いよいよ結婚式が迫ってきた花嫁さん、ネイルの準備もしていますか?結婚式の直前は何かと忙しいものですが、指先までケアを忘れずに。挙式前日に慌てないように、どのようなネイルにするか、あらかじめ決めておきましょう。
指先まできれいに ブライダルネイルのポイント
1. ネイルの種類と特徴
ネイルは大きく4種類に分けられ、それぞれにメリット・デメリットがあります。あなたにふさわしいのはどのブライダルネイルか、特徴をチェックしましょう。
ジェルネイル
現在、ブライダルネイルの定番なのがジェルネイルです。自爪にジェルを塗り、UVライトなどで紫外線を当てて硬化させる方法です。アート性の高いデザインが可能で、ツヤが出て1ヶ月程度長持ちします。挙式の5日前~前日に施術するといいでしょう。ネイルのオンにもオフにもなかなかの時間がかかり、どちらもネイルサロンで施術してもらうのが一般的。挙式直後にネイルを落とす必要のある方や爪の弱い方は向いていません。
マニキュア
自爪にネイルポリッシュを塗る方法です。他のネイル方法よりも安価で、オフは除光液で手軽にできます。乾くまでに時間がかかり、ネイルが剥げやすいのがデメリットです。挙式の2日前~前日に施術しましょう。
付け爪
あらかじめデザインされたネイルチップをテープや接着剤で自爪に貼り付けます。お色直しのときに別のネイルチップに取り換えることが可能です。取れやすいのがデメリットで、グローブの着脱時に剥がれる可能性があります。付け爪は結婚式の直前に付けましょう。記念に残せるようにネイルチップをオーダーする場合は、完成までに時間がかかるので、挙式1ヶ月前までに注文しましょう。
スカルプチュア
自爪にアクリル樹脂やジェルなどを盛り、人工的な爪を作る方法です。デザイン性に優れ、外れる心配がありません。爪が補強できますが、衝撃で折れることもあります。長さを出しやすいのがスカルプチュアの特長ですが、長くしすぎると、日常生活で不便を感じることもあるでしょう。オンオフはネイルサロンでの施術になり、時間がかかります。挙式の5日前~前日に施術するといいでしょう。
2. ブライダルネイルを決めるポイント
ブライダルネイルは普段のネイルと違い、自分が好むカラーやデザインだけでは決められません。ブライダルネイルを選ぶポイントを紹介します。
カラーの選び方
ブライダルネイルはホワイト系やベージュ系、クリア系、ピンク系が人気です。上品でエレガントに仕上げましょう。色味を付けたい場合は、カラードレスや和装の色に合わせるのがおすすめです。
デザインの選び方
デザインはウェディングドレスやカラードレスに合わせて選びます。衣裳の写真をネイリストに見せると、雰囲気が伝わりやすく衣裳に合わせたネイルを提案してくれるはずです。
和装の場合は?
格式高く、上品で優雅な雰囲気を醸し出せるのが和装です。
神聖で汚れのない、純粋さを表す白無垢の場合は、ネイルでも白以外の色を入れない方がいいでしょう。アクセントを入れたい方は、少しだけ赤をアクセントに入れて上品に仕上げるといいですよ。
あでやかな色打掛の場合は、オシャレで華やかなデザインのネイルでも構いません。縁起が良いとされる桜・梅・牡丹などを取り入れるのもおすすめです。
ネイルで失敗しないためのポイント
本番のネイルで失敗しないために、次のようなポイントに気をつけましょう。
ゲストの職業や年齢を考慮してネイルを決めるのもひとつの方法です。年配の方や固いイメージの職場の方が多い場合は、シンプルで清楚なネイルが好まれます。逆にカジュアルな雰囲気の職場の方が多い場合は、3Dネイルなどオシャレでセンスの良いデザインもいいでしょう。
結婚式や披露宴とは別の日に、前撮り撮影を行うカップルは、その際に本番と同じネイルを試すと安心です。写真に残せるだけではなく、本番に向けてカラーやデザインが確認できます。特に初めてネイルをする方は、ネイルの剥げやすさや施術時間、ネイルサロンの対応が良いかどうかチェックできるでしょう。