東京都目黒区にある結婚式場「目黒雅叙園」は1931年に開業した老舗の総合結婚式場。絢爛豪華な建築物や風情ある日本庭園など、格式高い豪華さは国内トップレベル。まさに花嫁の憧れです。親子3代にわたって結婚式を挙げる方もいるという目黒雅叙園。その人気の秘密に迫ります。

老舗と言われるには理由がある！目黒雅叙園の歴史

滝と庭園

目黒雅叙園は昭和3年に本格的な北京料理と日本料理を味わえる料亭として歴史をスタート。当時の著名な芸術家と大工の高度な伝統技術が融合した素晴らしい建物は、東京都指定有形文化財に指定されるなど、日本の伝統美を引き継ぎ、その歴史を紡いできました。今では国内有数の老舗結婚式場として名を馳せています。また、豪華な佇まいから「昭和の竜宮城」と讃えられた目黒雅叙園には「日本初」がいくつもあることでも有名なんです。

金額を明記した献立表

今ではメニューに金額が表記されているのは当たり前ですが、目黒雅叙園が開業した頃は、料亭と言えば上流階級だけが楽しめる場所で、今あるものだけをさらりと示す「お品書き」が一般的でした。しかし“誰もが家族連れで気軽に訪れる事ができる場所”として庶民にも来てもらいたいと考えた創業者は、品書きに細かく料金を記載しひと目で値段が分かるようにしたのです。これで料亭の敷居がぐっと下がり、目黒雅叙園は多くの人に親しまれる大ヒットとなりました。

日本初の総合結婚式場

日本初として有名なのは結婚式場の総合化です。園内に出雲大社から御霊（みたま）を迎えた神殿を造り、挙式ができるようにし、料理はもちろん、着物やかつら、モーニングなどを取り揃える貸衣裳、写真スタジオや美容室までを設けて、一貫して結婚式ができるシステムを整えました。当時はひとつの場所で準備から式までを行える式場がなかった事から、時代の最先端をいく目黒雅叙園で結婚式をする事に憧れたカップルも多かったそう。

中華の回転テーブル

披露宴で、お客様が料理を取りにくそうにしているのを見かねて誕生したのが、中国料理で使う回転テーブルだとか。今や中国料理と切っても切れない回る円卓は、目黒雅叙園がはじまりだったんですね。

創業88周年を記念したブライダルプランがスタート

そんな格式と伝統ある目黒雅叙園でぜひ結婚式を挙げたい！そんな新郎新婦におすすめのプランが登場しました。創業88周年という末広がりな年を記念したプランは、日にちや予算によって選べる料金設定もある充実の内容が魅力。ぜひチェックしてください。

『ブライダルスペシャルプラン　【結〜MUSUBI〜】』

• 基本料金(40名様) 880,000円　（日にちによってお得なプライスもあり）
• 一名様追加　16,000円

【プランに含まれるもの】
・料理 ・飲物・席次表 ・メニュー ・席札 ・芳名帳 ・控室料 ・基本音響設備使用料 ・司会者 ・オペレーター ・サウンドアート ・テーブルコーディネート・写真撮影・サービス料

【共通特典】
・新郎新婦お色直し衣裳レンタル 30%OFF
・列席留袖 50%OFF(カタロク商品除く)
・トライアルエステ1回プレゼント(挙式1カ月前までのご利用)
・ブライダルエステ10%OFF

小説や映画のモデルにもなった歴史的なロケーションはフォトウェディングにおすすめ

招きの大門

“文雅叙情”（一日いても飽くことのない）という考えが社名の由来という目黒雅叙園。そんな目黒雅叙園の門をくぐれば、絢爛豪華な夢幻の目黒雅叙園ワールドが広がっています。多くの芸術家たちによって創られた壁画や天井、彫刻等がちりばめられた園内は伝統的でありながらモダンな雰囲気を感じる特別な空間。その魅力に数々の著名人も魅了され、太宰治は小説「佳日」の舞台にしたそうです。そんな歴史ある建築物や美しい庭園はどこをとってもフォトジェニックなのでウェディング撮影にもぴったり。老舗の風格のある伝統美は和装でも洋装でも美しく引き立ててくれます。

老舗には老舗ならではの伝統とおもてなしの技があります。敷居が高くてなかなか訪れる勇気がないかもしれませんが、プランを利用すれば良いとこ取りで楽しめます。この機会にぜひ利用してみてはいかがでしょうか。