるモルディブは挙式以外にもマリンスポーツを楽しんだり海に囲まれたヴィラでのんびりしたりと贅沢な過ごし方が楽しめます。まるで映画のような風景がドラマチックな一日を約束してくれます。
誰もが一度は憧れる海外挙式。芸能人やスポーツ選手などの有名人がするものというイメージもありますが、新婚旅行を兼ねることで意外とリーズナブルに抑えることもでき大人気です。ずっと残る戸籍にも海外挙式の思い出が記されるリーガルウェディングを選ぶカップルが増えてきているのも納得ですね。