結婚情報誌やウェディングドレスショップのカタログを見ていると、ネックレスをつけていない写真が多くなっているような気がしませんか？ウェディングドレスにはネックレスとイヤリングを合わせるのが当たり前という考えはだんだん変わってきているようです。

ノーネックレスの魅力

ネックレスをつけないウェディングドレススタイルはなんといってもその大人っぽい雰囲気が魅力です。国際的な映画賞やパーティーに集まる海外セレブは毎回ゴージャスな新作ドレスに身を包んでいますが、よく見るとネックレスをしていない人もかなり多くいます。結婚式のように豪華に着飾る場ではアクセサリーを全てつけなくてはいけないように思ってしまいがちですが、あえて装飾を削るのもおしゃれです。

ドレスを選んでいるときらびやかな世界にうっとりしますが、ドレスを着てアクセサリーをつけてヘアセットをしてティアラを載せて……とできあがってみるとなんだかいつもの自分とかけ離れすぎていてしっくりこないと考える女性も少なくないようです。それはあれもこれもと欲張りすぎているからかもしれません。思い切ってネックレスをしないことでしっくりとまとまることもあります。

ノーネックレスが似合うドレス

（写真提供：名古屋東急ホテル　http://pridal.jp/hotels/nagoya_tokyu/）

凛とした印象のノーネックレスは花嫁の美しいデコルテを引き立てますが、シンプルなビスチェタイプで胸元に飾りがないドレスの場合は少し物足りない印象を与えてしまうこともあります。特に痩せ型の花嫁がノーネックレスにしたい場合は胸元が立体的なデザインになっているドレスを選びましょう。また、キラキラとしたストーンやパールなどの装飾があるデザインが施されているドレスならばネックレスをしなくても花嫁らしい品と華やかさをアピールできます。ウェディングドレスをノーネックレスにしたのならカラードレスではラグジュアリーなネックレスを、といった変化をつけるのもおすすめです。

寂しい印象にならないコツ

（写真提供：名古屋東急ホテル　http://pridal.jp/hotels/nagoya_tokyu/）

ネックレスなしのウェディングスタイルをおしゃれに見せるためにはいくつかのポイントがあります。ゲストに「なんだか首元が寂しいな」「ネックレスを付け忘れたのかな？」と思われてしまわないようコツを意識しましょう。ヘアスタイルをダウンにする、またはふわふわとボリュームのあるアップにすると豪華な雰囲気になります。すっきりとまとめたアップヘアの場合は大ぶりのイヤリングを合わせることで顔周りが華やかになります。

（写真提供：横浜ロイヤルパークホテル　http://pridal.jp/hotels/yokohama_royal_park/）

ノーネックレスは引き算の着こなしを知っている大人だからこそ素敵にきまるスタイルです。首元だけを見るとアクセサリーがないことで寂しく思えてしまうかもしれませんが、全身やバストアップをトータルで見てバランスのいいコーディネートをしましょう。もちろんネックレスがないぶんデコルテが目立ちやすくなるため、お肌の手入れを欠かさないことも大切です。