結婚式での誓いのキスは、今や定番中の定番。人前でキスをする文化がほとんどない日本人にとっては人前で堂々とキスできる唯一の機会かもしれませんね。ドラマや映画にあるようなきれいなキスができるかどうか不安な方に、きれいに見せるコツをご紹介します。反対に、キスをしているところを見られるのは恥ずかしいと思う方にも、誓いのキスに代わる結婚式の演出をご提案します。
結婚式の誓いのキス きれいに見せる方法とキスしたくない場合の対処法
誓いのキスを美しく見せる方法
招待客全員の視線が集中する上に、写真に残る。だからこそ誓いのキスの写真は美しく見せたいと思うのは自然なことです。でも人生で最も輝かしい結婚式という舞台は、想像以上に緊張するものです。きれいなキスをするために、本番前に打ち合わせと練習をしておきましょう。「どちらの方向に首をかしげるか」などを話し合って、鏡で見たり撮影したりして練習することをおすすめします。
コツは、普段のリラックスしている時のキスを思い出しながらキスをすること。肩の力を抜いて、首を少しかしげて軽くあごをあげ、お互いの唇が吸い寄せられるように、首を伸ばしてパートナーに寄っていくと、まるで映画のワンシーンのようなきれいなキスになります。
Photo:Alejandra Quiroz
おすすめの「唇以外の場所」
結婚式の誓いのキスは、人前でのキスに抵抗のない欧米の人達の結婚式の習わしをそのまま引き継いでしまったために、日本でも流行するようになったという見方もあります。ただ、他人の前でキスをする文化がない日本において、親族の前でキスをしているところを見られたくない、純粋に恥ずかしなどの理由で、誓いのキスに抵抗を感じる方も多いようです。
その場合は、唇以外の場所にキスをするのはいかがでしょうか。例えば、新郎から新婦に、おでこ、頬といった顔の一部のほか、新郎がひざまずいて新婦の手の甲に口づけするなどの粋な演出も盛り上がりそうです。
どうしてもキスをしたくない場合は・・・
神前式、仏式の挙式を行うのも一つの選択肢です。先述した通り、誓いのキスは欧米の習慣ですから、チャペルで行われる教会式ではなく、伝統的な日本の挙式なら誓いのキスはありません。パートナーと2人で話し合って納得のいく演出を探してみてはいかがでしょうか?