会場選びのスタートであるブライダルフェアは、非日常感のあふれる会場の雰囲気に気分が高揚して楽しい一方で、多くの人がまだ何を質問したり確認すればいいのかわからない段階ですね。しかし、会場見学や模擬挙式、衣装の試着などとともに試食もできるブライダルフェアでは、この時点で大雑把な見積もりを出してくれます。ただ、これは基本(最低)料金であることが多く「意外とコストがかからない」印象を受けます。
さてゲストが楽しみにしているお料理は会場選びの重要なポイントですが、料理やドリンクこそ費用がかさんでいきやすい最大の悩み所でもあります。「基本料金には何が含まれるのか」「オプション料金はどこからか」、披露宴の料理の味や盛り付けなどはもちろん、予算を考えながらブライダルフェアの試食会でなるべく具体的にイメージをしていくのが肝心。ここでは料理を中心にしてチェックするポイントをご紹介します。
料理のランクやグレードによる差を知ろう
ブライダルフェアの試食会では、披露宴のコース料理の一部やミニコースを試食することができます。味やボリューム、品数はもちろん、ブライダルフェアでとくに、披露宴のお料理の「グレード(ランク)」をチェックしましょう。披露宴の料理にはいくつかのグレード(ランク)があり、予算によって品数やメニューが決まります。例えば仮に、ランクが高い方からAコース、Bコース、Cコースがあるとすると、ブライダルフェアの試食会では、会場側は最も自信のある料理Aコース=グレードの高いメニューを出すことが多いでしょう。とくにメインの料理は披露宴のゲストの満足度を左右する大事なポイントです。ブライダルフェアや試食会で試食できるメインディッシュがどのグレードなのか、グレードを変えるとどう異なってくるか、はしっかり確認して比較したいところ。スタッフに確認すべき重要なポイントです。たとえばAコースを選ばなくても基本はBコースでメイン料理だけをAコースのものに変えるなどというアレンジも可能かもしれません。試食会の料理に惹かれて会場を選んだのに予算に合わせて選んだコースの料理はまったく違うものだったということがないように、入念に計画しましょう。
ゲストにとっても予算の面でも重要なドリンク
料理と同じように披露宴のドリンクは、大きく分けて「人数×フリードリンク」と「飲んだ分だけ料金がかかる」計算方法があります。「フリードリンク」の中でも「ソフトドリンク+ビール」や「すべてのドリンクがフリー」など、基本のドリンクメニューにオプションで追加する場合と対象ドリンクがすべてフリードリンクの場合があります。ドリンクについてもどのようなグレードでどのような種類があるのかを確認しておきましょう。ドリンクの料金の相場は3000円~5000円/人ですが、ゲストにアルコールを飲む人が多いかどうかや地域によっても変わってきます。
また、案外予算がかかるのが乾杯用のドリンクとウェルカムドリンクです。「ゲストの人数分のウェルカムドリンク+乾杯用ドリンク+フリードリンク」と「ゲスト一人が飲む杯数の目安×人数」の両方でどのくらい料金が異なるのかチェックしてみましょう。
プログラムの演出にもかかわるデザート
披露宴の料理のコースにはデザートが含まれていますが、ケーキカットをする場合やオリジナルのホールケーキに変更する場合、デザートブッフェを追加する場合などは料金がどのくらいになるのか、希望の演出があれば予算にかなっているかどうかを確認するためにも複数のバージョンの見積もりを出してもらいましょう。
ブライダルフェアに参加した時にきちんとチェックしておきたいポイントをまとめました。
フェアで要チェック!
- 試食した料理はどのランクのメニューなのか?
- 料理にはどんなグレードあるのか、ランクによって何が違うのか?
- ドリンクメニューはどのようなグレードがあるか?メニューの内容はどのように違うのか?
- ウェルカムドリンクや乾杯用のドリンクのメニューと料金は?
- 何が基本プランのデザートで何がオプションのデザートか?
おすすめブライダルフェア案内
さて週末やゴールデンウィークには各ホテルでブライダルフェアが行われます。メニューの内容、会場の雰囲気やプランナーの対応をみるためにも足を運んでみてはいかがでしょうか。
ホテル椿山荘東京 ブライダルフェア
京王プラザホテル ブライダルフェア
http://www.keioplaza.co.jp/ (外部リンク) 「5組限定!【ホテルスイーツ付相談会】」や「【開業45周年記念★新Wメニュー無料試食フェア♪】」など。
住所:〒160-8330 東京都新宿区西新宿2-2-1
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高輪貴賓館 ウェディングフェア