結婚を祝いに駆けつけてくれた友達や同僚などお互いの縁者が一堂に会する二次会。せっかく集まってくれたゲストが満足してくれる会になることが理想ですね。今回は、二人らしさを忘れずに、ゲスト目線で組み立てていく二次会のプログラムについて考えましょう。さらに、感動、サプライズ、一体感、とバラエティに富んだプログラムを種類別にご紹介します。
[二次会プログラム]涙も笑顔もサプライズもあり!二次会の計画とプログラム9選
二次会プログラムを組み立てる前に
二次会を開くことになったら、参加人数に合わせて会場の規模を決めましょう。同時に呼びたいメンバーを見ながら、どんな会にしたいのかを新郎新婦で考えましょう。幹事を立てていれば、その上で相談して内容を決めていくスタイルが最近は多いようです。
二次会のプログラムにはさまざまなものがあります。その中から自分たちらしいものを選び、参加人数や新郎新婦の雰囲気に合った内容にしていきます。
二次会の方向性としては大きく3つのタイプに分けられるでしょう。
- 新郎新婦がとことん主役のイベント盛りだくさんの会
- 全員で一緒に盛り上がる余興形式
- ゲスト同士が仲良くなれる交流会形式
こうしたタイプの中から自分たちに合った二次会のプログラムを組み立てていきます。せっかく新郎新婦両方の友人を集めて二次会を開くなら、趣味や特技などお互いの仲間のカラーを尊重した会にできるといいですね。
二次会プログラム選びの注意点!
二次会の会場や方向性が決まったら、プログラムの大まかな流れを組み立てていきましょう。二次会のプログラムを決めるために注意する点はこちらです。
- 遅刻など時間が押すこともあるので、歓談などを長めに取り、進行に余裕を持たせる
- ゲームや合唱など全員参加できる要素をいれる
- どちらか一方の少人数の友人の内輪受けにならない配慮をする
- 二次会から参加のゲストへの配慮をする
- 出場者の欠席などのトラブルに備えて代替案も用意する
なかでも、注意が必要な点は、二次会では、挙式、披露宴から二次会へ参加するゲストと、二次会からの参加のゲストでは温度差が違うところ。両者に気を使う、披露宴とは違ったプログラム作りが求められています。結婚式や披露宴で典型的に行われる演出やイベントも二次会に組み込みながら、ビンゴなどのゲーム性の高いもの、新郎新婦へのサプライズなども取り入れ、バランスよく組み立てましょう。出席したゲストが全員満足できるような配慮が必要になります。
さていよいよ、二次会でぜひとりいれたいおすすめプログラムの紹介です。涙、笑、驚(サプライズ)、に分類してご紹介しましょう。
<涙>みんなが泣ける演出のプログラム3つ
まずは、結婚式に出ていない人たちも感動で泣ける演出のあるプログラムを紹介します。
- 人前式…二人の門出を着ているゲストが祝い、結婚を証明する儀式
- 新郎新婦挨拶…少し改まった形で、感謝を述べると会全体が引き締まります
- ビデオ上映…ゲストができるだけまんべんなく登場するように配慮して作りましょう
こうしたプログラムで、披露宴に出ていない人も結婚をお祝いすることができますし、新郎新婦との結びつきも強くなるでしょう。
<笑>盛り上がること間違いなしのプログラム3つ
みんなで盛り上がれるプログラムを加えて音楽やダンス、ゲームなどで楽しめる会を目指しましょう。
- 友人による余興…新郎新婦それぞれ、ふざけすぎず盛り上がるものを
- パーティーゲーム…人気はやはりビンゴ、景品はできるだけ多くの人に当たるようにしましょう
- 全員参加のダンス …ノリのいい音楽でダンスをすると一体感が出て盛り上がります
全員が一堂に会してお祝いムードの中、一体感が感じられるプログラムは喜ばれます。ノリのいい音楽や、楽しい余興が会を盛り上げてくれるでしょう。
<驚>新郎新婦へサプライズのプログラム3つ
また、新郎新婦へのサプライズもゲストの達成感が高まるイベントになります。
- 歌のプレゼント…受付時に歌詞カードを配るなど準備をして。人気曲は「乾杯」「バタフライ」など
- ゲスト登場…恩師や会社の上司、またはマジシャン・DJなど!秘かに準備を進めるとサプライズに
- 新郎新婦への手紙…友人の手紙は定番ですが、親からの手紙はもらうことが少ないのでサプライズに
主催者が新郎新婦という場合でも、このサプライズの部分は幹事が仕切ります。新郎新婦には、あらかじめゲスト側からの余興があるなどと言って時間をもらっておくとよいようです。
おわりに
ここにご紹介したのは、イベントやゲームの一例です。それぞれが工夫しながら自分たちらしいプログラムを組み立てていくのが理想的。新郎新婦主催の場合、どこまでを自分たち決めるのか、あらかじめはっきりしておくとプログラム作りの段階で幹事ともめることもなくなります。
一方、サプライズなどは自分たちで用意するものではないので、当日お楽しみがあるかどうか幹事の腕のみせどころですね。全体の流れとしては、全員参加型の盛り上がりイベントを後半に持ってきて、その後に新郎新婦の挨拶でしめると感動もひとしおです。ぜひ試してみてください。